猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

便りのないのが良い知らせ

2023-04-24 21:22:00 | 日記

私には子供がいますが、子供達は我が家から卒業してしまいました。私が全く親らしくできなかったことが最大な問題です。子供達が小さい頃に、私の部屋に来て話したことが、「パパは私達より学生さんの方が大事でしょ。大好きなのでしょ。」と言われた時のショックは今でも忘れられませんが、その結果が今の状態になっています。

昨日の夕食に「今日は〇〇ちゃんの誕生日だね」という話になり、なぜかわかりませんが、ビールで親だけで乾杯しました。昨日は久しぶりに、生まれた日のことを思い出しました。出産日は、ちょうど授業をしていて、事務の方が教室まで来てくださり、「早く病院に行ってあげてください」と連絡をくれました(よく考えると良い時代でしたね)。私は、「授業が終わったら行きます」との返事に、学生全員から「行ってあげてください」との言葉に、病院に行かせていただきました。あんな時があったな・・・と思った昨日でした。

便りがないのが良いことであると言いますね。子供達が本当に幸せでいることを願った昨日でした。


もっと仲間と会話が大事だな

2023-04-24 21:20:00 | 日記

最近の働き方について考えると、時にはゆっくり仲間と仕事のことなどを話すことが必要に感じている。夜中まで研究の仕事をして、それから食事を皆でする(これが今の体型のもとになっているが・・)ことが習慣であった。しかし、今は皆さんの生活スタイルもあり、勤務時間外に共に研究をするとか、研究について話すことは難しい。研究活動に限っていうと、学部ゼミ生、大学院生は決まったスケジュールで進行するが、修了後の研究活動は全く協力できていない感じである。決まった数名が研究員として大学院の授業に参加して研究発表をしてくれるだけである

今から、何年研究活動ができるかわからない今となっては(でも、死ぬ直前まで研究はしていたいと考えているが)、皆さんと一緒に話す機会を増やしていきたいと考えるわけです。

研究者としての付き合いだけではなく、人としてのお付き合いを大切にしたいと考える今日この頃でした。


治療効果を見せることができる理学療法士に

2023-04-22 15:22:00 | 日記
最近、理学療法士が医療と全く違う仕事に再就職する方々が多いように感じます。経済的な理由と言われればそれまでですが、私は経済的なことでは変えることができない理学療法士の魅力を伝えられないといけないと思います。60歳を過ぎた理学療法士が若い理学療法士に向けたメッセージを伝えるために今日は2つの病院で臨床指導をさせてもらいました。見てくれている若い理学療法士や学生に感動を与えることかできる自分でありたいと思います。私が若い時、安い給料で、でも感動させてくれた理学療法士がいたから自分はここまで理学療法士として頑張れてきたと思うと、今 自分はその立場にならなければいけないと感じた今日でした。サイエンスは大事ですが、アートも大事