ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!


やれば伸びる子だよね!(レッスンの前に卓球のお話 18)

2017-12-07 | 不登校

(昨日の続きです~

ニノ君は7分間、片手ずつ弾いたり部分練習をしたりして、かなり集中して練習してくれました。

2ページ目も同様に時間を計り、1人で集中して練習させました。

すると、さっきよりもグンと上手に弾けるようになりました。

「ニノ君、ほらね。  ちょっと集中したら、見違えるようになったでしょ?
ニノ君は、やれば伸びる子なんだよ。
やれば出来る子、じゃなくて、やれば伸びる子なの。分かる?」

「はい。」

「やれば、ピアノも勉強も、無限大に伸びるんだからね。頼んだよ

「どっちにしろ、やることが大事か。。。」

「そうだよ~」

「やんなきゃな。。。」

「そうだよ。 だからやれよ」と、
私はわざと、高校生の男子みたいな言い方で励ましました。

「今度のテストは、頑張んなきゃヤバいから、マジで頑張ろうと思ってます。」

「うん、頑張れ  今、ニノが自分で決意表明したんだからね。
ららみ先生は、今の言葉、しっかり聞いたよ~」

「はい。本当に頑張ります

「じゃあ、テストが終わったら、結果を聞くよ~

「え~っ  それだけは止めてくださいよ~」 

そんな感じで、明るくレッスンは修了しました。

 

果たしてその後は。。。
ニノ君は、頑張って登校しているそうです

取りあえず、良かったな~と思いました。

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はるか昔に練習しました~(レッスンの前に卓球のお話 17)

2017-12-06 | 不登校

高校2年生のニノ君は、小学校の頃から不登校を繰り返しています。

去年の今頃は、数ヶ月間登校出来ず、進級が危ぶまれていましたので、
私もかなり心配しました。

その後立ち直り、今年は順調に登校していたのですが、
最近また、学校に行ったり行かなかったりしているそうです。

先日もお母様から
「ニノは、最近、何に対してもやる気が無くて困っています。
勉強をしないから、学校の勉強に付いて行けず、
学校に行けないのは、その所為もあると思います。
どうか、励ましてあげてください。」と連絡を受けました。

う~ん、困ったなぁ  どうしたら良いんだろう。。。

学校に行かない日でも、レッスンには来てくれるニノ君。

ピアノや音楽が好きなこともあるとは思いますが、
私と、卓球の話をしたり、他愛の無い話をするのも、
ニノ君にとって、リフレッシュになっているのかもしれません。

そんなリフレッシュの時間であるレッスン中に、私が勉強の話や、受験の話をしたら、
ニノ君の気持ちは、益々ふさぎ込んでしまうんじゃないかな。。。?

そう思った私は、いつも通りのレッスンをすることにしました。

 

ニノ君は、何故かニコニコとレッスン室に入って来ました。

私は、いつも通り軽くお喋りをしながら、ニノ君の様子を覗ってみました。

何時もより、ずっと機嫌が良さそうです。

そこで、宿題を1回弾かせてみました。

確かに、あまり練習をした感じはしません。

「ニノ君、今週は練習したのかしら?」

「ええ、まあ。  はるか昔に、やったような気がします

「はるか昔って、4歳頃?

「あはは  それよりは最近です。」

「じゃあ、君に7分だけ時間を上げるから、この1ページを自分なりに練習して。」

そう言って、私はニノ君の傍を離れて、ソファーに座りました。

(続く~

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不登校だったMちゃんが語ったこと その2

2017-10-05 | 不登校

Mちゃんのお兄ちゃんと、ウチの次男は同級生なので、
Mちゃんのお母さんと私は、長い付き合いになります。

次男が幼稚園の頃までは、ほぼ、毎日会っていたと思います。

そんな18年の付き合いの中で、Mちゃんのお母さんが、
子供を叱ったところを見たことがありません。

子供が何をしようと、見守るだけなのです。

ですから、Mちゃんが学校に行かなかった時も、
「行きなさい。」と言わなかったことは想像できます。

そのお母さんが「行ったら本を買ってあげるよ。」と言った時、
これは、本当に大変なことなんだ、とMちゃんは思ったのでしょう。

その一言が、ひとつのきっかけになったとは思いますが、
冬休みを挟んだ、新年からの登校~というのも、良かったと思います。

色々なことが功を奏して、Mちゃんの不登校は、終止符を打ちました。

本当に良かったな~と思いました。

 

