このところ十勝地方は気温が低く20度前後で
慌てて長袖を着、羽毛布団を押入れから取り出している。
こんな時は温かいスープが恋しくなる。
それで明日の料理教室のおまけメニューにスープを作ることにした。
辰巳さんのスープを作るにはじっくり腰を落ち着かせないと
いい味に仕上がらない。片手間には出来ないのだ。
21世紀は雑穀と豆の時代で畑の蛋白質に頼るようになると
10年以上前から話されていた。
ただ日本のインゲン、エンドウは皮が固いので重曹を使うと
柔かくなると習った。
でも十勝産ならそんな心配は要らない。一晩浸水し圧力鍋で
煮るとふっくら柔かく炊けるのだ。
そのインゲン豆とベーコン、キャベツ、人参、玉葱、セロリ、
ついでに手元にあったじゃが芋をスープで煮込み上質ソーセージを
加えた。あっさり薄味なのでバジルでアクセント。
スペインガリシア地方はポルトガルの北で大西洋に面した所。
豆や魚介類が美味しい事で知られている。
幸い十勝は豆王国。
世界の豆料理を地元素材で作る事が出来る。