ボクの奥さん

ボクの奥さんは、甲斐よしひろさんの大ファン。そんな彼女との生活をお話したいと思います。

ダウンタウンなう(2/7)福岡県人会SPおまけ

2020-02-15 14:57:00 | メディア
以前にもご紹介したかと思いますが、かつて甲斐さんがサンストで…
「福岡っていうのは芸能人が多い。誰がいるか」と
松田聖子さん、高倉健さん、草刈正雄さん、小松政夫さん
タモリさん、小柳ルミ子さん、梓みちよさん、中尾ミエさん

…などのお名前を挙げられ「うーん、ズラッといるね
何かみんな、歯を立てて食いしばって生きてる気がするけど(笑)
やっぱり、こう見てみると、骨太だし
ある意味では何だかんだと器用な人が多いねぇ
やりたいこと、きっちりやってくっていう感じでさ
その器用っていうのは、不器用と背中合わせにある
『好きなことをやりたいがために頑張った器用さ』のことではあるけど」…と話されてましたが

その感じは、先日の「ホンマでっか!?TV」や
この「ダウンタウンなう」の出演者の皆さんに限らず
福岡出身の方々に共通する「ニオイ」というか
個性やキャラクターとは別の何か「滲み出るもの」があるような気が…?
もっとも、我が家は「福岡出身」の方というだけで
カテゴライズして見てしまっているのかも知れませんけど…(笑)

…で、その甲斐さんが挙げられた、そうそうたるメンバーの中でも
「福岡県のヒーローは、やっぱり高倉健、ね
ホント、この人はヒーローっていう言葉がピッタリするよね
何十年もメジャーな表舞台で仕事してるっていう意味だけじゃなくて、その存在感のスゴさがさ
やっぱり彼は博多を代表するジェームス・ディーンでしょうな」

…と、おっしゃっていて、健さんが「福岡県のヒーロー」という点にはハゲ同なんですが
最後の「博多を代表する」の「博多」が気になって
ググってみると、健さんは筑豊・中間市のご出身で、北九州市に近いとは言うものの

この番組中、同じく筑豊の田川市出身の小峠さんが
「『田舎出身だ!』と小バカにされる」と訴えていらしたし(苦笑)
「ホンマでっか!?TV」で、工藤先生が「みやま市出身」と明かされた時の
福岡市内出身の皆さんの反応を思い出すと
健さんじゃなかったら、やっぱり同じような目に遇われたんじゃないかと…?(笑)

まあ、筑豊地域は「なんしようと」が「なんしよかーちゃ」になったりして
ちょっと方言がキツく聞こえるみたいですし
小峠さんご自身も福岡市内のことをあまりご存知ないらしく
「福岡出身」の皆さんが出演される番組の事前アンケートを
他の出演者の皆さんに「考えて」とお願いなさるそうで(笑)
「だったら断れ、きさん!」とツッコまれていらっしゃいました(笑)

もっとも、竹山さんが「ホンマでっか…」で…
「『お前、久留米やろが!』『お前、北九やろ!』『福岡市が威張るな!』って
最初、罵り合ってワーッてなるけど
最終的には、みんなで肩組んで『福岡よかね~!』ってなるんですよ(笑)
…と話されていたように、やはり相通ずるものがおありなんでしょうね?

そういえば、甲斐さんは、甲斐バンドツアーの京都公演後に、お花見をなさった時
「東京人っていうのは、シャイな部分があるから
バアーッと盛り上がって、ガァーッと行く感じじゃなくて
誰かが盛り上げても、最初の5分間というのは
ちょっと斜に構えてる…というような部分がある

博多人はもう、花見となったら出かける1時間前から
きっちり花見の態勢に入っとくという人間だから、酒つぎ回って、東京人全部ノセて…
延々1時間やって、やっと東京人がノッて来た
ホントにもう疲れる。ナンとかして欲しいもんです」とおっしゃったり

また…「普通、サウナっていうのは、体を休めに行く場所じゃない?
それが(博多のサウナでは)みんな物凄い勢いで喋りまくってるんだ。どこがサウナだっての(笑)
これじゃ集会しに行ってるみたいなもんだって(笑)
でも、福岡の人間にとってみれば、ワーッと話すことの方が、じっと体を休めてるより
疲れが取れたりするんだよね
これをおおらかと言うのか、ノンキと言うのか?

とにかく、人間が集まるのが好きなのね
家にもすぐ人を呼ぶ。それでジャンジャン酒を飲む
主婦も『あなたかまって』なんて言ってるヒマなんかありゃしない
客がどんどん来るからバシバシ、ビールつぎ回って、笑って騒いで
これが博多のイイ女房」…と話されたりしてましたが

その「飲み会モード」全開の皆さん(笑)が集まられ
たとえ番組収録を兼ねているとは言っても
相手の話の語尾にカブセるみたいにして話し始められる(笑)となると
MCの皆さんが、口を挟まれるのもナカナカ大変そうで(笑)
心なしか?ダウンタウンのお二人も坂上さんも
通常放送より、ずいぶんおとなしくていらしたような気が…(笑)

余談ですが、比較文学者の張競さんは…
「知り尽くしているようで、いつまでも判らない住み慣れた地
見つめようとすると、かえってぼやけて来る故郷
道端の悪臭も壁のヒビも手に取るように思い出せるのに、それらを繋ぐ糸が切れている
『故郷』と『呪い』が合わさって甦る
生まれ故郷を、遠く離れた異郷から観察するには、金属的な冷たい視線が要る」…と記され

作家の小野正嗣さんは「故郷と方言」というコラムに…ふと方言が口をついて出る時
故郷を愛せず、嫌悪し、その何もかもから遠ざかりたい者にとっては
その響きは呪いのように感じられるかも知れない
逆に、故郷の風景とそこで共に暮らした近しい人々の記憶が、ふいに懐かしさと共に甦り
遠く離れて暮らす自分を支えていることに気づくこともあるだろう

…と、こちらも「故郷とその言葉、そこに暮らす人々との
決して切断できない愛憎半ばする絆」に触れられているんだけど
「地元愛が強い」福岡県民の皆さんから「魂を売った」と言われる(笑)
東京在住の「イタリア系移民(笑)」の皆さんも
時にこうした思いをなさっているのかなあと…?
コメント
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