ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

「事前調査」一部開示

2007年04月28日 | 基地と沖縄
 4月28日付け琉球新報によると、沖縄県は琉球新報の公開請求に対して
「事前調査」の内容を一部開示しました。



ソナー30箇所設置 普天間代替事前調査(琉球新報4/28)

 「それによると、パッシブソナー(音波探知機)や水中ビデオカメラは
鉄板で海底に固定し、夜間でも視認できるように電灯ブイを設置する。ビ
デオカメラの設置に際し10メートル四方(100平方メートル)の面積
を作業領域に指定している。だが県は、具体的な調査機器の設置場所を示
した文書については『機器が設置されるまで非公開』と説明している。」

 合計20億円以上の予算を使い、ソナー30地点 カメラ14地点 さらに
音波探査による海底地形調査まで行います。これは明らかに防衛施設局
が環境アセスの「環境現況調査」として準備していたものです。方法書
の公告縦覧と意見書集約の段階を経ず、調査の既成事実を積み重
ねることは環境アセスを大きく形骸化するものです。

 沖縄県と那覇防衛施設局に、「事前調査」内容の全面開示と調査の中
止を求めます。
またこちらもぜひ見てください。
緊急 事前調査強行に抗議を!(二見以北10区の会HP)

            ☆じゅごん

PS 本日はキャンプシュワーブ包囲行動の日です。SDCC 関西からは
  シュワブのフェンスにくくりつけるリボンをイベントや街頭であつめ
  て送付しました。連休もあちこちにでかけて署名を集めます。
  ヨロシク!!
 

調査内容の開示と同意の撤回を

2007年04月26日 | 基地と沖縄
24日、那覇防衛施設庁は事前調査を開始し、
夕方には、沖縄県が「公共用財産使用協議」に同意しました。

県、海域使用に同意/普天間代替施設


  大浦湾 キホシスズメダイなどの魚の群れ

『同意書はジュゴンやサンゴなどへの十四項目の配慮事項を列挙。県は同意書のうち、調査機器類の詳細な設置ポイントを記載した部分について「調査に支障が出る」(首里勇治土木建築部長)との理由で公表を拒否した。』

公表を拒否しているのは、沖縄県です。
仲井真知事に調査内容の開示と同意の撤回を求めるFAXを送ってください。
FXA用紙はコチラから

また沖縄県は同意書に、ジュゴンなどへの配慮事項を添付しています。

『同意書はジュゴン、藻場、サンゴ類、アジサシ類などへの配慮事項を記載。ジュゴンへの配慮事項として「調査機器類の設置場所は可能な限り海草を避ける」「必要以上に高速航行を行わない」「ジュゴンが確認された場合は作業を一時中断する」などを明記。作業時間について「専門家等の指導・助言を得て設定すること」とし、具体的な規制時間帯を明記していないものの、県は「日中に(調査機器類を)設置することが(同意の)前提」(同部長)としている。』

県に調査内容の開示と同意の撤回を求めるとともに、配慮事項さえ
踏みにじられることのないよう見守りましょう。

ZAN

 PS 今回「事前調査」が開始された、大浦湾の自然と生き物につ
いて以下のサイトがおすすめです。この美しい海と生き物
たちをかならずまもって行きたいですね。 ☆じゅごん

  大浦の海で遊びたい!!すなっくスナフキンのHP

海域使用に同意を出さないで! 仲井真知事にFAXを

2007年04月24日 | 基地と沖縄
今日にも、辺野古周辺域での事前調査に着手するとの
報道が出ました。

事前調査きょう着手 普天間代替 (4/24琉球新報)

『調査着手を急ぐ防衛省は20日、県庁に担当者を派遣、事前調査の海域使用で県の同意を早期に出してもらうよう促した。
 県は23日、施設局から提出されている事前調査に伴う海域使用申請で、庁内で取りまとめた県の意見について沖縄総合事務局財務部との協議に入った。事務局との調整がつき次第、海域使用に同意を出す。』

県の同意はまだ出ていません。
沖縄県に「同意するな」のFAXを送りましょう!

