救急タクシー

　昨夕は時間がなくて、夕方の救急患者さんに点滴をして、後を頼んで帰った。
　今朝は痕跡もなかったので無事に帰ったはず。
　午後、とある患者さん“不調”と受診。
　自分では歩けないと、家族の方が住居のマンションに救急車を呼んで搬送されてきた。
　救急車の緊急性は何もなく、ただマンションの上から家族では運べないとの移送手段。家族の方、そんな年でもないし、他のやり方あるんじゃない。
　この話を聞いて、「寝台タクシーなんかもあるよ。」と言ったら、「予約と言われた。」と。でも、安易。
　やっぱり、救急車を有料にするしかなさそう。
　胸腔穿刺の処置があったので研修医にやらせてみる。胸腔穿刺は今までにも経験済み、今回は別の初めての方法だったけど、事前によく話しておいたら、まあ順調にできた。
　更に、鎖骨下静脈穿刺の予定もできそうだったが、患者さん、夫人が来たら食欲が出て中止。看護師さんからでは無理でも、夫人からなら食べてくれる。

※　ＴＶで、あの９．１１から６年と思い出した。でも、進歩してる？