隅の老人のミステリー読書雑感

ミステリーの読後感や、関連のドラマ・映画など。

0006.小説ヘッジファンド

1999年12月01日 | 金融
小説ヘッジ・ファンド
読 了 日 2009/2/14
著    者 幸田真音
   
出 版 社 講談社
形    態 文庫
ページ数 272
発 行 日 1999/05/24
ISBN 4-06-263993-9

 

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回の「マネー・ハッキング」が面白かったのでドラマの原作ともなっている本書を続けて読む。今まで知らなかった世界が開けて行くのが楽しい。著者のペンネーム"真音"はマインと読むのだそうだが、為替取引の際の用語、売りを"yours"、買いを"mine"というところから取ったのだと言う。為替取引などとは全く縁のなかった(今でも無いが)世界だが、タイトルのヘッジも回避ということで、金融取引の際のリスク回避のことだそうだ。インターネットの時代、情報が一瞬で世界を駆け巡り、金融取引もそのスピードとの戦いのようだ。コンピュータゲームのように為替取引を手玉に取る若者たちの物語。

 

 

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