スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

トロッコ電車

2016-06-10 06:42:08 | 旅 ~国内

トロッコ電車の旅のはじまり、黒部峡谷トロッコ電車

「宇奈月駅」とその改札口

駅構内にあった黒部峡谷鉄道沿線のみどころ案内図

立体的にわかりやすく書かれている

始発駅から終点欅平駅まで

約1時間20分もかかる。結構な旅だ

駅構内の2階憩いの場で昼食

ここからの眺めも素晴らしい。手前の鉄橋が遊歩道の

山彦橋。奥の鉄橋がトロッコ電車が通る新山彦橋

ダブルの橋はインパクトがある

昼食は駅前にある「柏や」さんの手作り弁当

富山湾の宝石と言われている白海老のきびめし弁当

これがお弁当と言えない程、旨いんだナー

手前に黒く見えるのがやはり富山名物のほたるいかの旨煮

黒部川水系の発電所はなんと12ヶ所もある

そしてダムは一番上に書かれている黒部ダムを

含めて4ヶ所ある

ここの運営は関西電力で一大発電エリアとなっている

トロッコ車両の紹介。今まで8つのタイプがあり

現在はオープン型の普通客車、窓付ガラス客車(プラス530円)

で運用されている。

皆値段も違う

2階にある歴史紹介コーナー。トロッコ電車に

関する種々な資料(ハンドル圧力計、乗車券、レール等)が展示してある

黒部峡谷鉄道の歴史は黒部電源開発とともに始まった

発電所を建設する資材や作業員の輸送を目的として

大正12年より敷設工事が開始。昭和12年に終点の

欅平まで20.1kmが開通

当時、秘境黒部峡谷の探勝を希望する観光客が

絶えないため、便乗証を発行して乗せた

昭和28年関西電力黒部鉄道として旅客営業運転を開始した

ここの職員は観光列車の為か、非常に愛想が良い

この方もどこから来たのか?とか色々聞いて来た

国鉄時代、大宮の宮原に一時住んでいたそうだ

最初のダム「宇奈月ダム」と湖面橋

湖はエメラルドグリーンで美しい

次に現われたのが新柳河原発電所

なんとなくヨーロッパの古城のようだ

3本の橋の一番手前の橋は野生の猿が

渡るような橋だそうだ。故に手摺りが無い

後曳橋を渡るトロッコ列車

沿線で最も峻険な谷に架かる橋で高さ60M

そのスリリングな景観はまさに圧巻だ

コンクリートでできたクラシカルな橋「水路橋」

送水用の水路橋だ

下流から2番目のダム「出し平ダム」

この鉄道の横には冬期歩道(ほとんどトンネル)

が造られている。雪の降る冬はトロッコ電車は

休業。作業用にはこの冬期歩道を歩く

ここが黒部川第二発電所

猫又駅で停車。車掌さんは若い女性だった

尚、トロッコの車内放送では、黒部峡谷の見どころを

女優の室井滋さん(富山県出身)が楽しく

案内してくれた。

3つ目のダム「小屋平ダム」

いよいよ終点の欅平到着。結構速かったナー

特別名勝特別天然記念物「猿飛峡」

川幅が狭く猿が飛び超えたことからついた名前

別名「景雲峡」とも呼ばれている

この地域の樹木には名前の札が付いている

「さわぐるみ」「やまはんのき」「ほおのき」

知らない名の木ばかりだ

欅平河原展望台、遠くに滝が見える

ここはもちろん中部山岳国立公園だ

河原展望台から見上げると高さ34mの朱塗りの橋

「奥鐘橋」が迫ってくる

展望台に足湯もあった。美しい峡谷を眺めながら

足湯につかり、足の疲れをほぐす

気持ち良すぎて、なかなか出ることができない

正に至福の時だ

足湯で足の疲れを癒した所で、急な階段を

登った所に欅平温泉猿飛山荘がある

看板を見ると岩魚が食べられそうなので立ち寄ってみた

ちょっと値(1000円)が張ったが大きく立派な岩魚の

塩焼きだった。しかも身も締まっていて美味だ

主人の話によると黒部川には岩魚しか生息しておらず

毎年放流しているとの事

そこで採れたものを出しているそうだ

山荘を出た所にいかにも秘境の温泉らしい

露店風呂がある。パイプで組み立てられ

ベニア板で仕切られた風呂だ

中はどんな風に成っているのだろう。