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悲しみの底

最近は僧侶の仕事よりも葬祭デェレクター的な仕事の方が多く感じます。
搬送から打ち合わせ、そしてグリーフケア。

もともと宗教家として法を広めることに悦びを感じて生きてきました。この葬祭業務は実践的な頻度がお寺にいる時とまた違って多いために自分にはぴったりかもしれません。
震災の時にもう少し葬儀に関してもう少し入り込んだ仕事がしたいと思っていました。僧侶だけでは何か物足りなく感じたからです。
もちろん慣れみたいなものではなく、もっとこの世界でがんばりたいという向上心からです。

いつかお寺をひらいた時に今の経験が大きくいきてくることでしょう。葬祭業に関してこれだけのことが出来るようになってきたかぎりは
マラソンではないですが自信をもって全国でもなかなかいないニュータイプな僧侶だと確信しています。

しかし少しでも練習を怠るとタイムがおちてくるように日々気はぬけません。
これからも親族とよりそって学ばせていただきたいと思います。
人の死、親族の繋がり、そして悲しみの底が抜ければ再び未来がまっていることを。
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