Mちゃんの例は、ラッキーな部類だと思います。

私の生徒さんでも、不登校を繰り返すお子さんもいますし、
息子達の同級生にも、不登校のお子さんは、複数いました。

中には、まだ引きこもりが続いている例もあります。

友人の中には、息子さんが5年間の不登校を経験し、
今は克服して、カフェでバリスタとして働いている~という方もいます。

その方が言うには、
不登校は、年齢が高くなればなる程、深刻になるのだそうです。

なので、出来るだけ早い内に、専門家に相談する方が良い~
とのことでした。

そして、不登校になる子は、感受性が強く、頭の良い子が多いそうです。

頭が良く、感受性が強すぎるが故に、
考えすぎたり、傷ついてしまいがちなのでしょう。

今も尚、不登校で苦しんでいるお子さん達の心が癒やされ、
安心して登校出来る様になりますように。

願ってやみません。

 

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2時間5分

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不登校だったMちゃんが語ったこと

2017-10-04 | 不登校

中学2年生のMちゃんは、中学生活を満喫している様子です。

クラスの事、美術部の事、色々な話をしてくれます。

そんなMちゃんですが、小学6年生になってから暫くの間は、
あまり学校へ行っていませんでした。

確か、4月から12月いっぱいまでは、ほとんど行っていなかったと思います。

たまに行ったとしても午後からで、朝から学校へ行くことは無かったようです。

 

先日のレッスンの時、6年生の頃の話を聞いてみました。

その頃から2年経ち、そろそろ聞いてもいいかな?と思ったからです。

「Mちゃん、学校が楽しそうだけど、
6年生の頃は、どうして学校に行けなかったの?」

「何でだろう。。。」

「何でだろうねぇ。」

「多分、起きられなかったからだと思う。」

「起きられなかったの?」

「うん、起きられなくて、遅く起きたら、もう、学校に行きたくなくなって。」

「ああ、遅刻して行くのは嫌だもんね。」

「遅刻するくらいならば、休もうって思って、それが続いた感じかな~」

「そうだったんだ。」

「自分でも、これではいけないって、ずっと思ってたんだけど。
やっぱりズルズルと休んでしまって。」

「自分でも、これではいけないって思ってたんだね。」

「うん、それは思ってた。」

「行くきっかけになったのは、何だろうね。」

「普段、何にも言わないお母さんが、
漫画買ってあげるから学校行こう、とか、行ったら本買ってあげるよ~
と言い出したので、これはそろそろ、本当にやばいかな?と思って。」

「年が明けてからは、毎日行ったんだよね。」

「うん、行きだしたら、毎日行けるようになった。」

「そうだったのね。 行けるようになって良かったよね。」

「うん。」

 

そんな話を、淡々としてくれました。

今が充実しているから、語ることが出来たのだと思います。(続く)

 

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2時間10分

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お母さんの楽譜で発見したもの(レッスンの前に卓球のお話 16)

2017-08-13 | 不登校

最近まで、ニノ君(高校2年生)は、モーツァルトのソナタを練習していました。

そして、その楽譜は、ニノ君のお母様が、子供の頃に使っていたものでした。

今から30年以上前の楽譜は、かなり年季が入っており、
注意事項を書き込むのが申し訳ないな~と思う程でした。

ある時私は、その楽譜に、かなり薄い字で音名が書いてあるのを見つけました。

もしかしたら、1度書いて、消したのかな?と思う程に薄い字でした。

私はニノ君に
「これ、お母さんが子供の頃に書いたものだね。」と言いましたら

ニノ君は「そうかも。」と言いました。

「ニノ君がこんなことしたら、ららみ先生に怒られちゃうよね~?」

と言いましたら、ニノ君は、嬉しそうな顔で

「そうですね。」と言いました。

「お母さんも、こんな頃があったんだね。可愛いね。」

と言いましたら、ニノ君も笑っていました。

 

実は、ニノ君のお母様は、超が付く程の才媛です。

偏差値を考えると、こちらも緊張してしまう程の才媛なので、
お母様は、ニノ君にも大きな期待をかけているようです。

実際、ニノ君自身も、地域で有名な進学校に通っているのですから
期待をかけられても当然なのでしょう。

「その期待がね。。。」と、ニノ君が漏らしたことがあったので、
そのプレッシャーが、時には辛いのかもしれません。

子供の頃から、ずっと成績が良かったお母さん。
いつも完璧なお母さんにも、楽譜に音名を書き込むような、
そんな子供の頃があったのだ~と再認識できた、お母さんの楽譜。

ニノ君は、どんな気持ちで使用していたのかな?

楽譜を通して、子供の頃のお母さんに出会い、
少し、お母さんのことを、愛おしく思ったに違いありません。

 

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1時間45分

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