スケッチブック 〜写真で綴るスローライフな日々2

写真を撮りながら、日々の暮らしや旅先で感じたことを書いています。
2016年からは撮った写真をイラスト化しています。

シャンパンチェア

2013年02月16日 | アイテム
シャンパンを飲んだ後はどうしますか?「酔っぱらうに決まっているだろう。」って言うと思いました。違います。もう一つやることがあります。それは椅子を作ることです。とても可愛い小物ができます。一部の方はよく知られていてシャンパンコルクのストッパーで工作します。シャンパンまたはスパークリングワインは発泡酒なのでコルクだけでは栓ができないため、ワイヤーで縛り付けてあります。捨ててしまうには惜しい気がするもので、金具は製造会社の紋章やブランドデザインが印刷されていたりして綺麗です。僕がこのストッパーを使い椅子にしたのは18歳の頃です。どうやってその技を習得したのかよく憶えていません。しかも素手で分解し素手でワイヤーを巻き付けて作っていました。それが普通の作り方だと最近まで思い込んでいて、人に作り方を話したところお互い驚いたことがありました。通常はラジオペンチを使って作るのだそうです。彼女をデートに誘い、落ち着いたバーでシャンパンを注文し、彼女が席を立ってトイレで化粧直しをしている隙にバーテンダーに頼んでおいたストッパーを受け取り、素早く椅子に加工してコルクをテーブルにして彼女の座る前に並べてぽつんと置いておく・・・。戻った彼女は大喜びでその日のデートは成功間違いなし。まさかラジオペンチを持参してバーへ行くわけではるまいと思っていました。じゃあその技使ったことあるのかという話になりますね。もうそんな昔のことは憶えていません。(カサブランカ風)ここ数ヶ月、自宅でスパーリングワインを飲むことが増えてストッパーが家でゴロゴロしてきたので椅子を作ってみました。ラジオペンチを使った方が楽でした。椅子とテーブルがあるならそこに誰か座らせてみたくなります。昔、バリ島へ旅行した人からもらったお土産に木彫りの人形があったので座らせてみました。ちょうどいいサイズでした。インドネシアの木彫り人形はアジアン雑貨屋で購入できるので探して買い足してみました。おすわりアニマルはシャンパンチェアにちょうどいいと思いませんか?面白くなってきたので他にも作ってみようかな。携帯し易いラジオペンチも欲しくなります。そしてバーへ行って・・・独り寂しくカウンターで工作しているとバーテンダーに「お器用ですね。」と声をかけられるだけ・・・だろうな。
コメント (4)
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