Solaも飛べるはず

きっと今は、自由に・・・

8・03 東京の階段 2011

2011-08-15 | 階段
東京に行くと、きまって階段を巡るようになったのは、いつからだったか?
 
3年前の夏、池袋サンシャインの本屋で『東京の階段』(松本泰生 著)を手に取ったときからです。
以後、その本に掲載されている坂を一つ一つ検証したいと思って、歩いてきました。
(興味のある方は、コチラをご覧になってください)

見つけるたびに、本の写真と比べて納得し、次に上ってみて感激し、家に帰ればそのページに付箋を貼ると同時に、長年使っているポケット地図にも書き込んでいます。


もう随分、付箋の数が増えました。
でも、まだ3分の1を少し超えたぐらいかな?
まだまだ、楽しみはいっぱい残っています。

今回は、新宿から文京区を廻りました。
まずは、大江戸線を牛込柳町で降り、北側を歩きました。去年はE美ちゃんと南側を歩いたんだよね。


↑駅から少し歩いたところにある宝竜寺坂。新しくて立派です。階段界のエリートなんだろうな。でも、こんなのはあんまりスキじゃない。


 

 
↑宗柏寺をぐるっと巡る三階段。(新宿区南榎町)
ここ、行きたかったんだよねー。階段の形が面白いです。マンホールを利用していたり。


 
↑ここは、歩いていて偶然出合った天神町の急階段と、新潮社(矢来町)前の階段。


牛込神楽坂駅から、地下鉄に乗って白山駅まで行き、今度は文京区の坂めぐりです。
まずは、白山神社の通称「男坂」と「女坂」。
 
↑私、基本的に神社の階段は、あまりトキメかないのですが、右の「女坂」の折れ具合はとってもいい感じです。


そこから、南へ下って、誠之小周辺の坂を探しました。
 
↑右の坂は、ゆるくて奥行きの長い坂でしたが、上ったところに井戸があったのがうれしかったので、振り返って撮影。


 
↑←「曙坂」です。坂標がステキ。上から見たところ。


白山通りを西に渡って、白山2丁目へ。
 
↑ツートンカラーの階段。右は、真ん中だけが段になった階段です。コレ、いいな。小さな石垣も味があります。


 
最後は、住宅街の階段です。「知る人ぞ知る」感が、階段マニアの心をくすぐる。



夏真っ盛りなのに、雨のおかげで暑くなく、気持ちがよかったけど、手に持った地図や傘を、開いたり閉じたりするのは大変でした。

この後、東京ドームまで歩きました。けっこう遠かった。

8・18 東京ホリデイ’10 一日目~階段めぐり~

2010-08-26 | 階段
夏休み前半、な~んにもなくってつまらなかった分、後半は郡上と東京ホリデイが一気に続いたので、日記を書くのが大変!

ですから、写真中心でお茶を濁しますね。

かと言って、毎年おんなじようなことしてるから、代わり映えしないけど。




東京ホリデイ'10 一日目は、新宿でE美ちゃんと待ち合わせて、ランチの後、神楽坂へ。

いきなり、こんな↓お店を見つけました。この餃子(右端)9800円ですと!?
 
中まで火が通るのか、それが心配・・・。


それから、不二家でペコちゃん焼きを買いました。
   
入り口のペコちゃんは、ほっぺにあんこまでつけてリアル~。
また、後姿は髪の分け目も美しく、かぐら坂とまで書かれていました。



神楽坂は何度か来たことあるんだけど、熱海湯側は初めてです。
ステキな階段が、ひっそりとありました。

一番左は、有名な熱海湯わきの階段。真ん中の階段では、座ってペコちゃん焼きをパクつきました。
   
一番右のお店、なんだかわかりますか?診療所みたいでした。「診察中」の看板がかかっていた。


それから、地下鉄に乗って、牛込柳町まで行き、歩いていくつかの階段探し。
 
↑おおっ!ここ、ここ!!
ずっと見つけたかった、新撰組の近藤勇が通ったという「試衛館」跡の石畳階段です。何年か前、大河ドラマ『新選組!』に夢中になった頃を思い出しました。



付近を巡ってみると、味わい深い階段がいくつもありました。
 
 

石の階段もあれば、コンクリートやタイル張りの階段もあって、新旧入り混じっているけど、どの階段もそれぞれにステキでした。
   


E美ちゃんにとっては初めての階段めぐりで、「付き合うよ!」と言ってくれてうれしかったんだけど、実際歩いてみると、「なんじゃコレ!」とびっくりしたかも・・・?
若い人が行くようなとこじゃないですね。
   



でも、おかげさまで私は大満足。E美ちゃん、ありがとう。
↓こんなシブい路地も見つけました。















4・11 東京の坂と階段

2009-04-11 | 階段
4月4日~5日の東京花見で、訪れた坂と階段

1日目
文京区小布施坂

文京区日無坂

港区雁木坂

港区三年坂

港区狸穴坂

港区元麻布 木戸のある階段



2日目
 
新宿区薬王院西の階段    ↑うさぎとふくろうのオブジェ

新宿区おとめ山公園

新宿区西早稲田
面影橋から見える階段

9・16 階段萌え

2008-09-16 | 階段
エミフルのヴィレッジ・ヴァンガードで、『工場萌え』という写真集を見つけました。
題名の通り、工場ばっかりの写真集。こういうのに魅力を感じる人(写真家さん)っているんだなーと思いました。


そういう私も、夏休みに東京に行ったとき、『東京の階段』という写真集を見つけて思わず買ってしまい、すぐに階段ウォッチングに萌えてしまいました。




そもそも、なんで東京の階段なんかに興味を持ったかというと、・・・カクカクシカジカなんだけど、その写真集に載っているたくさんの階段の美しさとか生活観だとか歴史だとか、そういう背景にあるもの全部ひっくるめて、とても魅力的に思えたからなのです。



早速、購入の翌々日(東京ホリデイ4日目)、妹と二人でウォッチングー。
出掛けたのは、本郷3丁目。


ここも、別の理由で前から注目していた場所です。
(別の理由というのは、20数年前、読書感想文コンクールの表彰式のときに、毎日新聞社からあてがわれたのがこのあたりの旅館で、当時としてもかなり古めかしく、大正ロマン漂う・・・つまりボロッちい旅館だったので、訪ねてみたくなったんです)

残念ながらその旅館は、なくなったようでした(引き続き調査の余地はある)が、写真集に出ていた階段はありました。
本で見る方が実物よりずっと雰囲気がいいけど、自分の足で歩いて確かめるのもなかなか新しい発見などがあって、いいもんです。

 
この、樋口一葉の住居跡など、この本に出会わなければ、一生訪れることがなかった階段だなと思うと、ちょっとした感動。たかが階段なのにね。



まだまだ東京には、たくさんの昔ながらの階段があって、そこに生活している人がいる。次に上京したときにも、また階段ウォッチングや界隈を散策する楽しみが増えました。うれしい。