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名護市長選挙勝利~不正投票監視団活動2

2010年01月29日 | ジュゴンブログ
「期日前投票は権利です。堂々と胸を張って投票してください」
 これは18日夜、市民会館で持たれた決起集会で現職の島袋市長陣営の選対本部長が1000人余の参加者に呼びかけた言葉です。
 
 しかし、集会が終わって投票した人は20人もいませんでした。これは不正投票監視団活動の成果です。初日の期日前投票者は1413人にとどまりました。

 当初、「木曜日までに1万人を実現する」と豪語していた島袋陣営にとっては、厳しい出足になりました。

 火曜日2222人、水曜日2614人人、木曜日2569人の投票数をみると、
初日の決起集会に参加した人々に押し付け投票できなかったことが島袋陣営の致命傷であったことが明らかです。

 東海岸にあるホテルは島袋陣営の応援で毎日車を出して従業員を投票させるためにピストン運転。
 選対本部長が学長の大学は車を出して職員を運搬。
 しかし、多くは自家用車に相乗りして昼から投票所に駆けつけていました。

投票所からあふれ出る有権者

 さまざまな新聞、テレビ局が期日前投票の出口調査をしていました。
 朝日新聞、読売新聞、共同通信、琉球朝日放送、沖縄テレビなど。
 いくつかの出口調査の結果を総合すると、最初の3日間は島袋陣営が7対3でリード。
 木曜日は稲嶺陣営が4対6と差を縮め、最終日は稲嶺陣営がリードしたと聞きました。
 期日前投票の合計が14,239人。投票者数に占める割合は41,2%です。

 投票日に設けられる自宅の近くの投票所に行かずに仕事の合間に車で駆けつける異常な姿に、マスコミの皆さんも「異常な光景だ」と驚くばかりでした。

 稲嶺陣営の保守系が期日前投票に力を入れる一方、
稲嶺陣営の一部有志が夕方から投票所の前で「心は自由」のプラカードをもって投票者を励ます行動をとりました。


 このような中でも、不正監視団活動への嫌がらせも続きました。
島袋陣営の焦りでした。
威嚇したり、写真を撮ったり、選管に抗議に行ったり。
しかし、選管も初日のトラブル以降は好意的な対応に終始しました。
それどころか、最終日には選挙立会人から「今回は代筆の名目での押し付け投票はなかった」「あなた方の活動の成果だ」と感謝されました。不正投票監視団活動に協力いただいた皆さんご苦労様でした。

  ジュゴンの保護者より 





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