一匹や二匹 | ||
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読 了 日 | 2006/01/02 | |
著 者 | 仁木悦子 | |
出 版 社 | 角川書店 | |
形 態 | 文庫 | |
ページ数 | 269 | |
発 行 日 | 1987/02/25 | |
ISBN | 4-04-145414-X |
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者の短編には、子供を主人公としたストーリーが数多くあり、どれもがその子供たちの生き生きとした描写に定評がある。また、そうした作品が映像化されてテレビで放送される事も少なくない。僕が知っている中では「かあちゃんは犯人じゃない」などがその代表的なものだ。
これについては何度か書いてきたので省略する。
本書でもタイトルともなっている「一匹や二匹」でそうした子供たちによる名探偵振りの描写が遺憾なく発揮される。ここでは、子供のほかに活躍するのが猫である。猫好きの著者はデビュー作以来、時に猫に活躍の場を与えているが、本作でも、猫をめぐる子供らしい行動が事件解明につながっていくというストーリーになっている。
# | タイトル | 紙誌名 | 発行月・号 |
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1 | 一匹や二匹 | 別冊小説宝石 | 昭和56年12月号 |
2 | 坂道の子 | 小説現代 | 昭和57年10月号 |
3 | サンタクロースと握手しよう | 小説宝石 | 昭和58年3月号 |
4 | 蒼ざめた時間 | 小説現代 | 昭和58年3月号 |
5 | 縞模様のある手紙 | 月刊カドカワ | 昭和58年6月号 |
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