翌日は朝一番で今が旬のさくらんぼ狩りへ。
古窯からバスで20分程の㈱高橋フルーツランドへ。
山形県上山市阿弥陀地字塩崎前1368-3
TEL 023-673-4706
6月10日にたまたま安倍晋三総理がここにさくらんぼを食べに来たらしい。
この日はあいにく、小雨だったが温室ハウスの中で
全く問題なく食べられた。
このフルーツランドは80%を占める佐藤錦を中心に
紅秀峰等が植えられている。
温室さくらんぼの旬は5月下旬~6月上旬。
今年は若干例年より早めだと言っていた。
料金は30分食べ放題で2700円。方角は南か西側。
下より上の枝になっているさくらんぼが甘いと教えてくれた。
山形盆地は寒暖の差が大きく、さくらんぼ栽培はじめ
フルーツ栽培に向いている。
夜明け前の朝摘みさくらんほがおいしい。
賞味期限は常温で約1週間。それを過ぎると軸が黒くなってきて
実もつやがなくなってくる。その場合は塩で15分程洗い、
梅干しにつけておくと酸味が甘味に変わっておいしく食べられる。
さくらんぼは正式には桜桃と言っていたが40年代
山桜の子を山形弁でさくらんぼと言ってこれが普及した。
さくらんぼとは本当にかわいい響きがして素晴らしいネーミングだ。
さくらんんぼの原産地はトルコ。日本に入ってきたのは
明治2年ドイツ人のガルトネルによって北海道に植えられたのが始まり。
そして明治9年、山形寒河江に広がり、定着した。
現在山形県が全国の収穫量の70%を占め、
品種改良を重ね30種を生産している。
とにかく上の方に生っているのが甘いと聞いて皆、
フルーツ園の若い職員に採ってもらっては頬張っていた。
納得の一枚。正に食べる宝石と言われているが、本当に美しい宝石みたいだ。
高橋フルーツランドさんは、さくらんぼ意外にも桃、ぶどう、
りんご、干し柿、そしてこのラ・フランスを年間を通じて作っている。
このラ・フランス(西洋梨)はなめらかな舌ざわりが特徴で
高貴な香りと、とろけるようなジューシーな果肉が大人気の果物だ。
生産量は全国1位。10月上旬~12月下旬が旬。
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フルーツ王国山形はぶどう作りも盛んだ。15年前までは
山梨県についで全国2位だった。しかしご覧の様に山の中の
ビニール栽培で高齢化の為、長野県に抜かれて3位になってしまった。
米沢駅での「さくらんぼ」売場。この時期はどこに行ってもさくらんぼを売っている。
さくらんぼは果物の中でも高価なもので、ならび詰めより
バラ詰めのほうが100g当り2000円から2500円安く買える。
1990年開業の高畠ワイナリーの案内図。
まほろばの里「たかはた」優れたぶどうの産地でこれが正面から
撮ったワイナリーだが、その手前のバラ園の方が気に成って
バラばかり撮ってしまった。
バラは北半球の温帯域に広く自生していて、チベット周辺、
中国の雲南省からミャンマーにかけて中近東、ヨーロッパ
又、極東から北アメリカへ伝播した。南半球にはバラは自生しない。
バラの花言葉はズバリ「愛」「美」。すごい花だ。又色によっても言葉が違う。
赤いバラは「あなたを愛しています」「愛情」「美」「情熱」「熱烈な恋」
白いバラは「純潔」「私はあなたにふさわしい」「深い尊敬」
ピンクのバラは「しとやか」「上品」「感銘」
木の香り漂うティスティングルームで心ゆくまでゆったりと、ティスティングを。
米沢牛と言えばかたや山形牛。名前に負けて串焼き500円を
買ってしまった。夜の宴会まで3時間後というのに。
明日アップする予定のシベールファクトリーパークの
中にあるシベールアリーナ。
このアリーナ内にも立派な立派な真赤なバラが沢山生けたあった。