怠慢主婦 ドイツで同居 

日本食を食べなくなり義両親のしもべと化し、すでに何年になるだろう。遠い目しながら今日も行き抜いてやるぞっ

昔の写真

2015年08月21日 | 物品
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街の中心から少し東側の住宅地には、1930年代から50年代くらいまでに撮影された写真が掲げられている。博物館などではなく、公道にあるのだから、自由に撮影してこうしてブログで公開するのは全然差し支えないと思って狂喜した私。
簡単な解説文がそれぞれにあったけれど、読まずに撮影だけして帰ってきてしまった。
 
義母に見せたら「これは戦後ね」と言った。毛皮の襟巻きがそれを表しているそう。
昔は女性用にブーツがなかったので、手編みの靴下を履いていたそう。義母の親の時代だったか、もう少し古い時代だったか、女性用の冬場の外套がなかったと聞いたことがある。

入浴は週に一度、土曜日だったそう。
昔からドイツ人は大きかったのか、と思わせる・・・
一般の人が肉食を毎日できるようになったのは戦後しばらくしてからのことだそう。戦争中の街中は食料自体が不足していただろうに、大きい人はいたのだなぁ。現在40歳のハンガリー人知人も子供の頃は週に一度しか肉を食べなかったらしい。それでも、彼女は私よりずっと大きい。肉食の量で身体の大きさが決まるのではない・・・



 

 
後ろに並ぶ木造建築物を義母は「バラック(仮小屋)」と言った。街から疎開していた子供たちが住んでいたらしい。

子供のズボンが今の民族衣装に酷似しているで皮製かと思って、義母に尋ねたらそうではないらしい。
当時はベルトがなかったからこのデザインが好まれたとか。素足なのはやはり物資が不足していたからだろう。





女の子たちがそろいの服を着ている。ワンピースにエプロン、がきちんとした服装だったとか。

もっとちゃんと調べて解説を書きたかった。
またの機会に!