隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

0072.葡萄街道(ワインロード)の殺人

2000年09月18日 | トラベルロマン
葡萄街道(ワインロード)の殺人
読了日 2000/9/18
著 者 平岩弓枝
出版社 角川書店
形 態 文庫
ページ数 302
発行日 1990/05/20
ISBN 4-04-163008-8

 

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は長いこと、この著者がミステリーを書くことを知らなかった。
良く考えてみれば、以前NHKで放送されていたドラマ「御宿かわせみ」を、夢中で見ていたことがあり、著者の原作であることも充分知っていたのだが、それが、ミステリーという認識がなかったのだ。
その後、5~6年前に書店の店頭で平積みされていた「セイロン亭の謎」を見て、タイトルと表紙のイラストに郷愁のような懐かしい感じがして、買って読んだとき、初めて平岩ミステリーの魅力を知ったのだ。
その頃は積極的に読書を楽しむという気がなかったのでそれきりになっており、忘れかけていた。が、古書店の文庫の棚で、この本のタイトルを見て、「セイロン亭の謎」を見たときと同様の感じを受けて、買い求めた。

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本書は、つぐみ亭というレストランを経営する綾有里子という女性が主人公で、ドイツワインを買い付ける旅に、弟夫婦と出かけた彼女が遭遇する事件が、描かれる。平岩作品は文章も平易で、押し付けがましいところもなく、読みやすく自然にストーリーに入って行ける。

 

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