ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

やっぱり寂しい。。。

2021-02-27 | 自閉症児Y君

8月からレッスンを始めた
小1のユズ君(自閉症児)が、
レッスンを辞めることになりました。

片手ずつのお稽古が順調に進み、
さあ、来週からはいよいよ両手と、

新しい楽譜とノートを購入していたのに

 

 

お母様から突然 LINE が入ったのは、
1月の末でした。

「私の身体の具合が悪く、
送迎するのが難しくなりました。
今月でレッスンを辞めさせてください。」

と書いてありました。

 

私はちょっとビックリして、
すぐに電話をしました。

話の内容を要約すると、

前々からの持病が悪化して、
現在は、自宅で療養している。

仕事もずっと休ませてもらっているし、
何より、遠い先生の処まで、
送迎が難しい~

とのことでした。

 

実は、その前の週にお会いした時に、
ママは随分と顔色が悪く なんだか辛そうで、

具合が悪いのかな?

教室までは、ママの運転で
50分弱程かかると聞いていたので、

こんなに遠い処まで、運転大丈夫なのかな?

~と、私も心配してたのです。

やはり その時も、
相当具合が悪かったのだと思います。

 

ユズ君は、本当にピアノが大好きで、
音感もずば抜けて良いし、
やる気も充分あるので、

私としては、辞めるのは勿体ないな~と
心から思います。

でも、お母様の身体の事を考えると、
レッスンを辞めるのは仕方がないのです。

 

 

私は、購入していた五線ノートに、
「かえるのうた」のメロディーを色音符で書いて、
ユズ君に送りました。

ユズ君は、色が付いた音符ならば容易に弾けるので、
きっとすぐに楽しめると思ったからです。

そして、

「バイエルの楽譜は、しばらく私の許で保管しています。
何時でも、また戻って来てくださいね。」

と、手紙を添えました。

 

幸い、お母様の病気は、
命に関わる類いの病気ではなく、
身体に合った薬が見つかったら、
普通に生活出来るとのこと。

1日も早く、
身体に合ったお薬が見つかりますように

そして、再び可愛いユズ君会えますように

と願っています。

 

それにしても、寂しいです

 

 

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褒めた時の反応~3兄弟の場合

2021-02-23 | 広汎性発達障がい H君

ハル君、3回目のレッスンです。

手拍子も、上手に出来るようになり

鉛筆も上手に持てるようになり

ワークブックも完璧に出来るようになり

 

私は、その度に、すごく褒めました。

「ハル君、凄いね

「ハル君、素晴らしいね

 

するとハル君は、何故か苺を食べる真似を始めます

照れて、照れて、照れまくって、
どうしたら良いか分からなくなった挙げ句の行動が、

苺を食べる真似~

う~ん、なんか可愛いな~

 

 

ハル君は、お兄ちゃんが2人いて、
2人共、私の教室でピアノを習っています。

長男のルイ君(特別支援中1年)は、
私が褒めると、その褒め言葉を素直に受け取ってくれます。

最近は、

「ルイ君といえば。。。」と私が言うと

「イケメンです」とニッコリしたり、

「ピアノが上手です」と得意そうに言ったりします。

そんなルイ君の純粋さが、私は大好きなのです。

 

 

次男のK君(小4)は、
褒めると、カチコチに固まってしまいます。

そして、聞こえないふりをするのです

そんなK君が可愛いので、私は何度も褒めて

「k君も、そう思わない?」

とダメ押しをします。

すると、k君は
「ん、そう思う。」と小さな小さな声で答えます。

 

 

褒めた時の受け止め方は、兄弟でも三者三様。

なんか、面白いな~と思います

 

 

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お顔が描けた!

2021-02-18 | 広汎性発達障がい H君

4歳のハル君(広汎性発達障がい)2回目のレッスンです。

ハル君は、ワークブックの入ったリュックを背負って
ニコニコして入って来ました。

玄関では、お靴もきちんと揃えて、
なかなかお利口さんです。

 

「ハル君は、お靴もそろえて良い子ですね。」

「保育園でも揃えているよ。」

「そうなんだ。えらいな~
ららみ先生、ビックリしちゃったよ。」

私が そう褒めると、
ハル君は、本当に得意そうにニッコリ笑いました。

可愛いな~

 

さて、今回も手拍子の練習をしました。

今回は、お母様にも手を添えて頂き、
何度も練習をしました。

何度か練習をするうちに、
ハル君は次第に手拍子のコツを覚えたようです。

そして最終的には、
1人でも手拍子が出来るようになりました

良かった~

 

次は、先回、ハル君が喜んで取り組んでくれた
ワークブックをしました。

ベネッセのはじめてシリーズです。

 

