Solaも飛べるはず

きっと今は、自由に・・・

10・11 京都ホリデイ

2014-10-13 | 旅紀行
三連休は京都~奈良~大阪へプチ旅。
船中2泊ホテル1泊の予定だったけど、帰りのオレンジフェリーは台風19号の影響で運航されるかどうか、かなり微妙でした。(何とか帰れたんだけどね)

1日目の一番の目的は、京都国立博物館で催されている「鳥獣戯画展」(ぜひクリックしてみてください)です。





開催後初の土日、しかも連休ということで混雑が予想されたため、朝早くから並びました。
9時半開場のところ、8時には到着。この時点で5人目ぐらい。その後の行列はものすごかったです。

「鳥獣人物戯画」は、修理完成記念で4巻(甲巻・乙巻・丙巻・丁巻)とも公開。
でも、最も有名なのは猿や兎、蛙が擬人化されて描かれた甲巻で、入場だけでも150分待つのにこれを見るだけでさらに80分待ちということもある・・・人気の巻物です。
あ、これは昨日12日の最大の待ち時間で、もちろん私たちは早くに並んだためスイスイ見ることができました。
会期を前期と後期に分けていて、今期は各巻の前半部分のみの公開だったために、誰もが知っている兎と蛙の相撲の場面は残念ながら見られなかったです。(後期も行きたい・・・)

一時間ちょっと観て廻った後のお楽しみはグッズ売り場。
どれも欲しかったけど、今回は図録と色紙で我慢しました。
図録はとても重いのでどうしようか悩みましたが、付録の豆本に惹かれて購入。小さいものに弱いのです。
 





展覧会を観終わってから、京阪電車に乗って出町柳へ。もちろん出町ふたばの豆餅がお目当てです。
と言っても、旅人だから2個だけ買って、鴨川のほとりでいただくことにしました。

そこで、とても珍しいものに遭遇!
こんな光景です。↓


自転車に茶道具を装備して、野点をされていました。
興味があったので、近寄って行って「移動販売ですか?」と尋ねると、「販売ではないのですよ。」とのお返事。
ならば、何なんだろう?と不思議に思っていると、「趣味でお茶を点てて、皆さんに飲んでいただいているのです。」と・・・。

若いのに風流なご趣味をお持ちのステキな男子でした。お友だちがこしらえてくれたという特注の自転車に、茶釜もお茶碗もうまく備えられていましたよ。
お言葉に甘えて、Y美ちゃんと二人、お点前をいただきました。



←お菓子は金平糖

きめの細かい泡がきれいに立って、とても美味しかったです。まさか、鴨川でお茶がいただけるとは!
大文字が見えるこの風景がお好きだとうかがって、私たちもいい気持ちになりました。
(Facebookで検索したところ陶々舎さんとおっしゃる方で、同好のお仲間と茶の道の普及に努めておられるとか。お休みの日には時々鴨川でこうして「鴨茶(かもティーというのだそう)」をされているそうです)

祇園にも四条にも行かない、お寺も見ないあっという間の京都でしたが、こんなのもいいなあと思ったひとときでした。

 

←亀石






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