Nobu Kitchenへようこそ

料理教室開設18年目、新たなおもてなしサロンから私のこだわり発信します。

BIOMBO 屏風 日本の美

2007年10月10日 | インポート

長野で善光寺参りをしたので東京には夜9時頃着いた。都内に泊り翌日は

六本木迄足を伸ばし噂の東京ミッドタウンへ。東京の進化は目覚しく地方在住者

には流れに乗れない部分がある。制限時間3時間を効率よく回るには美術館が

一番。サントリー美術館で開催されている屏風展を見ることに。当日券1300円で

何とまあ見応えのある展示か。BIOMBO (ビオンボ) とはポルトガル語や

スペイン語で屏風を意味し、日本へはビオンボがびょうぶと伝わってきたらしい。

国宝級や重要文化財、そして今回の展示の為に海外から里帰りしたものもあり

紫式部の源氏物語や宮内庁に収められているものまで時代と迫力に満ちた

屏風の数々。安土桃山時代の庶民の暮らしが生き生きと描かれているのもあれ

ば関が原の戦いの陣地配置が細かに描かれていたり、襖絵も見事という他ない。

出口付近にはお洒落なカフェがありそこも行列。私の好きな金沢麩で有名な

不室屋さんだった。サントリー美術館とコラボしているなんてさすが・・・・。

いろんな格差が話題になるが文化の地方格差も何とかして欲しいと思う。

羽田までどういうルートで行こうかと路線表を見上げていたら親切な係員が

大江戸線で大門、京急乗換えが一番ですと。羽田と六本木がこんな便利な

ルートで結ばれているとは知らなかった。魅力的なショップが多々あって次回の

お楽しみに取っておこう。逆ルートもありだから羽田から直行も出来る訳だ。