ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

T君のその後は来週に持ち越されることになりました

2019-06-30 | ADHD児 頑張るT君

最近の気温の変化について行けず、
昨日の朝は、起きた時から怠かったのです。

熱があるわけでもなく、
喉が痛いわけでもないのに、身体が鉛の様でした。

それでも、午後からはレッスンだから~と、
起き上がって普段通りに色々やりました。

お昼御飯の後は、
レッスン室を片づけて、玄関も掃除して。。。

さあレッスンだ

と思った途端、気が付きました~っ

5週目で、レッスンはお休みだったのです

 

やっぱり疲れているのかな?

こんな事は初めてかもしれません~

まあ、体調が悪い時にレッスンをしても、
あまり良いレッスンが出来ないと思うので、
レッスンがお休みで良かった~と思いました。

 

。。。と言う訳で、

テツ君の練習がどうなったか?は、
来週に持ち越されることとなりました。

乞う御期待でございます~

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ADHD児T君のレッスン~明日が楽しみ!

2019-06-28 | ADHD児 頑張るT君

先週の土曜日、テツ君(ADHD児・小5)のレッスンの時のことです。

「テツ君、練習してきましたか?」と、私はテツ君に尋ねてみました。

するとテツ君は、小さな声で言いました。

「はい、3回練習しました。」

「まあ3日も練習して来たの?  凄いね。ありがとう

「。。。実は2回です。」

「2日でも、先生は嬉しいなぁ。」

「。。。本当は、1回です。」

「そうなの?でも、練習してきただけでも嬉しいよ。」

 

こんな感じでレッスンが始まり、テツ君は弾き始めたのですが、

テツ君は、しどろもどろで全く弾けず。。。

「本当はゼロでした。。。」と、本当の事を言ってくれました(笑)

とはいえ、レッスンの最中は、非常に集中してくれて、
テツ君は、結局2ページの曲を間違えずに弾けるようになりました。

でも、練習をせずにレッスンに来たテツ君に、
合格シールを貼ることは出来ません(キッパリ

「次のレッスンまでに、1回でもいいから練習してね
じゃないと、どんなに上手に弾けても合格出来ないよ。」

と、約束させたのでした。

 

そして、1週間は瞬く間に過ぎ。。。

昨日の夜遅くに、テツ君のお母様からメールがありました。 

“1週間は本当にあっという間で、

テツも今日になって「練習してない!」と焦ってました。

1回でも練習すると、毎日やったかのようにアピールするんですがね。

土曜日は、どうぞよろしくお願い致します。”

と書いてありました。

 

テツ君、昨日は練習してくれたのかな?

明日が楽しみだなぁ。。。

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長閑の庭~橋本愛の演技力

2019-06-25 | 日記

先日の日曜日が最終回だったのですが。。。

NHKのBSプレミアムで、毎週 日曜日の夜に
「長閑の庭」を放送していました。 

「長閑の庭」は、
アキヤマ香原作の漫画を元に作られたドラマです。 

ドイツ文学を学ぶ大学院生の主人公・元子が
親子以上も歳の離れている大学教授が好きになり、
「恋の定義」を模索するストーリーでした。 

橋本愛が、主人公の元子を演じていたのですが、
これが、殊の外素晴らしかったです

 

NHKの朝ドラ「あまちゃん」の友人役でブレイクした頃は、
ただ可愛いだけかな~と思っていたのですが、 

最近の「いだてん」の遊女役が格好良く、
「あれ?橋本愛って素敵かも~」と思い始めました。 

そして、「長閑の庭」の元子役です。 

勉強一筋で生きてきた、地味な女子大生の役が
リアル過ぎて魅入ってしまいました。 

 

橋本愛さんの演技は、
視線や指先にまで神経が行き届いていて、
真面目で切ない心の揺れまで伝わってきました。

確かに、勤勉な女の子が恋をすると、
こんな風に、一途になっちゃうんだよね~と
しみじみ思ったりして

似た様なタイプの友人がいるので、その人と重ね、
余計にリアルに感じたのかもしれません。 

 

心に染み入る内容のドラマでしたし、
橋本愛さんの演技も素晴らしく、

久々に良いドラマを見た充足感がありました。 

そして、演技の幅が広がりつつある橋本愛さんの
今後が本当に楽しみです

 

