ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

音楽的な演技~高橋大輔さんが凄い!

2018-12-26 | オリンピック&パラリ...

今年の「全日本フィギュアスケート選手権」が終わりました。

今回は、高橋大輔さんが、5年振りに選手として復帰されたので、
日本中が注目していたと思います。

私も、高橋選手のスケートを、とても楽しみにしていました。

もともと、芸術性の高い演技をする選手でしたので、
久しぶりの演技が楽しみだったのです。

そして、32歳になった高橋選手が、果たしてどのような演技をされるのか、
5年間のブランクを、どのように克服されたのか、非常に興味がありました。

何しろ32歳での選手復帰というのは、ピアニストで例えるならば、
80歳でリサイタルを行うような、それ程の偉業だと思うからです

 

実際の演技はどうだったかと言いますと、
ショートプログラムも、フリーも、どちらも本当に素晴らしいものでした。

ショートプログラムでは坂元龍一の「シェルタリングスカイ」

最初のイントロから、スーッと高橋選手が醸し出す世界へと魅せられ、
目と耳が釘付けになりました。

まるで、私自身が音楽に入り込み、演奏しているかの様な~
そんな錯覚を覚える程に引き込まれたのです。

フリーは、ラフマニノフの「鐘」をアレンジした曲でした。

高橋選手の演技は情熱的で、それでいて切なくて、私は涙が出そうになりました。

全身全霊で奏でている、そう、まさに奏でている高橋選手に、感動したのです。

ショート、フリー共に、表現力が素晴らしく、映画を観た後の様な深い余韻が残りました。

 

高橋選手は、この5年間を、どのように過ごされたのでしょう。

何を考え、何を成してきたのか、そして、何をきっかけに復帰を決めたのか。。。

そんな事を考えることが無粋と思わせるような、ただただ素晴らしい演技だったと思います。

今季の世界選手権は辞退されたようですが、これからも研鑽を積んで頂き、
私達に感動を与えて頂きたいと、願うばかりです。

コメント

メッセージ

メッセージを送る