ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

今年を振り返ってみると

2018-12-31 | 日記

いよいよ今年が終わろうとしています。

改めて振り返ってみますと、
今年は本当に佳い年だったな~と思います

まず、私達家族も、そして、遠くに独りで住む それぞれの母親も、
恙なく過ごすことが出来ました。

レッスンに関して言えば、発表会は大成功でしたし、
それぞれの生徒さん達も、大きく成長したと思います。

こうして、今年も大好きなレッスンを、楽しく続けることが出来たことが、
本当に有難く、幸せな事だと感謝しています。

そして、感謝の気持ちで1年を終えることが出来たことも、有難いことです。

 

私のブログに、時々遊びに来て下さる皆様にも、心から感謝を申し上げまして、
今年のブログをお終いにしようと思います。

皆様も、どうぞ良いお年をお迎えくださいね 

コメント

私には娘が沢山いる!

2018-12-29 | ピアノ教室

先日は、Cちゃん(高3)と一緒に、パンケーキを食べに行きました。

Cちゃんが、難関私立大学の推薦試験に合格したので、
お祝いとして一緒に行ったのでした。

3年生になってから、勉強をとても頑張っていたCちゃんを
沢山褒めてあげたっかたのです。

 

一緒に行ったお店は、少し郊外にある、静かなお店でした。

でも、フワフワのパンケーキは評判で、私は1度行ってみたかったのです。

冬休みに入っていたので、店内は、母娘どうしのお客さんが非常に多く、
華やいでいました。

私は、ずっと娘がほしかったので、
Cちゃんと一緒にいたら、母娘に見えるかな~と、なんだか嬉しかったのです。

でも、考えてみると、私には沢山の女の子の教え子がいます。

小さな頃から何年もレッスンしていると、情が移り、
もう、母親みたいな気持ちになってしまいます。

Cちゃんも、4歳の頃からずっとレッスンをしているので、
大事な娘みたいな気持ちです。

私には、沢山の娘がいるな~と思ったら、とても幸せな気持ちになったのでした。

コメント

腑に落ちた!自分らしく生きるということ~東田直樹さん「絆創膏日記」

2018-12-28 | 自閉症の作家・東田直樹さん

KADOKAWA発の文芸情報サイト「カドブン」で、
自閉症の作家・東田直樹さんのエッセイ(毎週水曜更新)
「東田直樹の絆創膏日記」
第57回 「僕のもやもや」が掲載されました。
ご興味のある方は、
ここをクリックしてくださいね 