ハル君は、今回も楽しんでくれたので、

ふと思い付いて

「ハル君、ママのお顔描けるかな?」

と言ってみました。

「うん、描ける」とハル君。

 

なので私は、レッスン室に置いてある
お絵かき帳を出し、ハル君の前に置きました。

「ハル君、ママのお顔をよく見てね。」

ハル君は、横に座っているママの顔を見ました。

「まず最初にお顔を描こうね。
お顔は丸いよ。描けるかな?」

するとハル君は、
肌色の色鉛筆で大きな丸を描きました。

これにはお母様もビックリです

 

そして、ハル君は、黒の色鉛筆で
小さいグルグルを2つ描きました。

眼の出来上がりです

次に赤い色鉛筆で線を2つ描きました。

お口の出来上がりです

 

そして最後に黒い色鉛筆で
グルグルと髪の毛を描きました。

可愛いママのお顔の完成です

 

これには、ママも相当ビックリしたようで、

「ハル君が、
ちゃんとしたお絵描きをしたの、初めてです

「まさか、お顔が描けるとは思っていませんでした

「凄い記念になりました

と、とてもとても感激していらっしゃいました。

 

 

子供の能力は計り知れなく、

何かのきっかけで、グーンと伸びるんだな~と
改めて思ったのでした。

 

 

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4歳児~最初のレッスン

2021-02-15 | 広汎性発達障がい H君

今月入門した4歳のハル君(広汎性発達障がい)

お兄ちゃん達がピアノを習っているので

ハル君はピアノが習いたくて習いたくて

念願叶ってのレッスンです

 

土曜日、午前中は療育に行き、
午後はピアノ~というスケジュールらしいのですが、

療育のお友達みんなに
「僕、今日はピアノなんだ。」と自慢しているそうです。

可愛いな~

 

とは言え、小さい子の場合、
いきなりピアノのレッスンを始めると、
覚えなくてはならない事が多すぎて
混乱する場合が多いのです。

なので、しばらくは、
療育とリトミックを合わせたようなレッスンをして、

徐々にピアノのレッスンに移行しようと思っています。

 

最初のレッスンの時は、
手遊びとリズム打ちをしました。

しかし、ハル君は、
リズム打ちがちょっと苦手かも?と思いました。

タイミング良く両手を合わせるのが
ちょっと難しいように思えたのです。

でも これは、
レッスンに対する緊張感から来るものかもしれません。

何度か回数を重ねたら出来るかもしれないので、
様子を見ようと思います。

 

あと、鉛筆を持つのが苦手~とうかがっていましたので、

簡単なワークブックを教材として使う事にしました。

 

用意したワークブックを見せると、
ハル君は大喜び

早速色鉛筆を持たせて
クルクル描きをさせてみたのですが。。。

 

あれっ

上手に出来るね~

鉛筆も、最初だけ補助をしたら、
すんなり上手に持てました。

 

横で見ていたお母様も、
これにはビックリしたようです。

「ハル君は、いざとなったら出来るオトコなんですね。」

と言ったら、とても嬉しそうに笑ってくれました。

 

第1回目のレッスンは、とても集中してくれて
楽しく行う事が出来ました。

ハル君も、始終ニコニコしていて
終わった時は満足そうなお顔でした。

 

ハル君のレッスン、
私も非常に楽しみです

 

 

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皆さま、どうか、どうかよろしくお願い致します!

2021-02-10 | 日記

山口雄也君は23歳。

京都大学・大学院の学生です。 

中高時代は、陸上の選手としても活躍した、まさに文武両道の男子です。 

以前の記事でも紹介させて頂きましたが、
彼は、何度も病魔と闘ってきました。

   ↓   ↓   ↓

がんになって良かった~と発信した大学生https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20191003

人格の尊さと、本当の幸せ
https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20191004

 

2016年、大学1年生の時に胸の胚細胞腫瘍。

2018年に、急性リンパ性白血病。

2019年に、白血病の再発。 

 

このように、何度も試練に遭いながらも
その度に乗り越えてこられました。

去年は、その体験を元に本を出版され、
大きな反響を呼びました。

 

 

このように、
前に前に進んでいく山口さんのことを
陰ながら応援していたのですが、

この度、再び白血病を再発してしまいました。

 

再々発の場合、治療はかなり難しく、

1割以下の可能性に賭けて手術をするのか、

それとも、緩和ケアを行いながら最後まで生き切るのか、

そんな重大な選択を迫られているようです。

   ↓   ↓   ↓

山口雄也さんのTwitter

https://twitter.com/Yuya__Yamaguchi

 

皆さまどうか、山口さんの為に
プラスの思いを届けてくださいますように。

そして、どうか奇跡が起こりますように

共に祈って頂けると、有り難く思います。

どうぞよろしくお願い致します

 

 

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