みなさん、こんにちは さて、来月で40代最後の年になろうとしています。
大学教員としての活動はあと、10年少しとなってきました。今まで23年間大学教員として自分ながら努力をしてきましたが、未だできていないことが沢山あります。
特に、平成19年開学した関西医療大学保健医療学部理学療法学科の開設に関しては、準備から今までできるだけ多くの仕事をしてきたつもりです。
私の部下には、鍼灸師である医学博士を有する准教授、修士号を有して現在、博士号を取得しようとしている講師3名、そして、今年修士を有する講師1名、修士を有する助教1名と私の教室でも大変優秀なメンバーがそろっています。
うれしいことに、講師の2名が来春博士号を取得できそうですし、2年後にはさらに1名が博士号を取得できます。私は、以前より、大学教員である上司の役割としては部下に博士号を取得させ、ある程度のポジションまで発展させることと考えてきました。
多くの部下が博士号を取得できるようになってきた状況ですので、今度は私が後悔しない活動をしたいと思っています。
来年より以下の変化をする予定です。
1 教育は今までのように全力を尽くす。学内教育だけでなく、理学療法士、鍼灸師などのスキルアップを援助する。
2 大学内での様々な活動は若手に譲る。
3 臨床研究にさらなるエネルギーを尽くす。
4 患者さんを本当に治せるセラピストを追求していく。特に、私の専門の脳血管障害患者、パーキンソン患者、ジストニアの方々の幸せに貢献する。
一生に1度の人生ですので、大学教員として、研究者として、理学療法士として、悔いのない活動をしたいと考えています。