猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

臨床実習とは

2014-04-30 11:16:51 | 日記
昨日、臨床実習の学生の自殺の話題にあがっていましたね。教育者として、本当に残念な話です。また、学校名、病院名も出していましたので、個人情報保護の点では疑問になりましたね。ブログ、Facebookでは、学校の対応の問題、臨床実習指導者の問題を指摘していましたね。
ここで考えないといけないのは、「学生にとって臨床実習とはなにか?」ということです。
関西医療大学で強調しているのは、「臨床実習は学内教育の体験学習である」ということです。決して、全く知らないことを学ぶ機会ではなく、学内教育の内容を臨床実習で体験することでないと、養成校の存在意義なんてないと思います。

本学は、トップダウン評価で障害を評価します。私の授業では、1年生の最初の授業から患者さんの基本動作のビデオをみて、「どの実用性が低下しているか」、「その問題点はなにか」をディスカッションします。その問題点の抽出、いわゆる機能障害レベルの問題点の抽出をするときに、解剖学、生理学、運動学の知識が必要になるわけです。そのような教育を学内でおこない、臨床実習でもトップダウン評価でお願いしています。トップダウン評価が臨床において理学療法士と勤務する場合には重要であると感じているのでそのような指導をしているわけです。ボトムアップ評価にも多くの良い点があることは知っています。

大事な点は、養成校の教育内容と臨床実習の指導内容を一致させることです。

養成校にお願いしたいのは、良い理学療法士になる臨床実習のシステムは何かを考えて、学内教員で統一することです。同じ学校の教員、ある教員はトップダウン評価がよい、別の教員はボトムアップ評価がよいというような学内での不一致をなくすことが大切です。
指導方法もクラークシップ方式がよいのか、それ以外の方がよいのか、また、レポートを課題として作成させる方がよいか、課題にさせなくてもよいのか・・・などなど、養成校で一致させることが大切です。この一致した考え方を臨床実習指導者にお願いすることです。
「学生は臨床実習指導者のやり方にあわせますので、施設の指導方法でお願いします。」という話を聞きます。これが最もよくない。教員が責任を取っていないということになります。
 
また、昨日のニュースで、臨床実習指導者の責任があると言っている方もいますが、臨床実習指導者は患者さんの理学療法をしながら学生指導もするわけです。大変なことです。
私は、大学の附属診療所で理学療法士として勤務しながら、学生指導をする場合がありますが、大変気を使います。「臨床実習指導者の熱い感性をわかってついてこい」という気持ちはよくわかります。しかし、その時です。教員の対応が大切になります。最後まで行かせるのがよいわけではありません。実習生を臨床実習で落とす場合、学校として落とすことが大切です。本学は、実際に教員が指導して、学科長である私が合否を決定します。
 
どのような臨床実習の方法が良いか否かは別にして、養成校と臨床実習地の指導方法が同じであることが大切である。また、最後に言いたいのは、「臨床実習に行かせている学生は、臨床実習で合格できる学生であるという信念をもって、最大限にフォローする。しかし、どうしても駄目な学生は、再度、教員が判断して、合否を決定する。」です。私は教員ですので、どうしても教員の問題を考えてしまうわけです。
 では・・・・


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新人教育を担当して・・・

2014-04-25 21:48:13 | 日記
関連施設の新人教育を行っていますが、そのなかで新人セラピストにわかってほしいのは・・・
セラピストになっておこなう勉強会は、大学のように60%以上で合格のようなものではない。

参加者のなかに、澄まして聞いているものがいますが、本当にわかっているか心配である。

特に本学の卒業生は、大学時代に聞いている話が多いわけですので、澄まして聞いているような職員もいます。しかし学生時代には話していないことも多く語っています。そのアドバンス的な内容をとらえてほしいのですが無理なのでしょうね。残念です。

この数年、必ず、どこかの新人教育で怒りを爆発しています。来年は大丈夫でしょうか??







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実習まであと5か月しかありません。

2014-04-25 21:37:45 | 日記
本学3年生は秋から臨床実習に行きます。私の授業では、患者さんのビデオをみて、動作の特徴から問題点の抽出に関して勉強しています。

多くの学生が真剣にしているなかで、数名、おいおい・・という学生がいます。

なぜ、わからないのか?? 本当に悔しい思いです。

厳しい指摘もしました。実習に行ってわからないで辛い思いをしないように  

どこまで、頑張れるのでしょうか???  頑張ってくださいよ。

では・・ 
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今日は京都で新人教育、明日は泉州地域での講演会

2014-04-23 16:35:36 | 日記
毎日、毎日、忙しく仕事をさせていただいています。でも、常に動いている状況は、良いような悪いような感じです。

春は、多くの新人セラピストが、私の関係している施設に入職してくれますので、新人教育として、基本的な姿勢、動作の見方を講義しています。

熱く語るポイントとしては、「運動と現象は異なる」という点です。
たとえば、座位姿勢で骨盤前傾・後傾といいますが、この骨盤の表現は「現象」であり、「運動」ではありませんよね。骨盤はそれ自体で動くものではありません。なにかの運動で骨盤が動かされているわけですよね。

代表的には、「腰椎前弯により骨盤前傾」になるわけです。まだ、ありますが・・・ここではお話しません。要するに 「腰椎前弯」という運動で、「骨盤前傾」という現象が出来上がるわけです。

この点は、言われればわかりますが、伝わらない人も多いですね。この点がわからないと、単に骨盤を持って動かすだけのセラピストになりますよね。

そこから、動作の見方につなげていきたいと思います。

今日は、新人セラピストを含めて、50名程度に熱く姿勢と動作について話します。
明日の大阪府理学療法士会 泉州ブロックでの講演会は、木曜日の夜という時間帯にも関わらず、100名以上の方が来られるということです。実技室は、学生40名の部屋ですが、・・・・みなさんには劣悪な環境でお聞きいただかなくてはいけませんね。
「神経疾患の動作分析」がテーマです。脳血管障害片麻痺患者さんのビデオで動作を見ていきたいと思います。

では・・・






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今日は、私の関連施設での勉強会、新入職員の歓迎会

2014-04-22 22:44:58 | 日記
本日は、私が関連している施設の新入職員の歓迎会でした。歓迎会の前に、私の勉強会をさせていただきました。

動作解析の基礎に関する内容の勉強会をさせていただきました。新入職員の方は、大変熱心に聞いていただきましたが・・・・・やはり、現象と運動の違いはわからないようですね。

骨盤前後傾の運動は??? と考えてもらいました。 頑張ってほしいですね。

また、新入職歓迎会では、私の教え子が中心になり、頑張ってくれていました。
嬉しいですね。

この法人は、大変に組織としてはまとまっています。退職者はほとんどいません。このような組織で、今回の新人も立派に育ってほしいですね。

では・・・






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