むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

ナロ10の室内灯は・・・・?

2012-09-04 22:23:00 | 工場長の独り言

昨晩の工作で客車 青大将編成を加工してみた訳ですが 就寝前、ベッドにゴロゴロしながらふと思ってしまった事がありました・・・。 10系客車の室内灯って 当時はどんなんだったんだろう? ということ。 ナハ10、ナハフ10と 一般座席車の登場時は 白熱灯装備で出場・・・、追って蛍光灯照明を採用して出場したものは形式が別れて ナハ11、ナハフ11となったのは周知のとおりなのです・・・。鋼体化改造によって生まれた食堂車のオシ17は蛍光灯照明付きだったことも判明しているのですが 唯一判らなかったのは2等車のナロ10・・・・。 何せ実車の淘汰が早かった事もあり 内外装のディテールを中心とした資料が殆ど判らない状況・・・。過去を思い出してみても 自らが所有する鉄道雑誌のバックナンバーにも ナロ10の記事があったかどうか・・・・? 思い出せませんでした。 まあ、優等車の照明なら 自然光に近い白熱灯だったのでは? なんて勝手に思い込んで 電球色のLEDを装備してしまった訳です。

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で・・・・、一夜明けて この疑問を解決すべくインターネットで調べてみる事にしました。 結果・・・、誠に貴重な記録を所有されている方がおられて まさに青大将編成時代のナロ10の室内画像を発掘、閲覧する事が出来たのです。 結論からいうと・・・ナロ10のデビュー時は 蛍光灯照明が採用されていた、ということ。 しかも2等車でありながら 意外に簡素な室内であった事も判りました。 蛍光灯には一応 乳白色のカバーが取り付けられていたようです。

と・・・、事実確認が出来たので 早速ナロ10を再び入場させ 室内灯ユニットの換装工事を行いました。青大将編成に組み込まれた2等車は5両分・・・・・、故に都合5両の換装工事となりました。 工作完了の後、再びレールオンして 12両のフル編成を組成してみると 白熱灯仕様の44系客車群に続いて 蛍光灯照明の10系・・・、そして最後尾はオールドタイマーである展望車マイテ39・・・と 窓から漏れる灯火にもバラエティーに富んでいて中々良い感じとなりました。 まあ、正直な話・・・・どうでも良い事なのですが 少しだけ 自分なりに拘ってみた、という自己満足の世界なのです・・・・。