猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

忘れ物

2014-02-19 09:07:39 | インポート
最近、忘れ物が多い。借りたものを返したか・・とか、仕事の締め切りを忘れている とか・・日常茶飯事である。

今。東京にいます。新幹線のなかで仕事をしており、その時に使った手帳がホテルで探してもない。

多分、新幹線のなかなのかな??? と思っています。


いつかは 自分のことも忘れてしまうのではないかと心配になります。

忘れたほうが よい場合もたくさんありますが・・・・

では・・・・



業者さんの年末の挨拶

2013-12-11 10:22:32 | インポート
私はいろんな業者の機器を使わせていただいている。年末末には、いくつかの業者が挨拶においでくださいます。
しかし、私はそのような風習は嫌いです。どちらの立場が上で、どちらの立場が下という考えもなく、また、挨拶においでいただいたとしてもその後になにか優遇できるものなどないわけです。

電話やメールでそのようなお話をいただいたときには、「ありがとうございます。12月はなかなか忙しいためにお会いできません。お気持ちには感謝いたします。」として遠まわしにご遠慮していただきます。

しかし、先日、以下のようなメールが届きました。

「年末のご挨拶に伺いたいので、下記の日程で都合よい日を教えてください。」です・・・・・どのように思いますか??
遠くから来られる方ならともかくとして、近所の営業所です。

私の気持ちがわかっていないなと思い、「このような挨拶は私には不要である。貴社の機器に関する問い合わせがある場合には当方よりご連絡させていただく」と意見をしました。

かなり気分の悪い思いでした。





みなさん、ありがとうございました。 今月のブログランキング 8位

2013-12-03 19:16:47 | インポート
みなさん、ありがとうございます。

11月のブログランキング、なんと 第8位になりました。

みなさんの応援のおかげです。これからもよろしくお願いいたします。

本当に忙しい  仕事ができることに感謝

2013-11-26 00:33:13 | インポート
年々、忙しくなってきています。私はできれば、理学療法士として患者さんの治療者、理学療法士を育てる教育者、理学療法士に役立つ研究者の3つをすべて満足にしたいと思います。 今の自分はどうでしょうか?? 本当に時間に追われている毎日である。

患者さんの治療に関してもゆっくり自分で考える時間がなく、患者さんと向き合う時間が本当に勝負という感じである。教育者としては、授業のなかでは熱く語ることはできているが、もっと学生といろんなことを語りたい。研究者としては、多くの英語論文を書かせていただき、自分の研究を世界に研究者から評価していただきたい。

私は器用ではないので、時間をかけるしかない。今も研究室で仕事をしているわけである。

なかなか  悩む・・・・この人生は??  仕事ができることには感謝しているが・・・満足できていない。

悩んでもできないので、前に進むしかないわけですね。 頑張りましょう。 


セラピストはいらなくなるのでは?? 中枢神経疾患の運動療法を考える

2013-11-20 10:26:20 | インポート
最近、様々な医学会に出席して感じることがあります。最近の脳血管障害患者のリハビリテーションのトピックスは我々がおこなっている運動療法ではなく、ボツリヌス注射、磁気刺激、筋電誘発電気刺激のような我々が直接おこなわなくても可能な治療である。

私が理学療法士になったころは、「機能障害を改善させる、しかし、痙縮に対するアプローチは不可能であり、拘縮のような二次的障害に対してアプローチをするべきである」という流れから、「神経生理学的治療法がセラピストに流行になり、脳機能を改善することが可能である」という夢のような治療法が流行した。しかし、その当時から医学会では「神経生理学的治療法は全く根拠のない治療法である」「片麻痺という障害をもってどのように生活するかを考えていくべきである」という認識しかされていないわけである。要するに、現在でもそうであるが、「セラピストの常識は、医学会の非常識」として扱われてきた。

そのような状況から、今度は医学会で、痙縮を医師自らで改善させる方法がトピックスになっている。この流れであれば、我々セラピストは不要になるのではないかと心配する。

一方で、セラピスト対象の講習会でお話しすると、理学療法評価ができずに、適当な治療をおこなっている現状を知ることができる。
我々は以下のことをきちんとできないいけないと考える。

1 患者さんの動作を的確に分析できる評価能力
   これは解剖学、運動学、生理学で表現できないといけない。
2 評価内容に忠実に治療できる能力、要するに機能障害を解決できる能力
   これは基本的な理学療法手技(ROM練習、筋収縮を促す練習、感覚再教育)で十分対応可能である。
3 上記1,2を客観的・科学的に研究できる能力
   要するに理学療法研究である


私の希望は、セラピストが正しい評価をし、正しいアプーチとして、患者さんが幸せになることである。