変わるんだ

生きることは楽しいことだけれど正直、うまくいくことばかりとはかぎりません。

自分はうまくいっていると思うことがもしかしたらまったく見当違いみたいなこともありうるのです。

一か所にとどまると人は流れのない水や空気のようによどんできます。

つまり物事は常に流動的だということです。
そうだとすると言っていることがコロコロかわる難しい上司状態です。

でもその上司の気持ちも少しわかるような気がします。物事は動かしてみてはじめてわかることがあるからです。

「変わるんだ。変わるんだ」

と自らに唱え続けると少し気持ちが楽になります。
たいてい人間はこうあるべきという自我の狭き考えに縛られて心がフリーズしがちだからです。

「変わるんだ」の言葉はこのままよりももっとよくなるはず。もちろん自分も。
という呪文です。

変わることを恐れてはいけません。宇宙も伸縮をくりかえして常にあるべき姿を探し続けています。

あるべき姿は変化を恐れない柔軟な心からうまれてくるものなのです。