Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

洗濯機がとうとう壊れた

2015年06月21日 17時10分26秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 雨がようやく上がり空が明るくなってきた。雲の間から夕方の陽がさしている。ホッとする明るさである。明日は27℃まで上がるらしいが、湿度も60%近くまでしか下がらないらしい。本日の横浜の雨は、私のイメージとしては梅雨らしい、一応静かな雨であった。

 ここ数か月、洗濯機を動かすとギーギーと音がしていた。その時によっていろいろな表情の音が鳴る。あたかも人が泣いていたり、馬のいななきに聞こえたり、男のつぶやきや唸り声に聞こえたり、時にはフクロウの声のようだったりと、夫婦で笑いながらそれなりに楽しんでいた。
 もう13年以上使っているのでそろそろ限界らしい。もとより修理を頼んでも出張費と部品代等で買い替えより高くなるシステムであることが目に見えている。ということで先々週から先週にかけて幾度が家電量販店に出かけた。家電量販店はボーナス月の日曜日でもありかなり混んでいた。
 金額的には夫婦2人用の6~8リットルのタンクの大きさで3万円台から5万円といったところ。金額は思ったより安価だと感じた。ドラム式は10万円代を大きく超える。また乾燥機は電気容量が足りず、この団地では他の電気製品を併用していては使えない。
 カビが発生しにくい、音が静か等々をあれやこれや考慮して決定した。私からはまったく口出しをしないで、すっかり任せていた。ようやく決まったものの、しかし一番早い配達で3週間先と云われた。メーカーでもかきいれどきなのであろう。

 ところが配達まであと2週間という本日、思ったよりも早くとうとう動かなくなってしまった。本日は手洗いということで乗り切ったが、さすがに毎日手洗いというのはつらい。
 明日からは時々は母親のところの洗濯機を使わしてもらうしかない。といっても50mと離れていないので、階段の上り下り以外問題はない。そうはいっても面倒なことは確かだ。

 電子レンジもごく最近買い替えた。冷蔵庫が時々室内灯がつかない。庫内の温度調節には問題ないが、少々不安がある。購入して10年位であろうか。クーラーも購入してからだいぶ経過している。ただしあまり使用頻度は高くないが‥。風呂釜も随分経っている。
 私がパソコンやプリンター、外付けハードディスク、カメラなどの寿命を心配しているうちに肝心の生活を支える電気製品等が怪しくなってきている。

 意外と現役時代には特に苦にならなかった電気製品の買い替え、年金生活になった時には想定していなかった、そして思った以上に嵩む費用である。

ビオウヤナギ

2015年06月21日 13時49分27秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 朝から降りだしそうでいて降ってこない。大気はなかなかしぶとく雨をため込んでいる。お朝から降る予報が外れたかと思い、先ほどベランダから手を伸ばすと微かに降っていた。
 本日はおとなしくしていろ、というご託宣かもしれない。ただし15時過ぎからは曇りという予報である。

 ようやくこの時期の梅雨らしい雨のような気がする。人によって感じ方は違うだろうが、私の梅雨の雨は風もなく、そして音もあまり立てずに降る長雨である。雨が上がっても湿気が高く、空気が肌にまとわりつくような感じである。強く、激しく、そして暴れるような雨は梅雨が明けるときの本の数日の現象だと思っている。
 近年は集中豪雨紛いの雨だと思える。これが温暖化なのか、全体的な寒冷化の始まりなのか、それはわからない。ただ大きな気候変動の波から考えると、たとえば縄文海進のころの気温の方がまだまだ高かったようである。温暖化はまだまだ進む可能性もある一方で、小規模な寒冷化に向かうという意見も飛び交っているかに聞く。
 政治的な判断ばかりが先行して、またそのような意見に沿うような観測結果ばかりが誇張され、宣伝されて、的確な解析・分析、予報が阻害されないように切に望みたいものである。

 そんな喧騒とは裏腹に紫陽花も美央柳も美しい。ユキヤナギ、コデマリなどの白い小さな花の集合体も好きだが、黄色い花も私の好みである。とくにレンギョウやナノハナ、ヤマブキが終わった後、今の時期に美王柳(オトギリソウ)が咲き始めるとハッとする。この花、あまりに派手すぎて評判が今ひとつ、といわれる。しかし私は妙に長い雄蕊や少しだけ黄色にうすく緑かかった雌蘂や、子房の丸みを見るととても繊細な作りをしていると思える。オトギリソウ科ということをはじめて知った。



 以前にモノクロで接写したものを長年、写真を趣味にしている職場の先輩に褒められたことがある。その画像データはどこかに消えてなくなってしまったが、褒められて嬉しかった気持ちだけは覚えている。名刺サイズのメモ帳の表紙として利用していた。そのうちの1枚だけが埃にまみれて残っていた。画面がだいぶ傷んでいるものを先ほどスキャナしてみたが、やはり少し感じが当時のものとは違って見える。
しかし今思うと何が気に入っていたのか、と感じる。もう少しピントの合う範囲を広げないといけない。接写レンズで、三脚も無しで撮影したにしてはこんなものかもしれない。