猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

PT実習生に怒ってしまいました。

2010-08-28 22:14:12 | 教育
今日ある病院のPTに技術指導にいきました。
そこで、PT実習生がいました。そのPT学生は私の本も読んでくれており、楽しみにしてくれているようでしたが・・・・・

実際は、朝、いっても挨拶がない。
次に見学は、遠くでみて、立ち方も、足を交叉させて、・・・・・だんだん腹が立ったが、知らない学校の学生なので、すこしおちついて
次ぎの質問をしました。「棘上筋の働きは?」です。その答えに「肩関節伸展と・・・・」(エヘヘ)です。

堪忍袋の尾が切れて、「お前、うちの学生だったら、・・・・・・(ここは想像に)」です。
基本的な態度は大切です。

でも、学生だけの責任ではなく、学校教育の責任も大きいと思います。

本当に疲れました。

では・・・・



私の教室の今後の方向性

2010-08-18 16:23:52 | 研究
来春より保健医療学専攻の大学院ができます。
私の教室としては、やはり臨床理学療法を追求する教室にしたいと思います。

他学の大学院では、動物実験による基礎研究、ニューロイメージなど大変素晴らしい、華やかな仕事をされています。大変素晴らしいと思います。

しかし、今、ふと、PTに対して疑問に思うときがあります。
動作が上手く、とらえられないPT、座位・立位姿勢の姿勢分析ができないPT、動作誘導が上手くできないPTなどなど・・・・・・私達PTは基本動作を解決する職種です。

本当に問題点を着実にとらえることができるにはどうしたらよいか、上手く、動作誘導できるのはどうしたらよいか を真剣に考えることのできる教室にしたいと思います。

私達の研究が、実際の理学療法で使われるようになる研究を追及したいと思います。
ひとつの事例としては、体幹研究が今までの私達の成果ですね。このような研究を皆でできればよいと思いますし、そのような仕事をしたい大学院生を期待したいと思います。

地味ですが、大切な仕事をしたいと思います。
みなさんの協力をお願いいたします。

そうです。体幹研究の私の論文が、最新の雑誌「臨床脳波」に掲載されてます。読んでいただけると嬉しいです。



東京講習会 第二弾

2010-08-04 10:04:21 | 理学療法
2010年7月31日(土)、8月1日(日)の2日間で東京池袋で関西理学療法学会の講師4名(後藤、渡邊、大工谷、三浦、そして鈴木)で講習会をおこないました。

我々の体幹、肩関節、パーキンソンの書籍のエッセンスを講習してきました。
参加者は70名程度でしたが、講義終了後の質問の熱いことには感動しました。
というか・・・・・みな、困っているのだな・・・・と実感しました。

来年は札幌で開催することが決まりました。
また、頑張ります。

日曜日には、特別講演として、森末さん(体操 メダリスト)にお話いただきました。話がうまい、感動です。

勉強になることも多かった2日間でした。