<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

人間たちの力強い営みの音は、山河を歓喜させた。

2023年12月31日 17時48分38秒 | Weblog

餅搗きの響き山河を喜ばす

小島健

響きが出るのは、臼と杵だろう。これでぺったんこぺったんこの音が弾く。電気で動く餅搗き機械は、ゴーゴーゴーと回るだけで、遠くへ響き渡ることはできない。過去の日本の暮らしの音は、生き生きとしていた。活動が大っぴらだった。

臼は木製だったり石製だったりする。杵はもちろん木製だ。一人が杵を振り上げて餅を搗くこともあるが、炊き上げた餅米が冷えてはいけないから、掛け声を掛けながら数人で搗くことが多かった。杵を振り上げてもいいところだから、たいがいは野外でだった。

数軒が集まっていっしょに搗くこともあった。大勢の男達が代わりばんこに搗いた。力仕事だから、一人だけで一臼を搗くことは難しい。新しく入れ替わった人は力強いので、響きがそれだけ高かった。逞しい男達の力強い響きがした。それが山河に谺した。誠実に暮らしている人間たちの、暮らしの営みを聞いて、山河が歓喜した。

山河はいつもは歓喜しないはずなのに、こういうときには遠慮せずに歓喜を表に出した。人間たちの歓喜の仲間に入りたがった。餅を搗く男達の掛け声が音頭を取った。

小島健は1946年新潟県の生まれ。

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外回りの掃除を終了しました。

2023年12月31日 15時59分05秒 | Weblog

暮れの31日はみなさん忙しいに決まっています。お正月を迎える準備で忙しくしておられます。だからでしょうね、わたしのブログを読んでくださっている方が、極端に減少しました。

まままま、それはそうでしょう。

お正月になって、ゆっくりなさって、落ち着かれたら、もしかしたらまた読みに来てくださるかもしれません。

大晦日の午後4時を過ぎました。外は少し風が出て来たようです。寒そうです。

さきほど、外回りのゴミを集めて、掃除して、一輪車に載せて運び終わりました。家の周辺がちょっとはキレイになりました。

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若者は忘年会。いいなあ。

2023年12月31日 15時36分49秒 | Weblog

客人が来ました。彼女といっしょに。美人さんでした。もしかしたら、美人の彼女を見てもらいたくて、遣って来たのかもしれません。

客人は若者です。体育系男子で背が高くて、性格がよくて、さっさっと動いて、料理上手で、いかにも持てるタイプですから、フシギはないんですが。

今夜若者達が集まって来て、鍋料理をするというので、九条葱、白菜、大根、長崎白菜、春菊、レタスをもらいに来たようです。どうぞどうぞと差し上げました。忘年会をするんでしょうね。

若者達はいいですね。美味しいお酒が楽しく飲めるんですから。

世捨て人のお爺さんには、ついぞ、もう大勢でする忘年会新年会などに、声が掛かることはありません。楽しいイベントには無縁になりました。あたりまえですよね、のこのこ出て行くと嫌われてしまいますから。

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赤ジャガ芋を掘ってみました。

2023年12月31日 15時25分31秒 | Weblog

畑に行って、スコップで、赤ジャガ芋を掘ってみました。思いのほかたくさん収穫(小さなバケツいっぱいほど)になりました。秋に、インカノメザメなる赤い表皮の品種を植えました。

