ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

嬉しい!色が取れました~!

2021-01-29 | 広汎性発達障がい児 R君のこと

先日のルイ君(支援校中1・広汎性発達障がい)の
レッスンの時のことです。

 

ルイ君は今、
【バーナム・ピアノ教本2】を練習しています。

「これはね、アメリカの男の子が使っている楽譜ですよ。」

と言ったら、凄く喜んで、
ルイ君の練習も拍車がかかってきたようです。

 

先日のレッスンの時も、
宿題の「芝刈り機」が上手に弾けたので合格にしました。

なので私は、
次の「ローラーコースター」のページを広げ

「ルイ君、次の宿題は この曲です。
まず、右手を弾いてみましょう。」

と言いました。

するとルイ君は「はい。」と言って、
すぐに弾き始めました。

 

難なく弾けたので

「じゃあ、左手もやってみる?」と促すと
ルイ君は再び「はい。」と言って左手のパートを弾きました。

 

音もリズムも正確に弾けたので
「じゃあ、頑張って両手に挑戦しましょう。」
と言ってみました。

ルイ君は「頑張ります。」と言って、
ゆっくり両手で弾きました。

 

私はルイ君の右側に座って、
音やリズム、そして手の形や姿勢をチェックしていたのですが。。。

ある事に気が付きました。

 

あれっルイ君ったら、

色が付いていない楽譜を見ながら弾いてる

何時もは、音符に色を付けてから弾くのに。

 

 

ルイ君が、最後まで弾き終えたので

「ルイ君、凄い
音符に色が付いていないのに弾けたね

「あっ、ほんとだ

「ルイ君、凄いね~

「はい。」

「やっぱり、中学生は偉いね~」

「はい。」

ルイ君は、本当に嬉しそうでした。

 

実は、今までも何度か
「色を塗らないでやってみようか。」
と試みたことがあったのです。

でも、その度にルイ君は

「いいです。色を塗ります。」と言っていたのです。

 

それが、こんなに すんなり色が取れて
上手に弾けたなんて

私が色を塗る事を忘れたことによる偶然が
こんなに嬉しい展開になるとは

とても嬉しいレッスンになりました

 

 

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習いたい~と云うサインを見逃さない

2021-01-26 | 広汎性発達障がい H君

先日のブログにも書きましたが

   ↓   ↓   ↓

【今年も男の子に恵まれそうです】
ttps://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20210115

 

ルイ君の弟・ハル君(4歳)は、
やはり本当にピアノが習いたいとのこと。

最初は私も、もう少し大きくなってからは如何でしょうか、

~とお話ししていたのですが、

お母様にお話しをうかがうと、
どうやらハル君は
ピアノが習いたくて習いたくてたまらない様子らしく、

是非お願いしますと言われたのです。

お兄ちゃん達2人が習っているので、

僕もと思うのは、当然のことなのでしょう。

 

 

実は、まだ診断名は付いていないのですが、
ハル君もまた 療育に通っています。

最初は、3歳児健診で指摘され、
お母様は 様々な葛藤の後、
勇気を出して療育に通わせることにしました。

   ↓   ↓   ↓

【私が早期療育を勧める訳】
https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20190624

 

 

それから2年。。。。。

 

 

 

療育の成果が現れて、
久しぶりに会ったハル君は、
見違える様になっていました。

緘黙症の疑いがあったのに、

私の質問に、喋る、喋る、喋る。。。

 

「あら~すっかりお話しが上手になって、
もう、心配はいらないくらいですね。」

「はい、言葉は増えたのですが、やはりまだまだで。
多分、何らかの障がいはあると思います。」

とのこと。

 

そしてお母様は

「だからこそ、子供の習いたい!
と云うサインを見逃さず、
良い時期に習わせてあげたいのです。」

と仰いました。

 

はい、分かりました

勿論、喜んでお引き受け致します

 

 

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来週も来てね

2021-01-17 | ADHD児 頑張るT君

以前、ブログにも書きましたが
  ↓   ↓   ↓
https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20201123

テツ君(小6・ADHD児)は
去年の秋頃から学校をお休みすることが多く、
お母様も心配なさっているようです。

それでもピアノには来ていたのですが、
先週は余程調子が悪かったらしく、
レッスンもお休みしてしまいました。

 

