いつもの10名ほどのグループのうち4名で御前山に上りました。境橋から栃寄沢に沿った登山道を行くつもりでしたが、歩道崩壊でしばらく車道を歩きました。登山道に入ってから御前山まで広い範囲でカタクリが見られ、見頃と言えます。御前山の山頂付近は芽吹きが始まったばかりですが、低いところでは新緑も綺麗でした。
【日 程】2008年4月30日(水)日帰り
【地 域】奥多摩
【山 名】御前山、惣岳山、サス沢山
【メンバ】4名
【天 候】晴れ
【参 考】分県登山ガイド12東京都の山
【コース】境橋(9:30)→大滝(11:00)→御前山(13:00)→サス沢山(15:30)→奥多摩湖(16:30)
境橋バス停で下車してしばらく栃寄沢に沿った車道を行く。30分ほど歩いて入るつもりだった山道は崩壊のために通行止めになっていた。そのため長い車道歩きとなったが道端にもスミレや二輪草が見られ、栃寄森の家あたりから桃の花などが咲いていて楽しめた。登山道をひとつ見送って、栃寄ノ大滝を下に見るとすぐにトイレや休憩舎のある所に着く。ここから沢沿いに行く道も崩壊のために通行止めになっていた。車道の右手に付けられた登山道に入る。スミレや二輪草のほかネコノメソウ、ハシリドコロが多く、アズマイチゲも見られた。やがて同行者からの「カタクリ一号」という声。登るにつれてポツポツと見つかる。
湧水の広場で休憩。少し下ったところに湧き水があるが水質はちょっと?だった。今回は持ってきた果物が多いので休憩回数も多く取り、休憩時間も長く取るのでコースタイムはかなりオーバーするようだ。カタクリはだんだん増えて群落になっているところもあり、逆に新緑はどんどん薄くなる。カタクリを見ているうちに避難小屋を過ぎて頂上へ。頂上はまだ冬枯れに近い状態だった。連休の谷間であまり人は多くなく、ベンチも確保でき、ビールで乾杯し、お湯を沸かして味噌汁、スープにおにぎり、コーヒーやウイスキーも頂いてあっという間に1時間もたってしまった。
下りは惣岳山、サス沢山を経由した。下り始めもカタクリは見られたが、登りよりは少なく、下るにつれ新緑が戻ってくる。下りついた奥多摩湖は時間も遅かったせいか閑散としていた。奥多摩湖の資料館も水曜日は開いてなかった。
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