今夜はこの赤ジャガ芋を茹でて、潰して、サラダ料理を作ってもらえそうです。

 お爺さんはなんでもヘタなんです。栽培もヘタです。何から何までヘタで通して来たから、こんなふうにたまたま上手に収穫に至ると、不思議な気持ちがします。

ジャガ芋さんが、その辺の事情を察知して、よほどよほど努力をしてくれたんじゃないかなあ、などとも思います。

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わたしたちは石、磨けば光る石。

2023年12月31日 11時56分58秒 | Weblog

此処での暮らしがいちばん進歩向上が遂げられる仕組みになっています。

天界に登って行けば、苦しみがいまの10000000分の1になってしまいます。それを乗り越える力が、ですから、10000000分の1になってしまいます。

此処は娑婆です。サハーの忍土です。苦しみを耐え忍ぶ場所です。磨けば光る石です、わたしたちは。光るためには摩擦研磨が必要になります。

光った光が仏国土への旅に旅立ちます。いいなあと思います。

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お正月は我が永遠未来の旅の一里塚

2023年12月31日 11時20分47秒 | Weblog

然我実成仏已来 久遠若斯 但以方便 教化衆生 令入仏道 作如是説

法華経 如来寿量品第一六 より

然(しか)るを、我は実に成仏してよりこのかた、久遠なること斯(かく)の如し。但(た)だ方便を以て、衆生を教化し、仏道に入らしめんとして、是(か)くのごときの説を作(な)せり。

ところがところがわたし(法華経を説法している仏である釈迦牟尼世尊)は、死んだと見せていましたが、実際は死んでなんかいなかったのです。わたしは仏になって生きて生きて、無限の過去と無限の未来を生きて、この通り、久遠の間を生きています。

わたしは若いときに出家して、修行して悟りを開いて、仏と成って、悟った真理を衆生に説いて、教えて仏の道に入らしめて、最後に入滅をしましたが、そうした仏の歴史が衆生を教え導く方法方便として一番優れていたからです。

わたしは涅槃に入ってとしながらも、死なずに仏として此処に生きています。久遠実成の仏こそが仏なのです。

肝心要のことは、だから、次のようなことです。

仏は、それを仏だけの特権にしていない点です。仏は平等の仏です。わたしたちもそうなるのです。成仏を果たして行くのです。輝きながら、進歩向上を永遠に希求しながら、永遠を生きて行くのです。(わたしより劣っているおまえたちはそうはならないぞ、などとうことをお説きにはならないのです。お示しにはならないのです。仏は絶対平等主義なのです)

という理解をわたしはしてみました。法華経を読んでのわたしの推論です。

「正月は冥土の旅の一里塚」と説いたのは一休禅師でしたが、冥土の旅は、ミクロの旅です。マクロの旅の中の小さな小さな旅です。わたしたちはみな永遠への旅をしています。わたしたちには先の先の先があります。

お正月は永遠未来の一里塚、100年後1000年後10000年後100000年後の、わが輝きの永遠未来を思って、祝福歓喜する。

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もう一度、原点に戻って、元旦の再スタートをしたい。

2023年12月31日 10時57分19秒 | Weblog

わたしたちはみ使いです、みんなみんな。天つ御使いです。天使です。天上界と地上界の橋渡しをしています。光といっしょです。光もその役目を担っています。

み使いをして天上界から下りて来ましたので、使いの役目を果たしたら、また天上界に戻っていきます。(帰るところは決定しています)光も地上界を光らせたらまた返照をして束を結んで帰って行きます。

み使いの役目は、「天上界も地上界も美しいところだ・光の世界だ・輝いているものの万物平等の世界だ・楽しいところだ・よろこびの世界だ・進歩向上をしている世界だ・祝福をされている世界だ・美しくないものがあれば、それを美しいものに転じて行く世界だ」ということを身を以て告げるところにあります。

一年が今日で終わります。わたしは仏教を信じていますから、仏様のみ使いです。仏様のみ使い(仏教では天使とは呼ばずに菩薩と呼んでいます)ですから、わたしをおろそかに考えるべきではありません。わたしを卑下するべきではありません。劣った者とすべきではありません。仏様と仏様の使者をしているわたしとを讃美するべきです。褒め称えるべきです。

わたしの一年がその役目をして来たかどうか、はなはだあやしいところです。明日の元旦には、もう一度原点に戻って来たいと思います。わたしたちは、わたしたち自身の自己尊厳が原点です。

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一年間このブログを読んで下さった方にお礼を申し上げます。有り難うございました。

