今夜のピアノリサイタルでは、ベートーヴェン、シューマン、シューベルトの、それぞれのピアノソナタの曲、合わせて3曲を聞きました。それにアンコール曲が1曲。7時に始まって9時過ぎに終わりました。20分の休みが入りました。
ううううん、低レベルの僕の、貧しい耳には、どうやら高級過ぎたようです。どれも聞いたことがありませんでした。美しい曲が分からないというもどかしさ、悲しさに捕まってしまいました。折角の芸術が、僕には消化できませんでした。
今夜のピアノリサイタルでは、ベートーヴェン、シューマン、シューベルトの、それぞれのピアノソナタの曲、合わせて3曲を聞きました。それにアンコール曲が1曲。7時に始まって9時過ぎに終わりました。20分の休みが入りました。
ううううん、低レベルの僕の、貧しい耳には、どうやら高級過ぎたようです。どれも聞いたことがありませんでした。美しい曲が分からないというもどかしさ、悲しさに捕まってしまいました。折角の芸術が、僕には消化できませんでした。
6時半開場、7時開演のピアノリサイタル会場に5時に到着した。余裕も余裕。もちろん一番乗り。扉の前のベンチに座って待つ。雨に濡れないで済む障害者用駐車場を確保できた。でも、一時間何をして過ごそう。うーむ。ま、本を読んでいたらよかろう。
図書館の閲覧室のソファにて、雑誌読みつつ、怠け者の僕は居眠り。コックリコックリ。人は入れ替わり立ち替わりする。男もいて女もいて、若きもいて、老いもいて、外国人らしい人もいて、大きな旅のトランクを引き摺って歩く人もいて、当たり前だがみな口を噤んで。立ち止まって知識欲の塊ちちが、固い顔をして本を広げている。さ、も、出よう。
雨は上がったよう。日が射して来た。明るくなった。でもまだ不安定。ときおり曇る。夕方のピアノリサイタルまで、図書館で過ごすことにした。風もないようだ。木々が揺れていない。周辺の公園辺りを散歩してもいいな。休憩室は、老人たちの大きな話し声がして騒がしい。
弦楽四重奏を聴いています。バッハ、ヘンデル、モーツァルト、ベートーベン、シューベルトの小曲を聞きました。気持ちよくなっています。いま休憩時間です。後半がそろそろ始まります。
19
生きているというのが、そうかもしれない。是一つでいいというその楽しさなのかもしれない。
20
死んで行けるというのもそれかもしれない。多いに多いに楽しんでいいことだったのかも知れない。
*
生死は大いに楽しんでいいことだった。これを結論としよう。
17
発見して、手に入れて、そしてすぐに飽きる。飽き性をする。困ったねえ。いつも忙しく、とっかえひっかえをしていなくちゃならない。
18
是一つでいいという楽しさはないのか。
あるだろう。きっとあるだろう。
15
うん、様々な種類の楽しさがあるからねえ。食べたことがないご馳走は食べたくなるよね。
16
なにしろこの地上は、この星は、様々な楽しさの満ちあふれているところ。だからねえ。
発見の楽しみというのもあるからねえ。楽しくないと見えていたものを楽しいものにするという楽しさもあるからねえ。
12
欲しがれば、上下左右から出て来るんだろうね。楽しさというのは欲しがって出て来るのかもしれない。
13
無尽蔵だから、それで、次々と手を延ばす。魔法使いのような気分を味わって、手を延ばす。
14
だからみんな生齧りにして、また次の新手の楽しさを頬張る。
9
よく噛んだらいいところを、がぶ飲みにして、呑み込んでしまって、もう一つまたもう一つと欲しがる。
10
そんなところがあるなあ。
11
楽しさの消化不良。消化不良かもしれないね。下痢になって出てしまうだけの。