ところで、学生の頃に、
教授に憧れる気持ちは、よ~く分かります。 

知性、人間性、全てが完璧に思えるんですよね。 

教授に憧れる気持ち、久しぶりに思い出しました

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私が早期療育を勧める訳

2019-06-24 | 障がい児教育

ルイ君(小6・広汎性発達障がい)の弟・ハル君は、
今年3歳になりました。

ハル君のことは、赤ちゃんの頃から知っていますが、
色白で笑顔の可愛いお子さんです。

そんなハル君が3歳児検診に行った時、
保健師さんに言葉の遅れを指摘され、療育を勧められたのだそうです。

お母さんは その事にショックを受けて、
その事を私に伝えながら、涙ぐんでいらっしゃいました。

ルイ君に続いてハル君も。。。

お母様の気持ちが痛い程に伝わってきましたので、
私は、相づちを打つ事しか出来ませんでした。

 

すると、お母様は

「療育を勧められたけど、私は様子を見ようと思っています。」
と仰いました。

「そうですか。」

「家の中では沢山喋るし、外では緊張して喋らないだけかもしれないし。。。」

「そうなのですね。」

「だから、しばらく様子を見ます。」

 

そう言えば、確かに私もハル君の声を聞いたことがありませんでした。

何度もレッスンの前後に会っていますし、
時には、レッスン室に入って来る事もあったのに、です。

その度に、私はハル君にも声かけをしていたのですが。

 

なので私は
「あら~行くだけ行ってみたら如何ですか?」と明るく言いました。

「そう思われますか?」

「はい、療育~と思わずに、幼稚園の予備練習と思ったら如何でしょうか。」

「予備練習?」

「幼稚園に入る前に、集団生活に慣れていた方が良いでしょ?
その練習ですよ。」

私がそう言うと、お母様は
「そうですね。考えてみます。」と仰いました。

 

それから1ヶ月程経ち。。。

先日のレッスンの時、お母様が仰いました。

「この間、療育に行って来ました。
ハルも楽しそうだったので、行って良かったです。」

「まあ、それは良かったですね。」

「はい、勧めてくださって、ありがとうございました。
ららみ先生に勧められなかったら、行くことに躊躇していたと思うので。」

「そうですか?」

「はい、幼稚園の予行練習だと思って、気楽に行こうと思っています。」

 

そうなのです

療育教室を、大袈裟に考えないでほしいな~と私は思います。

幼稚園の予備練習だと思えば、気が楽になりますし、
療育では、様々な遊びをおしえてくださいます。

結果、本人も楽しいでしょうし、
お母さん同士の交友関係も広がって、
前向きに捉えると、本当に良いことずくめです。

それに、本当に障害があった場合、療育は早いほど良いのです。

私は療育の専門家ではありませんが、
だからこそ、専門の先生による療育をお勧めしています。

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3年生男子の言葉が感慨深い

2019-06-17 | ピアノ教室

ケン君(小3)は、3人兄弟の真ん中の男の子です。

6年生のお兄ちゃんと、3歳の弟がいます。

お兄ちゃんは広汎性発達障がい、
そして弟君は、3歳になったばかり。

そのせいか、ケン君は非常に聞き分けが良く、
ピアノも真面目に練習してきます。

もともとの性格が、実直なのでしょう。

 

先日のレッスンの時も、きちんと練習してきたので、

「ケン君は、いつも真面目に練習して偉いね。
練習の回数も、ちゃんと守ってくれて、先生嬉しいな~

と褒めました。

するとケン君は、とても嬉しそうなお顔で頷いてくれました。

 

「ケン君は、いつも何時頃に練習するの?」と尋ねると

「夕御飯の前にやっています。」とのこと。

「お母さんが、御飯の前に練習しなさい~って言うの?」

「はい。」

「それで、ケン君は練習するんだね。」

「はい。」

「お母さんが言って、すぐに練習するなんて偉いね。」

「はい。」

ケン君は、習い初めて もうすぐ1年になるのですが、
いつも礼儀正しく、ちゃんと「はい。」と答えるのです。

「お母さんの言う事を よくきいて、本当にお利口ですね。
どうしてケン君は、そんなに良い子なのかな~?」

「それは、お母さんに育ててもらっているからです。」

 

凄い素晴らし過ぎます

なんだかジーンときて、私は泣きそうになりました。

 

ケン君が玄関を出た後、
お迎えに来られたお母様に、そのことをお伝えしました。

お母様も、とても感動していました。

何だか、心が洗われたような~感慨深いケン君のレッスンでした。

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