2023年12月31日 10時26分42秒 | Weblog

おはようございます。今日は一年の締め括りの大晦日です。

さまざま大小のドラマの波を超えて、こうして一年を無事に過ごせることを、しみじみ有り難く思います。

夜中は雨の音がしていましたが、明け方にはもう聞こえなくなりました。10時半を過ぎました。曇っています。また雨になりそうな空をしています。

朝は昨日搗いた蓬餅を焼いて、砂糖醤油をまぶして、1個頂きました。蓬の香りがしました。味噌汁は我が家の畑の白菜の味噌汁でした。

我が家の畑から抜いて来た大根を、包丁で小さく細く切って、網籠3段にちりばめて、第二弾カンコロを今朝干しました。三日前に干した第一弾はすでに干し上がりました。

このわたしのブログ「おでいげにおいでおいで」を読んで下さったみんさん、一年間読み手を引き受けて下さって有り難うございました。

「おでいげ」は漢字で書くと「淤泥華」です。「淤泥に根を下ろしてそこから栄養分を吸って、水中高く茎を伸ばして、清楚清廉な白い花を咲かせる華、すなわち蓮の華、ロータスフラウワーのことです。サンスクリット語でプンダーリーカ白蓮華です。淤泥華=<煩悩の華>の役割を果たしたいと思って書いていても、華の文章にならず、それが果たせなかった恨みがあります。どうかどうかご容赦下さいね。

明日が正月元旦です。皆皆様、どうか栄光の新年2024年をお迎え下さい。まちがいなく栄光の一年が誰人にも平等に届けられて来ます。それをそうとして受け取れば、即刻即時に、栄光の人となることができるようにしてあります。みなさんいっしょに、ともどもに東の空を昇って来る日の出に習って、それぞれの輝きをして輝きましょうね。

ひかるひかる/ひからないものも/ひかりをうけて/ひかる

四国の詩人坂村臣民さんにこんな詩があったと思います。

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お餅搗きが終わりました。

2023年12月30日 13時39分48秒 | Weblog

餅米5升のお餅搗きが終わりました。餅搗き機械が50分間で蒸し上げて、底にある小さな羽をぐるぐる回して搗いてくれました。搗き上げた餅を取り出し、小さく千切り、みんなで丸めました。合計時間3時間で、鏡餅2セット、小餅、蓬餅小餅が出来上がりました。

蒸し上がったら、初めに少しだけ取り分けて、おこわご飯を握ってもらいました。胡麻塩をまぶしたおにぎりの中心に、高菜の一夜漬けを挟み込んで、あつあつで食べました。

出来上がったお餅はまだ食べていません。お正月の楽しみにします。

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ブログを借りて、年賀状を差し上げます。

2023年12月29日 10時59分51秒 | Weblog

大塚先生のお嬢様、神戸に住んでおられるお嬢様、その後如何お過ごしでしょうか。大塚先生のご長男様、奥方様、如何お過ごしでしょうか。大塚先生の姪御様ご姉妹様、如何お過ごしでしょうか。お会いできた日のことを思い出して、にっこりしています。頂いた感激を胸のふところの内に大事にしまっています。

皆さんにお会いできたことが、2023年度のわたしのビッグイベントでした。(それにしても、あっという間の出来事でした)お会いした日のみなさんのお顔が浮かんできます。お顔から今日の元気をもらいます。

今日は暮れの29日。こちらはお天気に恵まれました。家内は家中の大掃除をしています。わたしはこれから畑に出て行きます。草取りをします。

新しい歳は辰年。ドラゴンの歳です。奈良や京都の禅寺の講堂の、見上げる天井画に飛龍が大きくおごそかに描かれています。不思議なことに世界中にドラゴンが神様になって祀られています。龍は想像の生き物ではなく、実在するもの、とわたしは思っています。わたしたち人間を守っていてくれていると思っています。

皆皆様、そろって神龍に守られて、健康でゆたかで輝いて、どうかどうか明るい穏やかな元旦新春をお迎え下さいませ。祝福された特上のいい一年をおすこやかにお過ごしになられますようにお祈りいたします。

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