ジュゴン掲示板

ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)は日本では沖縄にのみ生息しているジュゴンを守るために活動をしています。

12月のじゅごん茶話会の報告です

2018年12月22日 | ジュゴンブログ



2018年最後のじゅごん茶話会
忘年会バージョンでひらきました



まずはじめに学習タイム
11月30日の防衛省、環境省、外務省との交渉
辺野古の近況
米ジュゴン訴訟の進展
を報告しました

辺野古の近況では、土砂投入強行に





朝日新聞の記事を見ながら、あれこれ怒、憤り、悔しさ、悲しさ、、、
いろいろ話し合いました

どうしたら止められるか、できることを話し合い続けています
世論調査では、さすがに安倍政権の強行(暴挙)に反対の声が増えています
辺野古だけでなく、入管法や水道民営化や様々なところで???が
これではあかんやろ

辺野古のことも現実の情報を発信し広げ、反対の声を大きくしていこう

防衛費が過去最高、事実上の「空母」導入
専守防衛はどこへ
憲法がないがしろにされている
この現状の危うさ
あらゆるところで、あらゆる方法で抗っていきましょう

堺市議会で、
米軍基地建設に向け、沖縄県名護市辺野古で土砂投入を始めた政府に対し
地元との「誠実な対話」を求める意見書が可決された
という嬉ニュース

また、
ホワイトハウスの辺野古請願を広げよう!

が10万票突破どんどん広がっています

みんなで声を挙げれば止められる、変えられる

学習タイムの後は、忘年会~
今年を振り返ったり、2019年に向けて思いを馳せたり



ケーキを食べたり
ちょっと泡盛も飲んだり
差し入れのいろいろも美味しかった~
茶器を持参でお抹茶を立てて下さったKさん



替え歌を披露して下ったHさん
まだまだ話し足りない~という感じ
楽しいゆんたく(おしゃべり)でした

さいごに
わたしにふれてくださいを紹介
自分の中にある愛をおもいだしていきましょうねー

2019年もじゅごん茶話会を続けます
どうぞご参加くださいませ

2019年
     初じゅごん茶話会は1月31日(木)14時~
     2月のじゅごん茶話会は 2月21日(木)14時~
             を予定しています







ホワイトハウスの辺野古請願署名を広げよう!

2018年12月19日 | ジュゴンブログ
辺野古の新基地建設工事を止めるための、ホワイトハウス請願サイトの署名が
広がっています。
請願サイトは「We the People(ウィー・ザ・ピープル)」。
署名が開始から30日以内に10万を超えれば、米政府は何らかの回答をする規定になっていますが、
すでに10万筆を超え、どんどん広がっています。
50万、100万ともっともっと署名数を積み上げていきましょう。

パソコンやスマートフォンで同サイトにアクセスすれば、簡単な手続きで署名が出来ます。
署名サイトはこちらです
Stop the landfill of Henoko / Oura Bay until a referendum can be held in Okinawa



 サイトにアクセスした画面に表示された欄に、上から「名前」「姓」「メールアドレス」
を英字で記入する。その下にある「Sign now」をクリックすると、記入した「メールアドレス」にすぐに返信メールが届く。メールを開いて表示される「WE the PEOPLE」と題した英文の中頃にある「Confirm your signature by clicking here.」と書かれた文をクリックする。

詳しくはこちらをご覧ください。
メール認証で署名完了 ホワイトハウスの辺野古請願
目標の10万筆突破 ホワイトハウス請願サイト署名 協力者ら「1筆でも多く」


ジュゴン訴訟応援リーフレット

2018年12月18日 | ジュゴンブログ
ジュゴン訴訟原告団は判決を不服として、
9月に連邦控訴裁判所に控訴しました。
来年1月に控訴審が始まります。
1月2日は原告から控訴理由を、
1月24日には被告・国防総省からの反論があります。

地裁判決の判断材料が、米国防総省の「行政記録」に限定され、
2014年4月から7月にかけて確認された多数のジュゴンの食み跡や、
工事の影響で行方不明のジュゴンの情報は考慮されませんでした。
また、沖縄県の埋め立て承認撤回がジュゴン訴訟の判決の後に行われました。
ジュゴン訴訟控訴審で科学的な検討を求める世論を広げることが重要です。
ジュゴンA,C二頭が行方不明になっています。
沖縄県は埋め立て承認撤回の理由にジュゴンへの影響を挙げています。