FAX用紙はこちら

TA-KE


龍宮物語

2007年04月23日 | ジュゴンブログ
いつも署名の協力や防衛庁前行動でも活躍のSDCC会員澤田さんより
沖縄の環境問題を扱う劇団がいるのでチラシの折り込みに
行ってみてはどうですか?とありがたい紹介を頂きSDCCパンフレットを
1000枚折り込みに行ってきました。

    

折り込み日は開演前日で舞台の準備やらで皆さんお忙しそうで、
劇団BOOGIE★WOOGIE 主宰・演出の小川信太郎さんにご挨拶だけして
帰って来てしまいましたが熱気がムンムン伝わってきました。

   

真面目なテ-マ扱うのは今回が初めてとのこと。自分達を通して何か
若い世代に伝えられるならという気持ちからとおっしゃっていました。
売上げの一部を沖縄の環境保護に寄付すると聞きどんなお芝居か
見たくて見に行ってきました。

   

入り口でチケット代を払うとSOOバンドをもらいました。
なるほどこれが寄付になっているわけだ!ナイスアイデア
会場は老若男女で満席です。待ち時間に周りで折り込みの中の
SDCCパンフレットをみて「へぇ~」なんて言ってるのを見て
やった~、折り込みしてよかった~とよそ見ばかりしてました。
劇団員の方にもこういうパンフ入れてもらえると嬉しいな、と
言って頂き、こちらこそありがたいお誘いでしたm(ーー)m


物語はというと開発による赤土流出問題を扱い、人間と海の中の
龍宮人とのたたかいやニライカナイを夢見る青年と乙姫のお話
でした。お芝居がうまいなんて言ったら失礼なんでしょうが
ダンスや映像や音効果もすごく良くて、笑い満載で楽しかったです。
夏には新作もまた麻布diepratzeで行うそうですよ。ご覧下さい♪

「環境アセスメント」学習会

2007年04月23日 | イベント案内
★☆ お知らせ ☆★

 ジュゴンの海をまもるための「環境アセスメント」学習会
 -環境アセスメントを形骸化する「事前調査」に反対します-

   日時:5月19日(土) 18時開場 18:30開会
   場所:中之島公会堂 第2会議室 
   参加協力費:300円

 那覇防衛施設局は4月23日の週から、辺野古・大浦湾周辺
での「環境現況調査」(事前調査)に着手しようとしていま
す。また沖縄県(仲井真知事)は、那覇防衛施設局より提出
された「事前調査」の調査内容資料を不開示にすると決めま
した。

 環境アセスにおいては調査に先立ち、調査の方針を記載した
「方法書」を作成し、これを公開し広く意見書をつのることが
求められています。

 新基地建設が予定されている辺野古・大浦湾は豊かな生態系
を持ち、すでに多くの自然環境保護団体、個人が調査を行い、
知見を積み重ねてきました。

NACS-J 沖縄ジャングサウォッチ
大浦湾の生き物たち(SDCC)

 ジュゴンの餌場の海草藻場、大浦湾のサンゴ群生など・・・
こうした団体個人、地元の住民の意見も聞かず勝手に行う調査
では科学的な結果は期待できません。むしろ強引な調査によって
自然環境を傷つけることが危惧されます。
 
 環境アセスを形骸化する「事前調査」に反対し、ジュゴンの海
の保全につながるアセスメントの方向を考える学習会です。
 みなさまのご参加をお待ちしております。

 チラシはこちら
              ☆じゅごん







おしゃべり会の放送日決定!

2007年04月23日 | ジュゴン大好き
4月14日(土)に三重県津市「じゅごんの部屋」で開催された
おしゃべり会の放送日が決まったというお知らせをいただきました。

25日(水)18:10~NHKほっとイブニングニュース三重で紹介
されるそうです。鳥羽水族館のセレナ入館20周年と一緒に流される
のではないでしょうか。残念ながら三重県内だけの放送なのですが、
三重県の方は見てくださいね。

ZAN

4/21枚方樟葉駅前の街頭行動

2007年04月21日 | 活動報告
今日は予定を変更して、枚方の樟葉駅前で街頭行動をしました。
ここでやるのははじめてですが、ほっこりしていて、いい感じでした。

「ジュゴンの棲む海に米軍基地が・・・」という説明に
「知ってる。テレビでやってた」という方も何人もいらっしゃいました。
だんだん、ジュゴンの海のことがみんなに知られるようになってきて
いるようです。

