スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

コリア・レポート編集長 辺 真一氏(ぴょんじんいる)Ⅱ

2017-07-28 06:35:29 | レポ

北朝鮮の度重なるミサイル発射実験、核開発など緊迫を増す

北朝鮮半島情勢。辺氏は冒頭からTVで語っていない、心臓が

止まるかもしれない程の怖い話をしますとの前振りで講演を始めた。

尚、氏のブログは2015-6-10付に続いて2回目になる。

辺氏は1947年生まれ、東京都出身。明治学院大学英文科卒業後、

71年から朝鮮新報記者として活躍。81年からフリーに転身した。

82年コリア・レポートを創刊。現編集長を務めている。

演題は「激動する朝鮮半島情勢と日朝関係のこれから。」

・今までは南北ともに共倒れになるのが分かっていた為、

手打ちをしようとしていたが、今年はそうはいかない。

トランプ大統領と金正恩とは嚙みあわない。米朝チキンゲームが始まっている。

・まず初めに朴槿恵大統領が手錠を掛けられた姿など日本では有り得ない。

サムスン副会長の李在鎔などは手錠の上に縄で縛られている。

日本でいうと経団連会長がしょっぴかれたのと同じ。元検事総長、

美人の文科大臣逮捕とそこまでやるのか。あれもこれもブタ箱へ。

日本人とはDNAが違う。キムチの文化で激しい。

気質、国の物差しが韓国は違う。

・全ては朴槿恵に繋がる。驚いたことに最高権力者朴の上に人物がいた。

霊感があるというオバサン崔順実。

組閣名簿を崔にチェックしてもらってその通り組閣した。

・韓国人はウソをつく、約束を守らないことを許さない性格だ。

(私は経験上?だ)安倍総理夫妻は韓国に生まれてなくて良かった。

というブラックユーモアを言っていた。

・次に文在寅政権の話に移った。新大統領の反日はそう気にしなくて良い。

いざ大統領になると現実的になる。しばらく様子を見て、

今より悪くはならないと思う。

・親北政策はアメリカ、日本に評判が良くないが、そうせざるを得なかった。

トランプ会談でこのままでは大変なことに成りかねない。

朝鮮半島を戦場にしてはならない。

・次に米朝関係に話が移る。アメリカ国民の脅威国の意識調査では

第1位は北朝鮮55%、第2位IS30%、第3位ロシア15%。

軍事委員会では軍事力を使ってもタタく絶好のチャンス。

トランプ政権の支持率upにもなるという意味だ。

トランプは今もろに生々しい話をしていないが、17年前の本に

狂った連中と交渉はしないと書いている。戦争をすれば

米国人、韓国人、日本人に大変な被害が出る。1994年

ペンタゴンのブリーフィングで90日間で59,000人が死亡、

韓国軍49万人、民間人8万~10万~100万人の被害者が出ると

シュミレーションした。現在の緊迫した状況は韓国にいる

アメリカ人が7年振りに避難訓練を始めたことでもわかる。

横田、座間~10万~20万人の脱出訓練だ。

・北朝鮮が強気の原因に金正日の遺言がある。アメリカは核保有国と

戦争をしていない。そしてアメリカ自国で戦争をしたことがない。

核は50発まで持てだ。国民性の違いとして金正日は

ケンカの捨てゼリフがある。「俺も死ぬ代わりにお前も死ね。道連れに死ね」

・北は核、ミサイルは絶対にヤメない。6回目の核実験は今までの

10~20倍規模のものをやる。ウソつき国家の北朝鮮は

核・ミサイルは嘘をつかないと信じている。

(今回の辺さんはいつもより気合がちがう、大変熱が入っていて、

ドンドン話の中に引き込んでいく。山本リンダではないが、どうにも

止まらない悲壮感が伝わってくる)

・トランプは平和的にギブアップさせようとする金は屈服するか?

辺さん結論は屈服しない。正に屈服と降伏のチキンゲームでトランプはなめられている。

・今年になって北はエキセントリックになっている。

北の反撃は詰将棋みたいで落とし所は全く無い。

北は金正恩でなくてもボタンを押すのではとアメリカは今すごく

慎重になっている。辺さん曰く、「阻止する術は全く無い。」

・8月は熱い夏になるかもしれない。この話が怪談話に成ることを望む。

最後の辺さんの言葉がものすごくズシリと来た。肩を落としながら一言

「やっぱり 駄目ですネ。」と・・・


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