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気になるTVの紅葉中継

2011年11月24日 17時44分58秒 | 注目ニュース・短感(ニュースおよび短評・感想)
今月は、寒暖の差が激しかった。
それまで暖かい日も多かったためか、紅葉の色づきも良くないようだ。

11月下旬になると、TV各局でニュースの間に、季節の話題として紅葉中継緯を入れている。
そこで、気になることがある。
アナウンサーの紋切型のコメントが多いのだ。

紋切型だけならまだいいが、まだ紅葉は一部しか始まっていないのに、「いま見ごろを迎えています」とか、TVで見ても色づきの悪い紅葉を「真っ赤に色づいた紅葉」と表現する場合も見受けられる。

TVの中継カメラには、その場面が映し出される。
誰が見ても画面と違うコメントをすることは、マスメディアとしてのTV中継のあり方の信頼性が損なわれる。
紅葉がまだ色づいていなければ、正直に、「色づいていると思ってきたが、まだ色づいていない、見ごろは1週間ほどずれ込みそうだ。」、とか、「色づいた時に又中継します。」といった感じの実際の場面に即したコメントをすべきだ。

このような報道を見ると、報道機関の中に、やらせや安易な前例踏襲主義とか形式主義がはびこっていないか、又真実を伝えようとする意欲があるのか、そういう体質があるのか心配になる。
報道機関は、特にニュース番組の場合は些細なことであっても、事実と違うことを報道してはならない。

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