控訴審で原告が勝訴すると、米国防総省は「考慮の手続き」をやり直すことになります。
勝訴は工事を止める大きな動きにつながります。
そこで、下記の応援リーフレットを作成しました。

ご覧ください。
1面と8面

2,3面

4,5面

6,7面


問い合わせは、ジュゴン保護キャンペーンセンターまで。
E-mail:info@sdcc.jp







毎月15日はジュゴンの日♪  

2018年12月15日 | ジュゴンブログ
  毎月15日はジュゴンの日

 
                  (以下15日付沖縄タイムスより)

今年最後、平成最後のジュゴンの日にこんなニュースをするとは・・・
 怒り・・悲しみ・・もはや呪い

 


 

 
 


 


 


    


    
        (死去した翁長前知事に祈りをささげるゲート前の参加者)

現知事の玉城デニーさんも今日キャンプシュワブ前にて「諦めない」と宣言されました。
 何度も何度も、心が折れそうになりますが、今こそ、もう少し、「諦めない」で闘いましょう 

12/1ジュゴン訴訟報告集会&海勢頭豊ライブ

2018年12月05日 | ジュゴンブログ
12月1日、大田区入新井集会室で「ジュゴン訴訟報告集会&海勢頭豊ライブ」を開催しました。

第一部ではジュゴン訴訟の現状について、SDCC国際担当の吉川秀樹さんより報告がありました。

2014年4月までの「行政記録」に限定して出した判決について問題点を指摘しました。今後の取り組みとして、連邦政府行政機関である海洋哺乳類委員会・国家歴史保存諮問委員会などへの働きかけなどが報告されました。SDCCが発行した「ジュゴン訴訟リーフレット」を広げていくことを確認しました。

第二部の冒頭で、ウチナーグチで海勢頭豊さんが紹介されました。


咳が出て喉の調子がよくありませんでしたが5曲歌いました。
・遙かな南の海
・喜瀬武原
・ザンの海
・月桃
・辺野古旅情


受付スタッフ


物販スタッフ


懇親会終了後の記念撮影!





12月のじゅごん茶話会のご案内~忘年会ですよ~

2018年12月04日 | ジュゴンブログ
12月になりましたね
あっという間の1年間、でもいろいろありました

11月30日には政府交渉(防衛省、環境省、外務省)
12月1日は米ジュゴン訴訟の報告集会をしました

三省の対応は相変わらず…
こんなのでほんとに日本は大丈夫か…
怒りよりも不安…

めげている場合じゃない、がんばるしかないね

米ジュゴン訴訟では、なんとか展望を見出したいと取り組んでいます
アメリカのNGOや市民の皆さんとつながっていきたいです

安倍政権の暴走は止まりませんね
なりふりかまわぬ愚かな行為
止めるために
力を蓄え、作戦をねりましょう

12月のじゅごん茶話会は忘年会です
食べたり、飲んだりしながら
ゆんたく(おしゃべり)しましょう


じゅごん茶話会☆AfterFive
12月15日(土)17時~ 参加費500円(飲物代別)
   ※お鍋でも準備しようかな~

じゅごん茶話会
12月20日(木)14時~ 参加費200円+α
   ※ケーキやおつまみを準備する予定です


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

場所:ジュゴン保護キャンペーンセンター関西事務所
       最寄駅~JR・京阪・地下鉄「京橋」駅より徒歩10分ほど
  アクセスはこちらです


問合せ:ジュゴン保護キャンペーンセンター関西事務所
        TEL/FAX 06-6353-0514 メール info@sdcc.jp
        当日は 090-5882-3629(いけがわ)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

どうぞ気軽にご参加ください
じゅごんとお待ちしています~




11月30日政府交渉~埋め立て阻止に向けて

2018年12月03日 | ジュゴンブログ
11月30日に防衛省、環境省、外務省と交渉をしました。

11月28日に沖縄防衛局が第17回環境監視等委員会の開催や、
名護市安和にある琉球セメント桟橋を使った岩ずりの搬出準備など、
12月中旬に埋め立て土砂投入を急ぐ中での交渉でした。
第17回環境監視等委員会の資料はこちらです。


(防衛省)
1.工事を強行しながらの「沖縄県との対話」は、
高裁那覇支部が取り消し訴訟で「円満な話し合い解決」を勧告し(16年1月)、
国と沖縄県が合意文書の合意事項(16年3月)となり、国は最高裁判決まで工事を中止したのです。
今回の防衛省の工事強行はこれらの経緯に反することになると厳しく追及しました。

