多病息災発達障害者こよりの日常

両手で数えきれない障害と持病を抱えつつ毎日元気に活動中。発達障害の息子たちの子育ても終え、悠々自適の毎日です。

西原理恵子さんの「卒母」

2017-05-22 22:03:13 | 子どものあれこれ
西原理恵子さんの「毎日かあさん」という


漫画がある事は知っていたが、読んだことはなかった。


この漫画の連載終了にあたり、


理由を聞かれた 西原さんは、


「お母さんが 終わったからです お母さん卒業(大意)」と


おっしゃっていた。


この「お母さん卒業」を 気楽に もっと 多くの人に


考えてもらえたらいいな、と思った。


私も 子育て 卒業して 何年になるだろうか。


今は 楽隠居して 気楽な身である。


「子育ていつまで続くんですか?!」と


悩んでいるお母さんの 声を 耳にすることがある。


私は 始めから 18歳で 「子育て終了」を 決めて育ててきた。


それは 子どもたちの障害に 気付いてからも、


医療機関で 診断を受けた後も変わらなかった。



障害が あろうとなかろうと、その子の資質を 活かして、



親が いなくとも 生きていける子にしようと思った気持ちは


微塵も揺るがなかった。



私は 本能で 動くタイプなので、猫の親が


最初は 不眠不休で 子猫を保護しつつ、徐々に


餌の取り方や 毛繕いの仕方、などを教え、


危険の回避や その他の スキルを 子猫たちが身に着けた、と


判断すると 子育てから 手を引く、そんな形で 子育てを終えた。


もちろん 親子の縁が切れたわけではないし、一緒に暮らしているが、


世話を焼くことはない。何か頼まれれば 私のできる事はするが、


むしろ 家事にしろ 他の事にしろ 子どもたちに


世話になる事の方が多い現在である。


今日も 通院に出かけたが、主治医はベテランなので、


その主治医に診てもらっている病気の事は ほとんど聞かない。


「診ていると 大体調子はわかる」そうなので、


私の他の持病の様子や 日常生活などについて聞かれることが多い。


全然関係ないように見える


緑内障の話や 糖尿病の 話。



今日は 暑さのせいか、患者さんが少なかったので、


あれこれ 話し、息子たちの事にまで 話が飛んだ。


「発達凸凹ですが、2人とも自立して 私は 小遣いもらって 楽してます」と


話したら「ほー。それはいいねえ!」と カルテに何か書き込み


診察終わり。


診察が 早く終わって 帰りの電車も うまく乗り継げたので、


予定より 早めの帰宅。


夫や 子ども達より 一足だけですが 早く帰宅したので、


出迎えができて 何より。


「子育て卒業」「卒母」が 普通の概念になったらいいのになあ。


世間のお母さんって みんな 真面目で 一生懸命だから、


自分の身をすり減らしてまで 子育てに 没頭して、


よくそこまでやれるなあ、と思う。



私は 最低限の子育てしかしてないから、とても そんな事できないなあ。
























毎日かあさん13 かしまし婆母娘(ばばははむすめ)編
西原 理恵子
毎日新聞出版
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