ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

小説みたいな再会

2020-01-31 | 日記

先週末、小学校のミニ同窓会がありました。

上京してくる友人が居たのと、

長らく音信不通だった同級生・サトル君に連絡が付いたので、

早速、皆で会うことになったのです。

 

私達は、西日本の小学校を卒業しているので、

関東地方に住んでいる人は少なく、

そのせいか、事あるごとに集まって親睦を深めているのです。

 

さて、そのサトル君に連絡が付いた理由が劇的だったので、

記しておきたいと思います。

 

あっオバサンなのに、

同級生を君付けで呼ぶことをお許しくださいね。

何せ、小学校の同級生なので。。。

 

ある日、同級生のジュンイチ君が、

東京郊外の国道を、車で走っていました。

すると、対向車が目に入りました。

 

「えっ?もしかして、今のはサトル君?」

そう思ったジュンイチ君は、

急いでUターンし、その対向車に追いついたそうです。

そして、車を停めて確認したら。。。

やっぱり、サトル君だったそうですビックリマーク

 

お互い、大学生の時以来の再会を喜び、

その場で連絡先を交換し、

Lineでみんなに連絡し。。。

 

そして、ちょうど 週末に

上京してくる友人がいたので、ミニ同窓会を開く運びになったのでした。

 

郊外とは言え、東京の国道で、

しかも、対向車のサトル君に気が付いた

ジュンイチ君の動体視力にはビックリですし

 

地方出身の同級生同士が、

こんなピンポイントで擦れ違うなんて

 

しかも、東京で

 

昨日のミニ同窓会は、9人集まったのですが、

こんな事ってあるんだね~

神様のお導きかもね~と、

みんなで、しみじみと語り合いました。

長く生きていると、こんな事もあるんですね

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可愛いおはなし

2020-01-29 | 発達性協調運動障害児

昨日、ダイスケ君(5歳)のお家の方から聞いた話です。

先日、ダイスケ君は小指を怪我してしまったそうです。

すると、その時に、

「あ~ 5の指、怪我しちゃった

と言ったそうです

 

可愛いな~可愛すぎる

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ルイ君の涙の訳

2020-01-27 | 広汎性発達障がい児 R君のこと

土曜日は、ルイ君(小6・広汎性発達障がい)のレッスンでした。

ルイ君は、静かなお顔でレッスン室に入って来て、

ピアノの椅子に座りました。

その時に、ちょっと何時もと感じが違うな?

何でかな?と思ったのです。

 

ルイ君は、宿題の曲を弾き始めました。

音の間違いはありません。

ルイ君の指は、発達障がいの子特有の反り返りが時々現れるのですが、

指の形も自然に、綺麗な音で弾けました。

ただ、音の長さが間違っていたのです。

 

「ルイ君、惜しいね。音の長さが ちょっと変だよ。」

と指摘しました。

すると、ルイ君は、みるみるうちに涙目になりました。

「なんだよ。ふざけんなよ。」

 

私は、ルイ君が、そんな言葉を使ったのにもビックリしました。

今までは、私が間違いを指摘しても、ニコニコして

「間違えちゃった。」と言うだけだったからです。

 

ルイ君が、本格的に泣き出してしまったので、

私は、ルイ君に、漢字の質問をしました。

「ルイ君、これって何て読むんだっけ?」

【演奏】【機敏】【飛躍】

そんな、ちょっと難しい漢字を指さして聞いてみました。

ルイ君は、泣きながら読み方を答え、

その上、◯は小6で習う漢字です~とか、

△は、中学2年生で習う漢字です~等と答えてくれました。

 

何時もは、このやり取りで、ご機嫌は直るのですが、

今回は、なかなか涙が止まりません。

なので、私はピアノを弾かせる事は諦めて、

ノートの演習をすることにしました。

 

音符を書いたりするうちに、心が落ち着いたのでしょう、

ルイ君は、いつものルイ君に戻り、

最後は笑顔になりました。

 

お迎えに来られたお母様に伺いましたら、

最近は、卒業式の練習で、かなり疲れているとのこと。

その影響が、レッスンにも出たのかもしれません。

来週は、ルイ君の様子を見ながら、慎重にレッスンをしようと思います。

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海外で映画化!「自閉症の僕が跳びはねる理由」

2020-01-24 | 自閉症の作家・東田直樹さん

自閉症の作家・東田直樹さんが

13歳の時に執筆した「自閉症の僕が跳びはねる理由」が

海外で映画化されました。

カドブン(KADOKAWA発の文芸WEBマガジン)で

詳しく紹介されています。

ご興味がある方はここをクリックしてくださいね

 

 

東田直樹さんの代表作にして世界的ベストセラー

自閉症の僕が跳びはねる理由』が今年映画化され、

1月23日から開催予定のアメリカ・サンダンス映画祭にも登場!

サンダンスといえば「世界最大のインディペンデント映画祭」。

その「ワールド・シネマ・ドキュメンタリー コンペティション部門」に

正式出品されています。

映画は東田さん役の主人公の少年が、

壮大な景色の中を旅しながら「自閉症」の内面と向き合っていく物語で、

東田さんの文章が沢山ちりばめられているとのこと。

ぜひ日本でも公開してほしい!という願いもこめて、

カドブンで東田さんの原作をご紹介します。

映画のビジュアルとともにお楽しみください!

【カドブンより】


自閉症の僕が跳びはねる理由
 
 
 
 
自閉症児の御家族、教育者、
 
その他、様々な方々に読んで頂きたい この本が、
 
映画化されたなんて、本当に素晴らしいと思います
 
日本でも、一般公開されますように
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レッスン室で 推しピの話

2020-01-14 | ピアノ教室

先日の、Cちゃん(大学1年)のレッスンの時のことです。

次の生徒さんが、急にキャンセルになったので、
ノンビリと雑談をしていました。

すると、Cちゃんが

「私、推しピが出来たんですけど。。。
あっ、推しピって分かりますか?」

と聞くのです。

「推しピの推しは、推しメンの推しで~」

「あっ、好きなピーポーの略?」と私。

「そうなんですけど。。。」

と言いつつ、Cちゃんのホッペは真っ赤です。

 

Cちゃんの話を聞くと。。。

Cちゃんの推しピは、同じ大学の同じ科に属する男の子で、
大学で見かける度に、推し度が上がっていくそうです

「何で、もっと早く彼の良さに気が付かなかったんだろう。。。」

と、Cちゃんは、とても残念そうに言うのです。

「もうすぐ春休みなので、それまでに仲良くなりたいんですけど、
どうしたら良いですか?」

「う~ん、どうしたら良いんだろうね。」

「分かんないんです。」

「勉強の話とか、本の話とか、真面目な話を振ってみる?
彼は きっと、議論が好きだろうから。」

Cちゃんの大学は有名私立大学で、
しかも、Cちゃんが属している学科は、
(おそらく)議論好きの子が集まる科だと思ったからです。

「ああ、そうですね。
真面目な話なら、変に勘ぐられないかも。」

「うん、最初は真面目な話から、徐々にね。」

「はい、そうします。」

Cちゃんの顔は、パッと明るくなりました

 

「Cちゃん、もし、推しピの彼と仲良くなったら、
2年生になった時には、もっともっと大学が楽しくなるね。」

「はい。」

「学年が上がるに従って楽しくなるなんて、
まるで、クレッシェンドみたいね?」

私が、おどけてそう言うと、

Cちゃんは、益々ホッペを赤くしたのでした

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