<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

生きているからできることなんだ、これもあれも

2018年10月31日 18時32分34秒 | Weblog

寒い。畑にいるのは寒い。黙々として一人でいる。休み休みしつつ、作業をこなす。ま、ゆるゆるとだが。すっかり冬支度をしているのだが、鼻水が垂れる。一人でいるからいいようなものの、汚いジジイだ。夕暮れになると益々寒くなる。夕闇の中を、とぼとぼ一輪車を押しながら帰って来た。

しかしねえ、生きているからできることなんだ、これもあれも。寒いのも鼻水が垂れるのも、有り難いことなんだ。

 

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この老爺のすることはすべてままごと 児戯に等しい

2018年10月31日 18時22分33秒 | Weblog

園芸店を3店回ってやっと見つかった。赤玉葱の苗が。赤玉葱はサラダ用によく利用されるので、2束も買い求めて来た。1束は50本。一輪車を押して、借りている畑に行って、草藪の草を抜き去り、ヨイショヨイショとスコップで耕し、柔らかな土作りをし、畝を作り、有機石灰、化学肥料、EM菌入り牛糞を混ぜ合わせてまた耕し、そこに苗を列べて土を被せた。椅子に座ったままの作業なのだが、疲れる。日が暮れる前に終了した。

楽しんだ。ままごとは楽しいのだ。このよろよろ老爺のすることはすべてままごとである。

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贈り物を与えられているのはわたし

2018年10月31日 09時15分57秒 | Weblog

贈り物を与えられてるのはわたし きみのかおりと星のかおりの     薬王華蔵

この世は薫る。うつくしいもので薫る。近くにきみがいて、きみがうつくしく薫り、遠くに星々がいて、それがまたうつくしい光を放って薫る。その両者の贈り物を、与えられているのはわたしだった。それを捧げ持つ。

なんというわたしだ!

それを捧げ持つ。こうしてわたしは万物をうつくしく見て過ごす。

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あたたかい五指がわたしを出迎える

2018年10月31日 09時00分08秒 | Weblog

ガチガチの鎖の音の手が握る雪降る五指の吐くあたたかさ      薬王華蔵

歌の中でだけ、わたしは恋をしている。活動をしている。あなたの手を握る。勇気を奮い起こして延ばした手は鉄の鎖のようにガチガチと音を立てている。雪が降っている。あなたに会う。差し出されたうつくしいあなたの手の、五本の指が息をしている。あたたかい息をして、わたしを出迎える。夢の中では。

恋をしていたい。拒否ではなく、人間界とそこに生きる人間を受容していたい。否定ではなくいつくしんでいたい。誉め讃えていたい。せめて夢の中だけででも。すると枯れ木のような老爺に、春の芽吹きの桜色の夢が咲く。引き攣った醜い顔の皺が、一筋延びる。

 

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この秋初めての羽根布団

2018年10月31日 05時33分18秒 | Weblog

5時半を回った。もうすぐ夜明けだ。明るくなる。それほど冷えこんでいない。寒くない。前日が冷えたので、この秋初めて羽根布団を着て寝た。それでポカポカしている。さてどうしよう。起きるか、それともこのままずるずるとしているか。

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あざやかなこの世の栄光

2018年10月30日 23時24分22秒 | Weblog

庭の片隅に石蕗が蕾んでいた。それが今日蕾を開いて咲いた。花粒の黄金粉が微かに匂った。茎の二輪を摘んで来て、仏壇にあざやかなこの世の栄光を飾った。明日は10月晦日。秋は深まって行くばかりである。

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殺しに手を染めずにすんだ

2018年10月30日 23時11分41秒 | Weblog

畑の白菜の葉っぱを黄緑の大型バッタが食べていた。手に抓んで現行犯逮捕した。足の靴で踏み潰そうとしたが、思い止まった。お命様であること、その一点は覆らなかった。お命様はみな、やがてして、仏陀になるのだ。後ろ足でピョンと大きく跳ねて飛び去って行った。殺しに手を染めずにすんだ。

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逃げ勝ったソフトバンクホークス

2018年10月30日 22時48分39秒 | Weblog

日本シリーズ第3戦はソフトバンクホークスが逃げ勝った。クローザーの森が広島カープの最後の打者を討ち取った。お見事! これで一勝一敗一分けとなった。9対8の打撃戦。長い試合時間だった。しかし、毎回、手に汗を握る内容で見応えがあった。次も同じく福岡ドーム球場での戦いになる。

見に行こうかなあ。

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さ、お風呂に入ろう あたたまろう

2018年10月30日 20時17分57秒 | Weblog

さ、お風呂に入ろう。あたたまろう。41度に設定してある。ちょっと熱いくらい。で、短時間で上がる。火照って上がる。そのままベッドに潜り込んで寝てしまう。

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甘い 甘ったらしい僕の文章

2018年10月30日 20時05分02秒 | Weblog

僕の書く文章は甘ったるい。甘ったるいんじゃないかと恐れる。

秋霜が身に降りかかっても降りかかっても、応えていないのだ。無反応なのだ。すぐに立ち直る術を使う。魔術を使う。決して決して意図してではなく。

ということは? そう、我が力に拠らずして、そうなっている。つまり、自然に、いい方へいい方へ、楽な方へ楽な方へと誘(いざな)われているのだ。それをあとで振り返って、不思議になる。

誰かがいつも助けているのだ。見えないところで見えない誰かが助けに入っているのだ。そうしてその長い長い苦難のお終いに、その瀬戸際を乗り越えているのだ。

すると僕の書く文章は甘ったるくなる。砂糖になる。だらしない。塩味に乏しい。ということになる。

 

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