撤回裁判も那覇支部に係争されることになるので裁判所にも厳しく要求していくべきだと思います。


2.ジュゴンCの「未確認」については、
沖縄防衛局は米軍に報告書を提出していることを認めました。
ジュゴンAについても「10月、11月未確認」と認めましたが、
「新しい食み跡は確認しているから、ジュゴンAは生息していると推測している」と居直りました。

しかし、航空写真に「新しい食み跡」の位置(沿岸域ではなく、深場)を落としただけで、食み跡の写真もなく、
海草の種類や食み跡の長さもも不明など、科学的な根拠を示すことはできませんでした。

個体Aは嘉陽沿岸域に調査時から10数年も定住していたにもかかわらず行方不明であるのは、
個体Cの行方不明と同様に、辺野古大浦湾での工事の影響が出ていることは明らかです。

3.海草藻場の移植先について(是非は別にして)、
防衛省は「建設工事が終わってから検討」としていましたが、
環境団体や国会等での追及で「豊原地先は工事の影響が少ない」と移植先の検討を始めました。
しかし、豊原地先はジュゴンが好むウミヒルモなどに不適切であることは防衛省も認めています。
だから、第2候補に瀬嵩や嘉陽を上げていますが、
大浦湾に近接していることやジュゴンの生息域が分断されるなど問題が多くあります。
環境監視等委員会でもジュゴンが好むウミヒルモの移植先の検討を求める意見が出ています。
以上、
交渉時間の制約で逃げられてしまっています。残念

(環境省)

まず、署名「沖縄のジュゴン、ノグチゲラ、ヤンバルクイナを守ろう」7625筆を提出しました。
昨年12月1日に提出した11739筆と合わせて19364筆となりました。

協力していただいた皆さんありがとうございました。
来年も継続して取り組みますので、ご協力をお願いします。

後で分かったのですが、防衛省の出向職員が参加していたので、
辺野古埋め立て問題については環境省の率直な意見が聞けませんでした。4月交渉はよかったのに。
だから、辺野古関係については成果を報告することはありません。

世界自然遺産登録債申請について、
前回IUCNから指摘された課題についての対処は、
1.北部訓練場の返還地を国立公園にした。
  ☚北部訓練場の返還地の土壌汚染をわずか10か月で処理したという沖縄防衛局の仕事ぶりはひどい。
   環境省として世界自然遺産登録の際に大丈夫か、現地を歩くべきではないかと指摘しました。

2.小さな分断地は返還地で解決した。

3.米国との連携については
 IUCN評価書(16年12月7日)で掲載されている
「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島の世界自然遺産への推薦地については」は
日本と米国との正式な合意文書であることを認めました。

以下、抜粋します。
「日米両政府は、今後も世界自然遺産推薦やその後の評価、登録やモニタリング等に係る情報を適宜共有し、
世界遺産推薦地/世界遺産地域の適切な保全・管理を図るために、必要に応じて意見交換等を行うことについて合意した」


 「IUCNは日米両政府が合意した文書では不十分だと指摘しているが、
 日米間でさらなる具体化をどうするのか」との追及に、
「推薦書の作成中なのでオープンにはできないが、頑張ります」と決意を明らかにしました。

これは、北部訓練場のオスプレイ訓練によるノグチゲラやヤンバルクイナなどの保全を進める上で、
一つの梃子になりうると思っています。



(外務省)
外務省は国内問題は関係省庁が当事者で、対外的な調整役が外務省であるとの立場を堅持しています。
「世界自然遺産登録や辺野古新基地建設問題などは環境省と防衛省が適切な対応をしていると思っています」と、
これが基本的な回答になります。
しかし、各問題点を紹介しながら、「外務省としての見解を関係各省庁にアドバイスすべき」と指摘しました。


日米地位協定改定について議論を集中しました。
「日米地位協定に係る支障除去については関係各省庁がここに対応し改善することで、
日米地位協定のあるべき方向にもっていきたい。外務省は抜本的な改定の解釈権を持っているが」と
かたくなな姿勢を崩しませんでした。
今年6月にあった名護市数久田での銃弾被害の事例をはじめ具体的な事例を挙げながら、
「担当として現場を歩き住民の声を聴いて、省としての意見をつくっていく責任がある」と諭しました。

 1月ジュゴン訴訟控訴審が開始されます。
ジュゴン訴訟原告団をはじめ米国CBD(生物多様性センター)と連携して埋め立て阻止に向け頑張りましょう。

 ジュゴンの保護者より