黄ニラとキクラゲのピリ辛炒め

東京から戻る時時間があればデパ地下で野菜を買ってくる。
先日は高島屋地下で黄ニラを見つけ他の野菜と一緒に持ち帰った。
ホワイトアスパラガスの原理で日光にあてないので緑色にはならず
心持ち匂いや食感も柔らかい感じがする。
私はこの黄ニラが好きで見つけるとつい購入する。
帯広では殆ど見かけず以前デパ地下で見かけたがあまりに高く
諦めたものだった。
今回は200円だった。
昨日から食べ始め今夜はキクラゲと炒めた。
生姜みじん切りと桜海老を加え枸杞の実を添えた。
きっと薬膳的にも理にかなっていると思う。
そして何よりキクラゲのシャキシャキと黄ニラの旨味バランスが
取れている。と自画自賛してみる。

即席ご飯

昨夕は娘宅で即席ご飯を作った。
夏に引越しし手伝いに行った時は段ボールだらけだったが
暮らしぶりも落着いているように見えた。
オーガニック野菜を取り寄せるなど私よりずっと食の安全性を
追求しているので野菜は豊富、しかも美味しい。
聞けば大分からお取寄せしているとか。
2日前に大分から戻ったばかりなので余計に愛着がある。
南瓜を蒸してバナナと和えた。味付けはヨーグルトとマヨネーズ。
これで立派な一品になる。
ほうれん草サラダにはラディッシュとパイナップルを。
人参はサラダに。
長芋はこんがり焼いて。大根とゴボウで味噌汁、北海道帆立と豆の
炊き込みご飯、身体に優しいヘルシー献立になった。
5歳、1歳児は食欲旺盛でパクパク食べてくれる。
子供の空っぽ食器を見ると家族で囲む食卓って良いなあと思う。

お墓参り

以前の私だったらこんな予定は組まないがずっと気になっていた
スタッフのお墓参りに主人が行くと言うので思い切って同行した。
大分から戻った翌日に上京し郡山往復。
31歳で急逝した勤務医、3年目にしてやっと伺う事が出来たのだ。
私より若いお母さんは未だに信じられない思いで毎日過ごしている。
同じ親の立場になれば痛いほどその気持ちは分かる。
大切な一人息子を亡くし途方にくれる日々。
今日の郡山は抜けるような大空だった。
郡山の地理感覚が分からず遠い所の印象だったが往路のなすの1時間半
復路のやまびこは1時間18分。
拍子抜けするほど近くあっという間。
行ける時には迷わず行動する。
この年齢になるといつかそのうちは通用しなくなりそうだ。
桜が彫られた美しいお墓に佇み来る決心をするのに3年もかかった
お詫びをした。

奇跡の杵築

長い一日を終え世の中未だ未だ捨てたものではないと心から思う。
ホテルを出て飛行機時間まで空港近くの杵築で過ごす事にし
車を産業会館に停め散策。
大分の小京都と言われるだけあり風情があり雑誌などでも
取り上げられている。
有名な鯛茶漬けの店を予約し向かう途中、何だか車が変だ。
降りてみると見事にパンクしアルミホイールが脱落していた。
ガソリンスタンドへ行こうにも走行不能。
少し広いトラック駐車場に車を寄せレンタカー会社にJAFを依頼した、
所が田舎ゆえ手配できず途方に暮れていたら、たまたま入ってきた
トラック運転手さんがスペアタイヤで交換してくれた。
地獄で仏様とはまさにこの事。
お昼をキャンセルしギリギリ空港へ向かった。
話は未だ続き、鯛茶漬けの店主は直前キャンセルにも拘らず、交通事故でなくて
良かったですねと言ってくれたとか。丁寧にお詫びし私は今日お礼状と
気持を送った。
そして今日になって気付いたが、トラック運転手さんから電話着信
メールまで頂いていた。
私達が飛行機に間に合ったか心配して下さった。
心ばかりのお礼と名刺を手渡したが、ご丁寧にJAFより高いと恐縮されていた。
この2人のお陰で自宅に戻れ、主人は今日の講演会を穴を開けずに済んだ。
神様がそっと救いの手を差し伸べて下さったに違いない。
レンタカーの賠償金はホイール代6600円。
杵築でパンク前の明治時代創業の味噌、糀店にて。

温泉県

希望していた海外旅行がパスポート更新が間に合わず
駆け足で国内旅行にする事にした。
私の足が不調なので湯治、主人が行った事ない場所ということで
温泉県、大分へ行く事にした。
帯広を10時10分に出て羽田の接続が良いので2時丁度に大分着。
早くなったものだ。
空港には足湯があり、帰る日に入ってみよう。
大分名物とり天、関アジ、関サバ、リュウキュウ、カボスと
早速初日に食べて満足。
どうしてお刺身がこんなに美味しいのか。
豊後水道で魚介類が新鮮でプリプリ。
ホテルの天空スパでゆったりして明日へメインの別府鉄輪温泉へ。