「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【丹 沢】田代向からシダンゴ山、秦野峠、雨山峠、寄へ

2010-01-26 23:48:51 | ハイキング
               伊勢沢ノ頭から富士山と南アルプス

田代向バス停から宮地山、シダンゴ山、ダルマ沢ノ頭、秦野峠、伊勢沢ノ頭、檜岳、雨山、雨山峠、寄バス停と歩きました。朝早いうちは空気が澄んでクリアな展望が得られました。展望はシダンゴ山が一番ですが、富士山が一部しか見えないのが惜しいところ。伊勢沢ノ頭への登りでは木ノ間越しに丹沢湖の上に富士が見えていました。鹿よけフェンスがやたらと多く、登山道の両側を囲んでいるところもあります。

【日 程】2010年1月26日(火)日帰り
【山 域】丹沢
【山 名】宮地山、シダンゴ山、ダルマ沢ノ頭、伊勢沢ノ頭、檜岳、雨山
【メンバ】単独
【天 候】快晴
【コース】田代向バス停(7:30)→シダンゴ山(9:00)→伊勢沢ノ頭(12:00)→雨山峠(14:00)→寄バス停(16:00)
【参 考】新・分県登山ガイド13神奈川県の山、山と高原地図28丹沢

田代向バス停で下車して、中津川にかかる橋を渡り、道標に従って舗装道路をしばらく行き、案内図のある分岐から落ち葉の積もる山道に入り、少しの登りで宮地山に着く。植林帯とを分ける壊れかけのフェンスの境目に山頂の看板があるが、展望も無い平凡なところだ。宮地山から緩やかな道を行くと、秦野峠方面との分岐を示す道標がある。右へ木で階段状に整備された道を登って、シダンゴ山に着く。頂上一帯は低木が植えられて整備されたようで(ガイドブックによるとアセビが植林されている)、360°の展望が広がっている。塔ノ岳、蛭ヶ岳、鍋割山などの山々のほか、輝く海岸線に江ノ島も見えている。富士山はダルマ沢ノ頭の左に一部だけ姿を見せていた。

朝食を取りながら展望を楽しんだ後、分岐に戻って秦野峠方面に向かう。林道に出ると向かい側に長い梯子がかかっている。これを登り、さらに急登が続いてダルマ沢ノ頭(八郎丸との表示もある)で右に方向を変える。やがて高松山方面との分岐を「林道秦野峠方面」と表示された右へ下る。足元の悪い急下降をこなして舗装道路に下り着く。左へ少し行くと林道の分岐で竣工記念碑がある。「檜岳・雨山」を示す道標に従って再び山道に入る。やがて両側をフェンスで囲まれた狭い山道になったところで、向こうから男性が一人やって来る。体をよけないとすれ違えないくらいで、ハイカーの方が隔離されているみたいだ。やがて尾根の分岐となり、表示の無い左の尾根筋は日影山方面へのルートになるように思えた。道標が示す右に行くと秦野峠に着く。

秦野峠から登りがきつくなるが左手の木の間越しに富士山が見えてくる。やがて富士山の下に丹沢湖も見えてきた。途中からまたフェンスが出てきて、伊勢沢ノ頭も北側はフェンスで仕切られている。そのフェンス越しに富士山と南アルプスの展望があった(写真)。伊勢沢ノ頭からフェンスがどこまでも続くなだらかな道となる。檜岳の頂上にはベンチが多いが、どれも古びて朽ちかけている。檜岳からいったん下って登り返して行くと雨山の頂上に着くが、なだらかな一帯で標識がないとどこが頂上かわからないくらいだ。雨山峠への下りは左寄りに進むべきだったが、尾根筋がはっきりせず変なところに目印があるせいで、登山道からはずれかけて少し戻った。雨山峠からさらに鍋割山方面に行きたかったが、日が暮れてしまいそうなので寄沢沿いのコースを下って寄バス停に向かった。


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