昨日は朝から
今日は来るかな~と心配していたのですが、
テツ君は、だいぶ遅れてレッスンにやって来ました。

去年の暮れ以来、久しぶりに会ったテツ君は
眼が隠れる程長かった前髪が短くカットされ、
すごく格好良くなっていました。

「あら、菅田将暉に似てるね。」と言うと

「そんなことありません。」とクールな答え。

でもね、キリッとした眉毛が、
本当に菅田将暉に似ていたのです


まず、気持ちはとても落ち着いていました。
イライラしたり、反抗的な態度も全く無く、
非常に穏やかだったと思います。

肝心のピアノですが、
何度か練習した後に、両手でちゃんと弾けたので、

「テツ君、凄く上手に弾けたね。さすがだね。」
と褒めました。

するとテツ君は
「いや、少し音を間違えたので上手ではありません。」
と言いました。

「そんなことないよ。
今の弾き方に点を付けるならば96点位だったもの。」

「いえ、84点位だと思います。」

少年らしい潔癖さが、そんな発言になったのかな、と思いました。

 

「だったら、来週は100点目指せる?」

「はい。目指します。」と言ってくれました。

こんな感じで、非常に真面目なレッスンが出来ました。

 

勿論、ピアノばかりだと疲れると思ったので、
雑談も沢山しました。

お医者様の診断では、
鬱傾向ということらしいのですが、

会話の中では、
受け答えもちゃんと出来ているし笑顔も出ていたので、
それ程深刻ではなさそうです。

 

「来週も来てね。」

「はい、来ます。」

そう言って帰っていったけど、
本当に来週も来ますように~と願っています。

 

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今年も男の子に恵まれそうです

2021-01-15 | ピアノ教室

ピアノ教室の男の子の割合は17%~と
何かで読んだことがあるのですが、
私の教室は、何故かほとんどが男の子です。

 

結婚して この地に住み始めた時、
近所に楽器屋さんがあり、
生徒募集の相談に行きました。

すると、その店長さんが生徒さんを募集してくださり、
すぐに5人程の生徒さんが集まりました。

何故か、全員が男の子でした。

 

それからは、ずっと男の子ばかりが続きました。

息子が幼稚園の頃、
同級生の女の子が習いに来た時は、

やった~ 女の子が来た

と、心底嬉しかったのを覚えています。

 

しかし、それでも女の子の割合は、多い時でも半分。

今は、大人の女の方達を除けば、全員が男の子です。

 

先週の土曜日も、男の子ばかりがレッスンに来ました。

それだけならば、日常的なことなのですが。。。

 

その日は、新年初めてのレッスンだからでしょうか、

ユズ君のお母様が、弟君を連れて玄関に入って来られました。

新年の挨拶をした後に、

「この子も、大きくなったらお願いします。」

と仰いました。

2歳の弟君は、まだ本当に小さくて、
ピアノが好きになるのかどうかも分からないのに(笑)

 

それから、ルイ君のお母様も、
一番下の弟君を連れて玄関に入って来られました。

4歳の弟君を私の前に出させて

「この子も、習いたがっているので、
近いうちに、どうぞよろしくお願いします。」

と仰いました。

 

ああ、今年も男の子だらけになる予感

私ったら、モテ期がずれてる~~っ

 

 

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残された時間を考えて

2021-01-06 | 音楽&ピアノ

あけましておめでとうございます

今年もどうぞよろしくお願いいたします

 

今年のお正月は、どこにも行かず、
ずっと家に居ました。

なので、一日中食事の用意をしていたような?

そんな印象です(笑)

 

家族が居るとピアノに向かうこともままならず、
10日以上、ピアノに触っていないかも

今から久しぶりに練習しようかな~と思っていますが、
ちゃんと指が動くかしら?

 

 

人生の半分を、とっくに過ぎた今、
最近は残された時間の事を考えます。

 

あと、何年ぐらいピアノの指導が出来るかな。。。?

これは、生徒さんが来てくれないことには
実現できないことです。

【ピアノの先生】で居続けることは、
ある意味運?それとも努力次第?

おそらく両方なのでしょう。

そういう意味では、
生徒さん達に求められる指導力を持ち続けなければ

と強く思います。

 

10年後に、今と同じレベルでピアノが弾けるかな。。。?

これもまた、自分自身の努力次第なのでしょう。

昔取った杵柄に頼っているだけでは、
きっと段々弾けなくなってしまう。。。

時々、そんな不安に駆られて、
闇雲に弾いては疲れてしまうのですが、
今年は、ムラの無い練習を心掛けたいと思っています。

 

以上は、今年の年頭に思ったことですが、
自分を律する為に、ここに記させて頂きました。

それでは今から練習してきます

 

 

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