今日はなんといっても、子どもたちがいっぱい集まってきて
イラストを描いてくれたことがうれしかったです。

 



4月28日に辺野古で座り込み3周年のキャンプシュワブ包囲行動が
あるますが、そのときにキャンプシュワブの鉄条網に結びつけるための
リボンもたくさん集まりました。




リボンにメッセージを書いてくれています


イラストをいっぱい描いてくれたかわいい姉妹
リボンメッセージも書いてくれました

本日のジュゴンちゃん
 

 

3枚目のバナーもだいぶいっぱいになりました。


ありがとうございました!

ZAN

環境省/ジュゴン絶滅危惧類に

2007年04月20日 | 基地と沖縄
4月20日の沖縄タイムス1面に
環境省/ジュゴン絶滅危惧類に の記事が出ました。

『環境省は、絶滅の恐れのある野生生物を分類した「レッドリスト」の改訂版で、沖縄本島が生息域の北限とされる国の特別天然記念物ジュゴンを、新たに「絶滅危惧類」に指定する方針を固めた。絶滅の恐れが最も高い「絶滅危惧IA類」に分類される見通しで、年内にも正式決定する。本島近くに生息するジュゴンは米軍普天間飛行場の代替施設移設予定地に近い名護市辺野古海域で複数回確認されている。環境省の「レッドリスト」に指定されることで、保護策をめぐる議論が高まりそうだ。』

『WWFJ(世界自然保護基金日本委員会)の花輪伸一氏は「国内のジュゴンは数が少ないだけではなく、分布域が限られて孤立しており、絶滅の恐れが極めて高い。IA類で指定するのは当然だ」と強調。その上で「これまで生息域が全く保全されていない。環境省は、責任を持って早急に保護政策に取り組む必要がある」と話した。』

ジュゴンは日本では、沖縄本島にしか生息していません。
しかも辺野古海域はジュゴンにとって、もっとも大切な生息域です。
“いまさら”“当然” ではありますが、議論が高まること、
早急な保護政策への取り組みを望みます。

ジュゴンを守ろう! TA-KE

現況調査は環境アセス法を形骸化させるもの

2007年04月20日 | 基地と沖縄
東恩納琢磨さん(沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団)が
防衛施設庁と環境省の担当者に事前調査(環境現況調査)について詳細を
ただしたという記事が、今日4月20日の琉球新報に出ています。

環境省が問題点指摘 普天間移設事前調査

その中で環境省は
『現況調査に関し「何を目的に調査するのか見えない部分がある」とした上で「さんご礁の概況調査をするなら、特定のシーズンや特定の生殖体に限ってしまうと、全般的な調査としては足りないところがある」と問題点を指摘した。』
そうです。

『説明を受けた後、東恩納団長らは記者会見を行い「現況調査は環境アセス法を形骸(けいがい)化させるものだ」と批判。「具体的な調査方法が分からず、事前調査で自然や環境が破壊されないか危機感が強まった」と述べた。』

市民の意見を無視し、調査方法も示されない事前調査反対!
仲井真知事は事前調査をさせないでください。

ZAN

事前調査不開示

2007年04月18日 | 基地と沖縄
 沖縄県は那覇防衛施設局より提出されている、辺野古基地建設のための「環境現況調査」(事前調査)の内容を不開示にすると決定しました。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-23070-storytopic-3.html

 今回の「事前調査」が環境アセスをまったく形骸化し「建設のためのアリバイづくり」に変えるものであり、沖縄県が防衛施設局のやりかたを容認していることが明らかになりました。

 環境アセスにおいては調査に先立ち、調査の方針を記載した「方法書」を作成し、これを公開し広く意見書をもとめることが求められています。

 これは、当該事業による環境の改変によって影響をうける地域の人々、そしてその環境に関心をもつすべての市民の意見と合意をふまえて調査をすすめるためです。

 今回の「事前調査」は「方法書」も公告されないうちに、しかも内容非公開で行われようとしています。
 まったく許せないことです。

 仲井真沖縄県知事に、「事前調査に合意するな」のFAXをぜひおくりましょう。

 FAX用紙はこちら

                 ☆じゅごん