菊池のぶひろの議会だより

日本共産党 桜川市議会議員 菊池のぶひろの活動報告です

共謀罪新設法案がなぜ危険か

2017年01月13日 21時33分14秒 | 議員活動
 このところ共謀罪法案がメディアで取り上げられています。
 善良な市民からみれば、「何か悪いことをしようとして『共謀』すれば危険に決まっているから」取り締まられても仕方ない」と考える人がいるかもしれません。
 しかし、それは、権力犯罪の怖さをしらない方の考え方です。

 共謀罪の本質は、「犯罪を行うことを相談・計画した」というだけで処罰するところにあります。何をもって、「相談・計画した」と判断するかです。

 政府は、資金準備など「準備行為を」したという要件を新たに付け加えるから、「相談、計画」だけでは処罰はないと説明します。
 しかし、準備行為は極めてあいまいで、相談参加者1人が「準備」をすれば摘要されるとしています。これでは、他の「参加者」にとっては「準備行為はしなくても犯罪とされる」ことには変わりありません。
 
 組織的犯罪に限定されているといいますが、その組織も既成の組織だけでなく、その犯罪のためにつくられた集団(2人以上)も該当するとされています。どうにでも拡大解釈することは可能ですから限定にもならないのは明白です。

 権力者に、「拡大解釈できるあいまいな法律をつくることはきわめて危険」です。
 それは、戦争直後の松川事件(東北線の列車転覆事件等々)のでっち上げ事件を見るだけでも明白ではないでしょうか。

 近代の刑罰法は、単なる発言だけでは、犯罪を実行するどうかは不明のまま思想・信条を処罰する危険があるので、刑罰は犯罪行為が実行された場合のみを対象とする原則を確立してきたのではないでしょうか。

 また、「共謀」を犯罪行為として、実行行為でなく相談・準備を取り締まることは、捜査方法としても盗聴やGPS利用など事件に関係ない人の人権まで侵害されかねません。密告が奨励され、冤罪を多発される恐れも増大します。

 「共謀罪」は安倍首相がまい進する「戦争する国」づくりと一体です。安倍政権の暴走を許さないためにも、」共謀罪を許さない闘いも急がれます。

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今日は、長岡・白井地区を20ヶ所演説できました

2017年01月13日 17時46分06秒 | 議員活動
 今日は気温が低いといっても風がないので街頭演説に出かけました。

 長岡は、旧筑波鉄道の樺穂駅前の鳥居の前から、始めます。
 この鳥居から、加波神社総本宮に向かって、上がっていくのが、いつものコースです。



この鳥居の向こうに樺穂駅があったのです。

 この周辺で5ヶ所演説をし、県道を渡って、加波山へ向かいます。
 初詣の時期も過ぎたせいか、ほとんど車は通りません。

 それから5ヶ所ほどで加波山神社総本宮につきました。

 

 演説の途中、取手市からきたご夫婦に、「あの山頂の本殿にいくには」と、聞かれました。「ここには、はでな朱塗り色の総本宮がありますが、この道を車で行っても上にまで行けません」と説明してあげました。

 加波山本殿は岩瀬地区木植の方からしか車は入れません。また、そこに行くには、4輪駆動の軽自動車が最適です。道が狭いから、もしすれ違う時には、小さい車の方が安心だからです。

 そんなわけで、午前中は真壁町長岡地区を12か所演説することができました。

 真壁の町中からみた加波山の全容です。

 
 
 お昼は、真壁町高上町の丸三そば店に行きました。関心がある人もいますので、店長の了解をえて、紹介します。

 

 出前用の軽自動車が止まっているだけのお店です。

 

 私がいつも食べるのは天ぷらそばです。

 「おいしいですか」と聞かれても、慣れきっているからとしか答えられません。なにせ、48年前から食べているのですから、この味に慣れきっているのです。
 真壁高校では、なにかの行事の時には、たとえば、高校入試のいっせい採点の日とか、人事異動で職員室の机移動のときの引っ越しそばとかは、職員全員で、丸三のそばを食べたのですから。また、私は、当時独身の時代ですから、お昼は2日1回は、丸三のそばをとったのです。

 街頭演説をするときは、よい昼食場所を探すことがコンデションを整える上で重要です。
 昨年、古河市にも1ヶ月通ったときも、スキヤという場所をみつけ、午後1時過ぎにいって、のんびりさせてもらいました。

 午後は、体調も良かったので、長岡のお隣の白井に行きました。
 ここに来るといつも悲しい思い出が浮かんできます。真壁高校が京都駅伝に1回だけでたことがありました。そのととの生徒の1人が白井在住でした。ところが、卒業後、すぐに自殺してしまったのです。理由はわかりません。

 私が議員になってからも、線香上げに伺いました。そのときは元気だった母親も、施設に入ってしまい、今は空き家のなっているのです。今日も、その家の前で、演説をしてきました。

 白井も、長岡と同様、下から1本杉峠にむかって登って行くのです。今では、1本杉の近くには家はありません。

 それでも、加波山にたつ風車には一番近い集落ではないでしょうか。

 3時半過ぎ、日が隠れはじめると、急に気温がさがってきます。

 
 

 そんなわけで、白井地区では8ヶ所演説をして終わりとしました。

 今日の演説箇所は、合計20ヶ所でした。


 

 

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