ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!


ADHD児T君・やだっ!もっとやる~っ!

2017-12-08 | ADHD児 頑張るT君

先日は、3年生のT君のレッスンでした。

大きな声で「こんにちは」と入って来ました。

「あら~T君こんにちは。 元気いいね~」と言いましたら、

「練習してきたよ。何時もよりは少ないけどね。」とニコニコしています。

早速、練習の成果を聴きましたら、確かに練習の跡が見られます。

練習時間、ゼロではないようです。

「T君、ちゃんと練習してきてくれたんだね。ららみ先生には分かるよ。」
と言いましたら

「2日しか練習できなかったんだ~」と、残念そうに言います。

先週のレッスンの時は、6日練習をした!と得意そうでしたので、
2日しか出来なかったことが、残念だったのでしょう。

「そうなんだ。でも、練習してきてくれて、ららみ先生嬉しいよ。ありがとうね。」
と言いましたら、嬉しそうに頷きました。

 

T君は、私が奥の手?を使ってからは、少しの時間だけでも、練習してきてくれるようになりました。

http://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20171115(11月15日の記事)

普段、このような奥の手?は、あまり使わないようにしているのですが、
今回に限って言うと、少しは効果があったのかな?と思います。

何しろT君は、長~い間、練習時間ゼロで、レッスンに来ていたのですから

 

T君は、練習してきたことを褒められて気を良くしたのか、
新しい宿題の予習にも、意欲的に取り組んでくれました。

右手と左手を数回ずつ弾かせて

「片手ずつ、上手に弾けるようになったね。
お家でも、こうやって練習して、それから両手で弾いてきてね。」

と言いましたら

「今、両手で弾いてみる」と言って、何度も何度も練習していました。

少々、時間がオーバーしましたので

「T君、もうお兄ちゃん(6年生のY君)の時間だから、続きはお家でやってね。」
と言いましたら

「やだっ もっとやる~っ」と叫ぶ程でした

果たして、T君はお家でも、頑張って練習してきてくれるかな?

斯うご期待~ でございます~

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ADHD児T君・仕事と育児と介護

2017-11-17 | ADHD児 頑張るT君

(昨日の続きです~)

T君のお母様は、週に何度か薬剤師の仕事を持ち、お忙しい日々を送っていらっしゃいます。

そして、最近はお姑さんが入退院を繰り返し、気が休まる時が無いのでしょう。

しかも、2人のお子さんは、発達障がいの投薬を受けている~となれば、
毎日が慌ただしく、いっぱいいっぱいなのだと思います。

私は、10年程前の、自分自身のことを思い出しました。

その頃私は、小中学生の息子達と、今よりずっと多くの生徒さんを抱えながら、
入院中の父の許、月に1度、時には2度も、遠く離れた地元へ帰省していました。

時間が無いので、夜行で帰って夜行で戻る~そんな時もありました。

「お母様、私も、そんな時期がありました。
それでも、何とかなるものです。
そして、お母様の頑張りは、きっと皆が見ていて、感謝していると思います。」

そう言って手を握ると、泣きながら、少し微笑んでくださいました。

 

仕事と育児と介護が重なり、大変な思いをしている方々は、
世の中に沢山いらっしゃると思います。

そんな方々や、T君のお母様に、私は何をして差し上げたらよいのだろう?
そんなことを考えさせられたのでした。

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ADHD児T君・お母様、それだけは言わないでくださいね

2017-11-16 | ADHD児 頑張るT君

(昨日の続きです)

T君のことを、う~んと褒めて、固い握手をした後で

「T君、こうやってお家でも練習すると、これから、もっともっと上手になるね
楽しみだね~」と言いましたら、

「でも、ママが、ららみ先生の家は遠いから、もう少ししたら辞めようね、って言ってた。」
と言うのです。

実は、T君の家は、かなり遠くて、いつも1時間かけてレッスンに通ってくださっているのです。

 

私は、レッスンが終わった後、車で待っていたお母様をお呼びしました。

T君とお兄ちゃんのY君(6年生)には、車の中で待っていてもらい、
私はお母様と2人だけになりました。

そして、T君とY君の、最近のレッスンの様子や、
T君が、ピアノを辞めたくないから練習を頑張ったことなどをお話しました。

「T君から聞いたのですが、もうすぐピアノを辞めるのですか?」

「いえ、Yが来年中学に入ったら、生活の時間帯が変わるので、
遠いピアノのレッスンに通えるかな~辞めようか?と、
軽い気持ちで言っただけなんですよ。」

「そうですね、ウチは、かなり遠いですものね。
しかも、中学生になったら、帰りも遅くなるし、忙しくなりますものね。」

「そこを心配しています。」

「でしたら、ご近所のピアノの先生に変わられてもいいので、
ピアノは、もうしばらく続けさせてあげてくださいね。
ピアノを辞めたくない一心で、T君も、今週は頑張って練習したのですから。」

