Nobu Kitchenへようこそ

料理教室開設18年目、新たなおもてなしサロンから私のこだわり発信します。

農家女性達の実力

2009年01月24日 | インポート

帯広から車で40分の所に士幌町がある。

そこの婦人団体から講演会依頼があり

 『私の食紀行』 と題して90分話して来た。

疲労感に浸りながらも彼女たちのパワーに圧倒。

豆、野菜、酪農、それぞれにグループを立ち上げ

地域の産物を広めている。お昼には12の団体が

自慢の一品を提供しバイキング形式で味わった。

それはそれは素晴しい力作揃いで、驚いてしまった。

4人から25人のグループで年代も幅広い。

結成3年目だと云う事だが皆さん力はあっても

発表の場がなかったのだ。

こうして町のイベントとして定着していけば

そのパワーはもっと強く大きくなるだろう。

私も食を通して十勝の魅力を再認識している一人だが

それを実践している女性達と接点が出来

大いに刺激を受けた。


全粒きな粉

2009年01月23日 | インポート

粉類を多く使うのであれこれストックしてある。

以前パッケージに引かれて全粒きな粉を

買っていた。それでシフォンケーキを焼いたら

今迄と違う色と味わいのケーキになった。

私の割合は卵4個、砂糖80g、薄力粉40g

きな粉40g、サラダ油と牛乳50ccずつ。

卵白をきちんと泡立てるとベーキングパウダーを

使わなくてもそれなりに膨らむ。

この道産きな粉は焼き上りの色合いがきれいで

口に含むとふわふわ、香りはしっかり残っている。

今度はロールケーキにも使ってみよう。

春先に明るい山吹色のケーキが出来そうだ。


もち麦ご飯

2009年01月22日 | インポート

地元短大で年2回90分授業を受け持っている。

それで一応、非常勤講師の名札も首からかける。

テーブル周りや食への思いを20歳の今時若者に

伝えるのだが果たして反応はどうなのか。

毎年悩むところだ。夕方急いで帰宅し晩御飯。

こんな時はカレーに限る。

野菜たっぷりで煮込む時も野菜ジュースを加える。

そして今夜はもち麦をたっぷり入れたご飯にしてみた。

麦の中でも、もち性品種でもちもち、ぷりぷりの

食感だ。白米を茶色くしたような粒で玄米より

丸みを帯びている。

炊き上がるとその色と大きさで確かに存在感がある。

私は押し麦より噛み応えのある丸麦の方が好きだ。

カレーを食べていても麦の食感に歯応えあり!

自分でもこんなに麦好きになるなんて思っても

見なかった。

北海道では今、米チェンから麦チェンをPRしている。

北海道知事自ら声をかけているので麦の出番が

多くなるのは間違いないだろう。


八角を食す会

2009年01月21日 | インポート

かさご目トクビレ科に属する八角。

ワニのような恐い顔に巨大な背びれ、見かけは

ギョッとするが北海道の冬の味覚として知られている。

ただ収穫量が少なく貴重な高級魚だ。

その八角が入荷したら連絡が来るという友人の

声賭けで、とある居酒屋で八角を初めて食べた。

塩焼きの八角が一人一尾。

そのままの姿なのでかなり大きい。

全部食べられないと思いきや、脂の乗った白身は

甘くさっぱり。一尾平らげてしまった。

断面が八角形なのでその名が付いたらしいが

形相に似合わず優しい味の魚だった。


奥飛騨 こも豆腐

2009年01月19日 | インポート

昨日の快晴から降雪確率80%の天気予報が当たり

朝から雪かきでスタート。

階段と車庫前を除雪しやれやれ。雪かきは格好の

全身運動で終わると一汗かいたような状態になる。

知り合いから飛騨牛のすき焼きセットを頂いたが

その中に珍しい豆腐が入っていた。

木綿豆腐を竹のヒゴで編んだ『こも』で巻いて中に気泡が

出るまで茹でて作るとか。型くずれしにくく、気泡に味が

染込みやすいと。確かに弾力のある豆腐で蒲鉾板を2枚

合せた位の形状だ。こも豆腐を初めて食味したが

一つの豆腐を通して未知の飛騨に興味が出てきた。