たかはしけいのにっき

理系研究者の日記。

STILL ECHO

2010-05-26 02:01:50 | Weblog
 技術を使っている限り、装置の不具合はつきものだ。そういうときは、専門家の意見を頼ることになるわけですが、やっぱりある程度、知識や自分で判断できる力が必要なんだと思う。

 不具合は、ちょっとしたことで、起きてしまう。
 マニュアル通りに電源を切ろうとしたけど、ひとつだけ、テキストと違うエラーが出てきて、それに対応すると、実は、もうすでに、いくつかの手順をスキップしていて、それに気がつかず、強制終了。それからというもの、電源を入れるたんびに、初期設定をしなきゃいけなくなったり、時間的制約がかかるようになってしまったり、とか。
 ほんのちょっとした判断ミスなだけで、もう、凄まじく便利だった、あの季節(とき)には戻れない、知ってるけど。

 んじゃ、せっかくだし、新製品も出てるっぽいし、買いかえるか。
 こう、言葉にすれば終わる。わかってたはずなのに、ちょっとだけ、罪悪感が残る。80%くらいの気持ちで買いかえを決めると、具合の悪かった機械は、さらに機嫌を損ねる。この電子機器にも、感情があるのか?、っと、こんな気分になったことある人は、おそらく俺だけではないと思う。

 なんだって、投げ出してしまえば、大したことは無い。布団にくるまって、何もなかったかのように、自分の安全を確認すれば、別に、そこまでのことではない。だけど、朝起きると、哀しき自由、に、心を動かされたり。
 新しいモノがやってきて、そして、それのまた新しいモノがやってきて、どれくらい巡り合えば、この痛みは、もう過去(むかし)にしてくれるの?

 感情が無さそうな物品でも、こんな風に一人相撲してしまうんだったら、、赤く輝くとしても。。

 (なにげ、CHEMISTRYは初。
 この曲、何かタイアップついてると思ってたけど、なんもない、ただのアルバム曲なのね。2ndアルバムに入ってます。割と、すげー曲だと思うんだけどね。
 ただ、これはケミ全般に言えることかもですが、すげー、の域を、でない。それ以上ではありません。
 この辺りが、歌を上手く歌うことが好きな男の子に、CHEMISTRYが好かれる理由なのかもしれません。っていうか、ターゲット、間違いなく、そこだしね。
 でも、やっぱり、音楽は、技能では無いんだと思うんだけどなぁ。
 っま、聞いてみて(笑)。)