我が家もそろそろ出発します。
本日、シンガポール世界大会に向かいますが・・・
ちょっとレスキューBについて書いておこうかと思います。
レスキューBは、シンガポール世界大会で初めて開催される競技なので、誰も見たことがありません。
(勿論私も・・・)
現状では、ル-ルを読んで競技を想像するしかありません。
今、私達M&Yが想定している競技と、実際にされる競技が同じなのか、全然異なるのか判りません。
とりあえず、現状で私達が想定している競技を簡単に書いときます。
実際に競技をした後に、何が想定と違っていたか、比べるのも面白いかと・・・
レスキューBが、レスキューAと違うところは・・・
・フィールドには黒線が無く、迷路になっている
・被災者が熱を出すので、熱を感知して被災者を発見する
簡単に書くと、この2点でしょう。
部屋の構成はレスキューAと同様で、1階には2つの部屋があり、2つの部屋の間には廊下があります。
その後に傾斜路があり、2階に1つの部屋があります。
部屋は1200mm×1200mmの大きさで、300mm×300mmを基本として迷路が組まれます。
迷路を抜ける通路は唯一つだけであり、他の道はいずれ行き止まりとなる。 (ここ重要ですね。)
床には、黒線などは全く無く、壁を駆使して迷路を抜けることになります。
全ての部屋や廊下、傾斜路は高さ300mmの壁が設置されます。
被災者は、熱を出すヒーターになっており、45℃程度の温度になっているらしいです。
ロボットに搭載した温度センサーで被災者を発見します。 被災者の100mm以内で2秒間ランプを点滅すると得点となります。
かってのジュニアレスキューと違うのは、ロボットを停止しなくても良いことです。 ただし、2秒間を通して被災者からの距離が100mm以内になっていなければ得点にならないので、やっぱり結局はロボットを停止するのでしょうね。
行き止まりの部分には、床が黒く塗られています。 黒い床の部分に5秒間滞在すると減点になってしまうので、すぐに戻ります。 ロボットの一部が入ったら5秒のカウントをするのか、ロボット全体が入ったらカウントをするのかは競技をしてみないとわかりません。
(いや、FAQにそれらしいことが書いてあったのですが・・・私の英語力では判らなかった・・・と、いうことです。)
被災者は、壁の下のほう(床に近い場所)に設置されるらしいです。
ただし、必ずしも迷路を抜ける通路に設置される訳ではなさそうです。
つまり行き止まりに通じる通路に設置される可能性もあるようです。
迷路を抜けるだけでは、全ての被災者を発見できるかどうか判らない、ということです。
ルール上は、障害物(大きいもの、スピードバンプ、小さなもの)が存在しますが、実際にはスピードバンプと楊枝が撒かれる程度かと思います。
大きな障害物が置かれても300mm幅の通路では回避できないので、大きな部屋に置かれるらしいのですが・・・これはどうなるかわかりません。 きっと、今回は大きな障害物は無いと想像しています。
一応、こんな感じなんですけど・・・
最初にレスキューBのルールを子供達に説明した時に、「どうやれば迷路抜けできるかわかる?」という質問にYは「LINK方式で壁に沿って進めば、ゴ-ルに行けるよねぇ。」とすぐに答えました。
するどいなぁ。 まあ、それだと確実に時間切れですけどね。
我が家での、レスキューBのロボットでの練習風景を見てみての感想ですが・・・
壁を駆使して迷路を抜ける部分が・・・2005年~2006年に参加した、「ロボット杉並21」のロボットコンテストの規定競技を思い出します。
壁にぶつかったら、ちょっとバックしてから左に90度回転する。
また壁にぶつかるまで直進して、壁にぶつかったら、ちょっとバックして今度は右に90度回転する・・・
途中からは、こんな感じでゴールを目指しました。
少なくとも、「ソフト屋」のMには、ぴったりな競技だと思います。
さて、他のチームがどんな作戦で迷路抜けと被災者発見をするのか、とても興味深いです。
では、また気が向いたらレポートしたいと思います。(笑)