猪突猛進 鈴木研究室へようこそ

関西医療大学大学院 教授である鈴木俊明研究室の紹介や鈴木が日頃考えている教育・臨床・研究への思いを熱く語ります。

私の新しい論文が、雑誌「NeuroRehabilitation」に掲載されました。

2014-06-28 18:02:40 | 日記

私の新しい論文が、雑誌「NeuroRehabilitation」に掲載されました。

Excitability of spinal neural function by motor imagery with isometric opponens pollicis activity: Influence of vision during motor imagery.

Suzuki T, Bunno Y, Onigata C, Tani M, Uragami S.
NeuroRehabilitation. 2014;34(4):725-9. doi: 10.3233/NRE-141085.
PMID: 24820167 [PubMed - in process]


これは、視覚を用いて運動学習させ、その運動をイメージさせるときに、その視覚刺激を用いたほうがイメージしやすいか否かという論文です。結果は・・・びっくりするものでした。

今後も頑張ります。よろしくお願いいたします。


筋緊張検査のDVDがでました。

2014-06-28 17:51:58 | 日記
今回、ジャパンライムより、「筋緊張異常の評価とアプローチ」というDVDを出させていただきました。

運動器疾患の評価では筋機能を評価するにはMMTが必須ですが、脳血管障害片麻痺患者の筋機能を評価するには基本的にはMMTは用いることができません。筋緊張検査が重要なものになります。しかし、筋緊張検査を適切に用いることができるセラピストは多くありません。

今回、六地蔵総合病院のみなさんの協力をいただき、DVDを作成させていただきました。
興味のある方は、是非、ご覧ください。

http://www.japanlaim.co.jp/fs/jplm/c/gr1383

Functional Analysis セミナーのお知らせです。

2014-06-25 10:21:38 | 日記
Functional Analysisセミナー
(リハビリテーションコース〜運動学習実践講座〜)

会場:関西医科大学枚方病院講堂ならびに総合リハビリテーションセンター
   〒573-1191 大阪府枚方市新町2丁目3番1号 072-804-2780
会期:平成26年8月17日(日曜)
定員:150名まで(理学療法士,作業療法士,医師)
会費:8,000円
共催:日本臨床神経生理学会  協賛:(株)アイペック

プログラム
Lecture
運動学習理論の基礎               10:00〜11:20
  関西医科大学附属枚方病院リハビリテーション科 診療教授  長谷公隆
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ランチョンセミナー(枚方病院講堂)         11:30〜12:15
  脊髄神経機能と運動学習
             アイオワ大学  教授  木村 淳先生 
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午後                    12:30〜15:30(各50分)
ビデオセッション(合同カンファレンス室)・・・・3グループに分けて受講     
  脳卒中患者に対する運動学習理論の展開〜機器を用いた評価•治療〜
  ( 3回開催:担当は枚方病院 PT森公彦・脇田正徳, OT 橋本晋吾 )

実技ブース:残りの2グループは以下の5つの実技実習から選択(各50分)
1) 誘発筋電図と運動学習 -運動イメージを中心に―(枚方病院13階講堂)
関西医療大学大学院保健医療学研究科 教授 鈴木俊明
2) 身体動揺測定の基礎(総合リハセンターPT室)
金沢大学保健学系リハ科学領域理学療法科学 教授 浅井 仁
3) 歩行解析に基づく運動課題設定(総合リハセンターPT室)
鈴鹿医療科学大学理学療法学科 教授 畠中泰彦
4) 表面筋電図を用いた歩行解析(総合リハセンターPT室)
京都大学大学院医学研究科人間健康科学系 講師 大畑光司
5) 表面筋電図と運動機能解析(肩関節疾患)(総合リハセンターOT室)
第一岡本病院リハビリテーション科 技師長 三浦雄一郎

申込みは、下記事務局までメールでお願いします。なお、その際に希望する実技ブースを3つ選択していただき、番号をお知らせください。
 事務局 関西医科大学附属枚方病院リハビリテーション科  担当 橋本晋吾
 連絡先 kmu_reha@yahoo.co.jp(ご質問等はメールにてお願い致します)
 申し込み期限 2014年7月31日

理学療法士はもっとうまくなりましょう

2014-06-24 23:24:44 | 日記
先日の日本リハビリテーション医学会でのトピックスはいろいろありましたが、そのひとつがロボットでしたね。

患者様の動作をアシストするロボットですよ。すごいですよ。

しっかりしないといけないよね。セラピストは・・・と思いましたね。

最近のセラピストの症例発表を聞いていても、評価がきちんとできていないですよね。
神経疾患患者の症例検討でも、脳のシステム障害だけをとらえていて、本質のROM、筋緊張、感覚障害などはほとんど表現されていません。

こんなんで本当によいのか???  本来の理学療法評価をして、問題点(機能障害レベル)を抽出する。この話と並行して脳のシステム障害の話をしましょうよ。

こんな記事を書くと、「鈴木は考えが古い」と言われるかもしれませんが、理学療法評価もできないで、いろんなこと考えても意味がないですね。

今度、そのような学会に参加して、爆弾を落としに行きたいと思います。

きちんと、理学療法評価に基づく理学療法ができないと、ロボットに時代はとられてしまいますよ。ロボットを我々の思うように使えるようにならないといけませんよね。



学生が好きなんだと・・・

2014-06-24 23:16:38 | 日記
最近、休みなく働き、ほとんど寝ていません。研究室に入ると、「うーん」とか家に帰ると変な独り言を言いますね(それは秘密ですが・・・)。

しかし、学生の前に立つと、元気になりますね。変なことをいうと別の鈴木という人間が授業しているようです。学生のことを好きなんだろうし、元気をもらえるわけですね。

感謝です。

学生さんには、真剣に授業を聞いてもらい、授業料以上のものを得て卒業してほしいですね。

頑張りましょう。