「はい、でも、2人共ららみ先生に懐いていますし、
続けるならば、ららみ先生~と思っています。」

「ありがとうございます。
私も、2人共可愛いので、出来れば手放したくないのですよ。」

「ありがとうございます。
Yが中学生になったら、曜日や時間は変えて頂けますか?」

「勿論です。来年になったら、時間帯や曜日など、また一緒に決めていきましょう。
ですから、これからは、お子さん達が『辞めたい』と言うまで、
辞めようか~って、言わないであげてくださいね。
大好きなお母さんにそう言われると、子どもの心は乱れますので。」

そう言いながら、私は自分自身の発言も反省していました。

練習しないんだったら辞めてもらおうかな~等と言って、
私もT君の心を乱したに違いないのです。

このセリフは、私も2度と言うまい、と思いました。

「はい、もう言いません。
子ども達にも、辞めたくないよ~!と言われましたし。」

「そうですか、ありがとうございます。
それにしても、お母様は、本当によく頑張っていらっしゃいますよね。
お仕事もお忙しいし、お姑さんのこともあるし、本当にえらいですね。」

私がそう言うと、お母様の目から、涙があふれ出しました。

我慢していたものが、一気にあふれ出た~と云う感じでした。

(長くなったので、明日に続きます)

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ADHD児T君・やめてもらおうかなぁ~と言ってみた

2017-11-15 | ADHD児 頑張るT君

3年生のT君は、ADHDの症状があるのですが、最近はお薬がよく効いて、
レッスン中は、集中してピアノに取り組んでくれます。

しかし、お家での練習は苦手らしく、T君はいつも、あまり練習をせずにレッスンに来るのです。

それどころか、最近は、全然練習をしないでレッスンに来る日が
3週間も続きました。

どうしたら、T君はお家で練習するかな~?

今まで、あの手、この手で色々試してみたのですが、あまり効果がありませんでした。

 

「T君、練習しないでレッスンに来るのは、ららみ先生悲しいよ。」

「わかってるよ。」

「今度練習しないでレッスンにきたら~」

「えっ?どうするの?  お泊まり?」(←9月7日の記事)

「ううん、お泊まりじゃなく~ どうしようかなぁ?  どうしたらいいと思う?」

「ららみ先生が決めていいよ。」

「じゃあ、今度練習しないで来たら、もう、ピアノ教室、やめてもらおうかなぁ。」

「えっ、やだ~ 

 

先週、そんな会話をしましたので、果たして練習しているかな~?と思いつつ
昨日はT君のレッスンでした。

「T君、今週は練習したの?」

「うん、昨日以外は、毎日した」と、T君は自信満々です。

そして、おもむろにピアノを弾き始めました。
すると、その音色はとてもなめらかで、明らかに沢山練習した音色でした

「凄いね~  すごく上手だね  沢山練習したんだね~
あんまり上手に弾けたから、ららみ先生、ビックリしちゃったよ。
やっぱりTくんは、いざとなったら頑張る子だね 
そう褒めた時の、T君のドヤ顔ったら 

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ADHD児T君・先生のお家にお泊まりだ~!

2017-09-07 | ADHD児 頑張るT君

昨日は、3年生のT君のレッスンでした。

T君は、今年から飲み始めたお薬がよく効いて、
見違えるほど集中力が付いてきました。

30分のレッスンの間も、かなり集中してくれますので、
レッスンが予定通りに進みます。

ただ、レッスンの間は熱心に練習してくれるのですが、
家庭での練習は、あまり乗り気がしない様子で、
ほとんど練習せずにレッスンに来ます。

今週のレッスンの時も、練習をせずにレッスンに来ましたので...

「T君は、少し練習したら、う~んと上手になるタイプなのになぁ~
残念だな~  もう少し、お家でも練習しておいでね。」

「...。」

「あれ?  お返事がないんですけど?」

「忙しいんだよ...」と、小さな声でT君は答えます。

「でも、T君には頑張ってもらいたいなぁ。」

「頑張る...」と、聞こえないくらい小さな声で答えるT君。

「じゃあ、お家の練習を頑張るお約束ね

「わかったよ。」

「お約束を守れなかったら~」

「どうするの?  針千本?」

「ううん、練習してこなかったら、ららみ先生の家にお泊まりして
ず~っと、ピアノの練習だよ

「えっ?」

「練習してこなかったら、先生のお家にお泊まりだから、
来週は、パジャマを忘れないでね。
でも、泊まりたくなかったら、沢山練習してきてね

「でも、学校があるし、泊まれません。。。」

「大丈夫 先生が、車で送ってあげます。」

 

うふふ~ 

ちょっと脅しすぎちゃったかな~?
果たして来週は?   乞うご期待でございます

 

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2時間

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