Mayumiの日々綴る暮らしと歴史の話

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研究の発展よりも離婚を選ぶ!ノーベル賞の賞金を慰謝料に使用

2017-06-22 18:25:21 | Weblog

ノーベル賞賞金 総額2500万円

「離婚を決めた妻への条件はノーベル賞の受賞と賞金」

ノーベル賞の受賞者は、賞金としておよそ1億円を受け取るが、大ていはおカネを研究費やその分野の発展の為に活用することが多い。しかし、栄えあるノーベル賞の賞金をそっくり離婚の為の慰謝料に回した人物がいる。天才理論物理学者のアルバート・アインシュタインである。彼は、最初の妻ミレーバと1903年に結婚し、子どもを儲けるが、やがて浮気が発覚するなどして別居してしまう。1916年、一般相対性理論を発表すると注目を集め、1921年にはノーベル物理学賞を受賞(ただし、受賞理由は相対性理論でなく「光電効果の発見」)。現在の日本円にして約2500万円の賞金を手にするが、それをミレーバに丸ごと渡してしまう。
というのも、すでに1919年に離婚をしていたが、その離婚の条件が、「ノーベル賞をとったら、その賞金を譲る」と云うものだったのだ。業績から見てアインシュタインの受賞は確実と見られていたので、彼もそれを見越して離婚の条件を出したと云うわけだ。
賞金を受け取ったミレーバは、スイスのチューリッヒに瀟洒な家を買い、静かに暮らしたと云う。
(画像はアインシュタインが結婚したばかりの頃のもの)

 

   

                                                 おカネでわかる世界の事件史
                                                      アインシュタインのノーベル賞の賞金の行方

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