猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

今週の日曜日は国家試験です

2013-02-21 20:22:20 | 教育
今週の日曜日(24日)は理学療法士・作業療法士国家試験です。
頑張ってほしいです。大丈夫と信じています。

さて、私が毎週水曜日の夜に仲間を集めて京都府宇治にある病院で勉強会をしています。
その帰りに必ずよる、お店があります。

旬彩楽屋 様様 六地蔵店(JR奈良線六地蔵駅 徒歩2分)です。店長、そして従業員のみなさんが素晴らしいです。

実は、国家試験の話をしましたら、最期のデザートに「国家試験 合格祈願」と書かれた自作の絵馬がついたデザートを持ってきてくれました。
嬉しいかったですね。 ありがとうみなさん。早速、本日、学生に見せました。これで絶対合格ですね。
 

先日のニューロリハビリテーション学会で思うこと

2013-02-21 19:35:44 | 研究
先日のニューロリハビリテーション学会で発表して感じることがありました。

現在のニューロリハビリテーションの主流は、電気刺激、磁気刺激のようないわゆる物理療法の手法が脳機能にどのように関与しているかというものでした。
私が理学療法士になった30年前、物理療法は大変良く用いられてきましたが、その後に様々な運動療法の手法がでてきましたので、理学療法の主流が運動療法という感じでした。しかし、現在でも、エビデンスでは・・・例えば日本理学療法士協会で作成した私も作成メンバーであった脳卒中治療ガイドラインでは、やはり、電気刺激療法 のエビデンスが高いわけですね。

素晴らしいと思う反面、我々理学療法士が運動療法の素晴らしさ、良さを論文にできていない問題点もみえてきているわけです。

今、私の研究室では、痙縮筋への治療としての運動イメージ、リラックスイメージの効果を脊髄神経機能の興奮性の指標であるF波で検討しています。
これも運動イメージをすることで、実際の運動にうまく関与してくれるであろうという仮説をもって研究しています。

研究の方法が難しいかもしれませんが、運動療法の具体的な戦略と、その効果に関する研究を積極的に行いたいと思います。

頑張りましょう。では・・




常に優しい部下に感謝

2013-02-21 18:43:44 | 理学療法
本学には附属診療所があり、そのなかにリハビリテーション科があります。我々教員もそこで理学療法士として勤務させていただいています。
この臨床の場面があるので、自分自身にとっても大変貴重な機会になります。

いつも仲良くリハビリに来られるご夫妻がいらっしゃいます。ご主人はいつも不安定な歩行で、奥様が気遣っていらっしゃっている感じのご夫妻でした。
あるときに、奥様がお亡くなりになられたとお聞きして、ご主人はもうリハビリにはこられないかな ・・と心配していました。

いらっしゃいました。うれしく思いましたが、どのように担当PTは接するだろうか と思っていましたら・・・素晴らしいではありませんか。
愛ですね。愛を感じましたね。 話し方、話す内容・・・私は他の患者様を治療させていただいてましたが、「うるっ」となってきました。

理学療法士・・愛ですよね。愛です。では・・