2018年12月17日

   自分らしく生きていくためには、どうすればいいのか、悩んだことはないだろうか。
 そんな時には、どうして自分らしく生きたいのか、そう考えるようになったきっかけを、もう一度思い出してほしい。おそらく現状に不満があり、何かを改善したいか、または、よりよい自分になりたいかのどちらかに違いない。
 だとするなら、可能な限り環境を整える、出来るだけ自分自身が向上する、などの努力をすればいいのだと思う。
「自分らしく」という言葉を使うと、自分にしか出来ないことに挑戦しなければならないイメージがある。けれど、この世の中にある仕事や作業の多くは、誰がやっても大きな違いはないものが多い。逆に言えば、代わりの人が、いくらでもいるからこそ、社会は成り立っているのだ。
 では、自分らしくあることには、どのような意義があるのだろう。
 それを考えるために、結果が与える有効性という視点に着目してはどうか。
 そうすれば、自分だからこそ出来ることが、おのずと見えて来るような気がするのだ。
 自分らしくいることで、幸せになる人は誰なのか。
 僕の頭には、自分自身と家族の顔が思い浮かぶ。
 今、幸せな毎日を送れているなら、もう十分自分らしく生きていると断言してもいいのかもしれない。
「自分らしく生きる」とは、自分だけにしかわからない幸せを、身に沁みて感じることだと思うから。

~~~~~

「自分らしく生きる」とは、どういう意味かな。。。と、ずっと考えてきました。

ああ自分だけにしかわからない幸せを感じることなんだと腑に落ちました。

全くその通りと心から思ったのでした。

コメント

レッスンの前のルーティーン~自閉症児M君

2018-12-27 | 自閉症児 M君の不思議

マサ君(特別支援中1・自閉症)は、何時も同じ話をしたがります。

多分、同じ話をすると心が落ち着くからだと思います。

マサ君は、大きくなったら救急隊員になりたいらしく、

「救急隊員になったら、(夜中に)寝てはいけません。」とか、

「ピアノの後は、救急隊員に戻ります。」とか、

毎週、自分が救急隊員になった時の事を想像して、
嬉しそうなお顔で語ってくれます。

 

その他には
「こう君(仮名)は何時に帰りますか?」も、必ず聞きます。

こう君と云うのは私の次男です。

次男は、マサ君のレッスンの時間帯に、
夕方からの部活の為に家を出ることが多く、

マサ君は、玄関で用意をする次男の気配が気になってしょうが無いのです。

 

以前、マサ君が
「こう君は何時に帰りますか?」と聞いてきた時に

「こう君は、昨日の夜、12時半に帰ってきました。」
と答えた事がありました。

マサ君はビックリした顔をして
「そんな時間に帰ってはいけません」と言いました。

 

それ以来、かれこれ1年以上、毎週同じ質問をしています。

しかも、毎週、と~っても嬉しそうに聞くので、
私も「はい、こう君は、夜中の12時半に帰って来ました。」と答えます。

マサ君は、満足そうに笑います。

 

何時だったか
「昨日は9時に帰って来たよ。」と答えたら、

ガッカリした顔をして、
「何で早く帰ったの? 12時半じゃないのですか?」
と、質問されました。

なので私は、マサ君の期待を裏切らないように?

毎週、「12時半に帰りました。」と答えるのです

 

 

そんなマサ君ですが、すっかり8分の6拍子をマスターして、

今は付点4分音符の練習をしています。

付点4分音符の曲は、
左手の伴奏を付けるとタイミングが難しいのですが、
それでも難なく弾けるようになってきたので大したものです。

「マサ君、難しいのに立派に弾けますね。
さすが天才ですね。」

「はい、僕は天才です。」
とニッコリ笑うマサ君

そんなマサ君が、可愛くてたまりません。

コメント

音楽的な演技~高橋大輔さんが凄い!

2018-12-26 | オリンピック&パラリ...

今年の「全日本フィギュアスケート選手権」が終わりました。

今回は、高橋大輔さんが、5年振りに選手として復帰されたので、
日本中が注目していたと思います。

私も、高橋選手のスケートを、とても楽しみにしていました。

もともと、芸術性の高い演技をする選手でしたので、
久しぶりの演技が楽しみだったのです。

そして、32歳になった高橋選手が、果たしてどのような演技をされるのか、
5年間のブランクを、どのように克服されたのか、非常に興味がありました。

何しろ32歳での選手復帰というのは、ピアニストで例えるならば、
80歳でリサイタルを行うような、それ程の偉業だと思うからです

 

実際の演技はどうだったかと言いますと、
ショートプログラムも、フリーも、どちらも本当に素晴らしいものでした。

ショートプログラムでは坂元龍一の「シェルタリングスカイ」

最初のイントロから、スーッと高橋選手が醸し出す世界へと魅せられ、
目と耳が釘付けになりました。

まるで、私自身が音楽に入り込み、演奏しているかの様な~
そんな錯覚を覚える程に引き込まれたのです。

フリーは、ラフマニノフの「鐘」をアレンジした曲でした。

高橋選手の演技は情熱的で、それでいて切なくて、私は涙が出そうになりました。

全身全霊で奏でている、そう、まさに奏でている高橋選手に、感動したのです。

ショート、フリー共に、表現力が素晴らしく、映画を観た後の様な深い余韻が残りました。

 

高橋選手は、この5年間を、どのように過ごされたのでしょう。

何を考え、何を成してきたのか、そして、何をきっかけに復帰を決めたのか。。。

そんな事を考えることが無粋と思わせるような、ただただ素晴らしい演技だったと思います。

今季の世界選手権は辞退されたようですが、これからも研鑽を積んで頂き、
私達に感動を与えて頂きたいと、願うばかりです。

コメント

メッセージ

メッセージを送る