「たぬきせんべい」の山ある記

ニフティの「山のフォーラム」が消滅したのでブログを始めてみました

【茨城県】岩瀬駅から加波山、筑波山

2010-01-06 23:54:18 | ハイキング
                きのこ山付近から加波山(左)、足尾山(右)

岩瀬駅から歩き始めて、雨引山、加波山、足尾山を越えて筑波山へ。筑波山ケーブルカーの最終に辛うじて間に合い、登山道で暗くならずに済みました。足尾山から下ったあとは、湯袋峠まで車道歩きとなりましたが、車はほとんど通りませんでした。湯袋峠からは直線的に女体山に達する道を取りましたが、部分的に藪っぽい荒れかけた道でした。

【日 程】2010年1月6日(水)日帰り
【山 域】筑波山周辺
【山 名】御嶽山、雨引山、燕山、加波山、足尾山、きのこ山、筑波山
【メンバ】単独
【天 候】快晴
【コース】岩瀬駅(8:00)→雨引山(9:00)→加波山(11:30)→きのこ山(14:00)→筑波山(16:30)

岩瀬駅の出口は北側だけで、東に少し歩いて踏み切りを渡る。所々に道標と「関東ふれあいの道」の大きな看板もある。御嶽山の頂上付近に神社があり、ベンチもあってここまではコースの整備が良い。雨引山に向かうと途中に採石場があり、右にいったんかなり下ってから登り返す。ここで別の方角から登ってきた人に出会った。無線中継所の大きな建物を過ぎて雨引山へ。頂上から下ってくる二人とすれ違う。雨引山頂上は南が開けていて筑波山がよく見える。頂上にもベンチなどがあるが、この先、燕山までの長い区間にベンチは無かった。アップダウンを何度も繰り返したのち、緩やかな長い登りから傾斜がだんだん強まり、階段の急登になって燕山頂上へ。燕山の次のピークにNHKの電波塔があり、その下の休憩舎で少し休んだ。

ここから車道を下って行くと自転車を引く若い男性が登って来た。加波山神社には「初詣」の幟が立ち並んでいるが、この日は誰もいなかった。お参りしてから岩のゴロゴロした道を登る。「たばこ神社」、「本宮」を過ぎて下って行くと、風車が見えてきた。一台の風車はすごい風切音を立てて回り、あと一台はまだ羽が付いていない。いったん車道に出て、そのまま車道を行っても一本杉峠に行けるが、道路を渡って山道に入った。整備中の風車に向かって鉄板が敷設されており、途中から右に行く山道がある。丸山のピークには登らず、右を巻いて一本杉峠に達する。再び車道に出るが、少し行くと左に山道があり、入口に「乗り入れ禁止、オフロードバイク、マウンテンバイク」の看板がある。すぐに車道に出ると再び「乗り入れ禁止」の看板のある山道に入る。こんどの山道は長く続き、足尾山の頂上に達した。足尾山の頂上には神社があり、靴などが備えてあった。

足尾山からの下りで道を間違えてしまう。東に伸びる尾根を下ってしまい、途中で右に筑波山の展望があって気がついた。ここのタイムロスは痛かった。戻って正しい道を下り、鳥居のあるところで車道に出た。車道を行くと、すぐにハンググライダーの飛行台がある。両側の展望が開けて強い風が通り抜けている。平日のせいか人っ子ひとりいない。車道歩きを避ける山道はないかと探してここでも時間をロスしたが、山道はなさそうだった。やむなく上曾峠まで車道を歩くが車は二台だけ、一台はハンググライダーを積んでいるようだった。きのこ山の近くで加波山と足尾山の展望の良いところがあり、真ん中に白い風車も見えていた(写真)。ちょっと山道に入り、休憩舎があるところにきのこ山を説明した看板がある。上曾峠で石岡・下館線と交差し、横断する舗装道路を行く。車止めがあって車は入れないが、廃棄物不法投棄禁止の看板があるところを見ると、投棄に手こずり車止めを作ったのだろうか?

湯袋峠近くで月岡・真壁線に出て、左に少し行くと山道がある。すぐに分岐があって右は沢沿いだが左の尾根に登る道を行く。道はいったん林道と交差する。林道の向かいに金属の梯子が設置されていて、これを登ってさらに山道を行くと再び林道に出る。この林道を右にしばらく歩くと左に木で階段状に整備された山道を見る。この道は以前はよく整備されていたようだが、いまはやや荒れかけている。途中に藪っぽいところもあって、山頂まであと900mのところでしっかりした山道と合流した。ここから100mごとに地面に小さな表示板を見る。女体山頂には男性が一人いただけ。ロープウエイは強風で運行中止、早々に下って、最終のケーブルカーに乗った。交差して登って来るケーブルカーに乗務員が乗っているのを見て、最後の乗務員はどうするのかな・・とへんなことを考えてしまった。


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